璃子 中2 油彩
岩田です。本日は、璃子の作品をご紹介します。
とても美味しそうなパフェを拡大し、且つとてもリアルに描いたのは、小学校2年生からミオスに通う、現在中学2年生。
リアルに描けるのは、それだけ長く何かを作ったり、描き続けたりした結果もあると思うんだけど、あまり難しいことを考えず、とにかく素直にものを捉えているなあというところに共感を憶る絵。
果物それぞれに艶の感じがちゃんと違うし、生クリームの少しマットな質感も実に良く捉えています。
もうなんかこういうのって、この筆を使って、こうして描けばこうなるっていうテクニックではなく、とにかく「これ綺麗だなー、リアルに描きたい!」という気持ちが先ずありきで、その一心で描いていたら、いつの間にか自分でも感心してしまうぐらいの絵が描けていましたーって感じなのだと思う。
所謂ゾーンに入るというか、頭で考えるよりも、とにかく楽しくて、感覚的に絵の具をチョイスして、筆を運んでいるような感じ。
大人になると、ついつい描く上で、考えすぎてしまうことが多くなると思うんだけど、こうした明快で、好奇心を持って、ワクワクしながら描いている絵は、やっぱり良いなぁと単純に思うのでした。