どうも幸介です!今日のブログは本日開催した中高生対象のワークショップのご報告。思い込みを払拭し、見えたままを描くコツを学び、画力アップを目指す講座です。普段は賑やかな学生クラスですが、今日ほど鉛筆の音が響き渡った日はない。ってくらいに皆集中していました。
まずは手の輪郭が立体的にあらかじめ描かれている紙を配り、その輪郭の中に陰影だけを描きました。普段の授業でも言っている「面に合わせた方向で色をつける」「細部ばかり描かず、全体のバランスを考慮して陰影をつける」「いつ終了してもいいように、バランス良く全体に手を入れる(一部分だけ描かない)」などの基本を反芻しながら描いていきました。受験でデッサンを何枚も描いた生徒や、美術系学校に進学を考えてる生徒は強かったですね!!
陰影を塗り絵した次は、今日の授業の本番、新しい画用紙に見本無し&記憶のみでもう一度手を描きます。想定デッサンですね。先程見本を見ながら上手く描けていた生徒も、ほとんどが苦戦していました。むしろみんな、自分の作品の出来に落胆してました。
今回の授業は、「新しいこと学んだ!上手くなった!!」というよりも、「弱点が分かった…今後はここを鍛えよう」というように、客観的に自分の画力を測れる内容でした。いつものワークショップよりも実りのある生徒が多かったんではないでしょうか。
講師陣的にも、やってよかったな、と感じておりますので、また定期的に開催したいなと思います!参加した皆、今日浮き彫りになった弱点をしっかり把握して、次回からの授業で着実に克服していきましょう!!