はじめまして!今回の夏休みの油絵から主に火曜小学生クラスをお手伝いさせて頂いています、美術系高校に通う二年生のカナホです。ミオスには高校受験間際の中学三年生の冬から学生クラスに通っています。
遅くなりましたが先輩方に引き続き、油絵のワークショップ報告をさせて頂きます。
結論から言うと小学生、めちゃくちゃ上手いです。「え、これ下手なアドバイス出来ないじゃん!!」とだんだん完成に近づくにつれ不安を覚えました笑
私自身、高校に入ってから油絵に触れて最近油の種類を知ったばかりなので、教える時は光の方向や陰影のつけ方などデッサン的な教え方しか出来なかったのですが、みんなよく話を聞いてくれて絵に反映させてくれたのでとても嬉しかったです。(お花やビン、金属は少し難しかったね。)
実は静物画を描くときある一点を描けばそれらしく見えるなんて小賢しい技術もあるのですが(透明なガラス製品、光沢のある金属には白の絵の具で1番光があたるところハイライトを描いたり、果物などには熟す前の色-リンゴなら黄や緑-を先に置いたりしてリアリティを出す)小学生はひとつひとつよく観察してどうしたらそれっぽく見えるんだろう、どんな色を塗ればいいんだろう、と考えて自分なりに工夫して描いてる子もちらほらいてただただ感心しました。自分で考えながら絵を描く作業って案外疲れるんです。そんな時に私たちお手伝いがアドバイスをする訳ですが、何か解決の糸口に繋がってたらいいなあ笑
もしこれからお子さんの絵を見る方がいらっしゃいましたらたくさん褒めてあげてください。みんな長いようで短い夏休みの期間とても頑張ったね。お疲れ様でした!