
昨日のエイプリルフールに嘘をつき忘れてしまったオバラです。いつも大ボラ吹いて、ハッタリかましているので、ま、いっか。
先週は遠足2日間(+学生ボランティアと平和公園で4時間花見)、ワークショップが2日間あり、目の回るようなイベント続きの1週間でしたので、少し気が抜けてしまいましたが小学生クラスの遠足の前半(午前中)のご報告をさせて頂きます。

今年は30人で砧公園でスケッチ、世田谷美術館鑑賞のコース。
暑い程の陽気で桜満開の公園内に入ると、大勢の楽しそうな花見客もいてテンションマックス。走ったり転んだり、こんなんでちゃんと写生なんてできるのだろうかと心配になっておりましたが、流石うちの子達は切り替え上手。桜を描く子とつり橋を描く子にサッと分かれて黙々と100分スケッチに取組むことができました。

途中たくさんのギャラリーに「上手ねー!」などと声を掛けて頂き、照れながらの制作は刺激とやる気になったと思われます。教室内の制作では「もう終わりでいいでしょ?」とすぐに飽きる子も、「え?あと20分しかないの?もっと描きたい!」などと耳を疑う(意味が違う?)発言まで。

つり橋をモチーフに選ぶのは、腕に自信のある子達ばかり。大人げなく本気モードで描いたつり橋の見本をチラリと見せると「俺がその絵を超えてやるぜ!」と、最近アトリエで教わったパースや遠近法・一点透視法・二点透視法を駆使して、子どもらしさとは掛け離れたを作品を描き上げました。お陰で半数が着彩までいきませんでしたが、小学生でここまで描ければ満足でしょう。平面の写真からなら描けても、目の前にそびえる立体建造物を写すのは、自分がほんの少し動いただけで見え方が変わってしまうので相当難しいのです。3月のカリキュラム『住吉神社の写生』の技術も余すところなく発揮されたと思われます。この急激な上達は『勉強した技は、すぐに反復させよ』の教えが利きましたね。完璧に習得しました。
以上、スケッチのご報告でした。明日は田中先生がたくさんの写真と共に後半の報告をさせて頂きます。お楽しみに!