モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

色水鉄砲の乱

2020-08-03 23:51:19 | 小学生 イベント

コロナ騒動と大学の不安定な状況でご無沙汰しておりました、アサヒです!
月曜クラス一平先生、火曜クラス大竹先生に続き、水曜クラスの色水鉄砲のブログです。

今回の色水鉄砲の授業は、私にとって久しぶりの小学生クラスでした。「水曜クラスのみんな覚えてくれているかな?」と、すでに月曜・火曜と高校生アシスタントの先輩達が色水鉄砲遊びをした後のTシャツを借りて、着ながらソワソワと待っていましたが、そんな不安も束の間。入ってくるなり開口一番「アサ先生!何そのダッセー柄のTシャツ!!」「だっさ!」「なんかきたなーい」「何色なの、それは?」と辛辣なコメントを受け、「全然変わってないじゃん!!これなら遠慮なく指導できるな」と安心しました。(ちょっとイラッとしたのは秘密です)

天気は曇り時々雨、水鉄砲に関して十分に説明を受け、自分の胸に自分の色水鉄砲を撃ち、真っ白のTシャツを汚すことへの抵抗をなくす「度胸試し」↓

胸に撃った色と合う色を考え、その色を持っている友達に胸を撃ってもらう「ガンマンの決闘」↓


を行なってから、ついに「色水鉄砲合戦」の開戦です!!

戦いの様相は鮮烈でした。飛び交う八色の色水は弧を描いて戦場を彩り、それぞれのTシャツはみるみるうちに鮮やかな色に染まっていきます。「ここに水色欲しい!」「オレンジ頂戴!」「背中が白すぎる!撃って!!」など、今回の遊びでしか得られない気づきもたくさんありましたね!

「顔は撃っちゃダメだよ!!ダメだからね!」と散々言ったのに、私は合計4回くらい目に入って痛みにのたうちまわりました。友達の顔には撃たないで、私とノリ先生と一平先生の顔にだけ集中攻撃するのは偉かったのですが……。いや、全然偉くはないですね。

最後に色水を撃ちきった水鉄砲にただの水を入れて、元の色水よりも薄くなった状態で撃ち合いました。これがまたオリジナルTシャツにいい味を出していましたと感じます。そのままの濃さで撃っただけだと白の面積が多すぎたTシャツも、薄めた色水で撃つことによって白が全体的にほんのりと染まり、「ただ色水を撃っただけ」ではない完成度に仕上がりました。

うっとうしい小雨も何処へやら、小学生たちの熱気で晴れ間も見え始め、みんな満足げにどろんこでアトリエに帰りました。タオルでゴシゴシ顔や手についた色水を落とします。「これから電車に乗るんだけど!」と言っていた生徒さんも、体に残る激戦の証がちょっと誇らしげでしたね。

感染症で大変な状況の中ですが、みんなが楽しんでくれたならとても嬉しいです。短い夏休み中も元気にお会いできることを心待ちにしています!!


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