モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

最終報告

2014-10-15 14:04:00 | 展覧会
2014tenrankai1_2
オバラです。もう飽きたと言われそうですが、今日まで展覧会ネタにお付き合い下さいね。
左の写真は、最終日搬出10分前の月曜小学生クラス授業風景です。
6年生に自分の油絵のプレゼンテーションをしてもらいましたが、そのあまりに素晴らしさに、大人のお客様からも感嘆のため息がもれる程でしたので、その内容をお伝えします。
「この風景画の元になった写真はインターネットの画像なので、日本か外国かも分かりませんが、何千枚もある写真の中からこれを選んだのは、燃えるような夕日がとても印象的だったからです。
夕日の赤を綺麗に見せる為に注意したことは、暗いほうの空の色味です。単純にならないようにと先生から夜の空の中にたくさんの色を作ることを教わり、ようやくこの色にたどり着きました。
またトワイライトという、電気を点けるか点けないか迷うような時間帯は、一日の内で一番色が見えにくいと言われていますので、手前にある木の緑も、黒に近く表現しました。でもそれだと遠近感が出ないので、絵の具をたくさん盛ってマチエールを付けました。
私の感動がこの絵から、たくさんの人に伝わると嬉しいです。」

ぐう…完璧すぎて言葉が出ない…
クラスメート24人+大人20名以上の中で、原稿もなく上記の発表ができるリンちゃんに敬服。
よく私は大人になって役立つようになった生徒に「育てといて良かった!」と言いますが、7年アトリエに通っているリンちゃんは確実に私が育てたんじゃないと自信を持って言えます!(いやココは自信持って否定しちゃダメか。)
ラストが気持ちよく〆られました。

右の写真は、今、同じ場所で、水曜クラスの松岡さんが水墨画展をやっていますので、その宣伝です!
年配の方ばかりの作品ですので落ち着きがあって、同じ場所でやっているとは思えません。
日曜日までですので、ぜひお立ち寄り下さい♪

2014tenrankai2
意外に多い、「先生達の写真もアップして!」要望。
左は、搬入前に撮った集合写真。右は搬出後に生徒のお父さんの焼き鳥販売車を呼び、200本もの焼き鳥をアトリエで焼いてもらっての大宴会の様子。目も眩むようなたくさんの貢物(南澤ブログより抜粋)は、ここで食べさせて頂きました!ワイン15本もほぼ空けてしまいました!皆様ありがとうございました!

今更ですが、ついでにご紹介します。
左後ろから
大人・学生クラス担当-京谷美穂(多摩美・油)
 物腰低く、誰に対しても非常に丁寧ながら、人の話を全部聞き終わる前に独自の解釈が脳内で膨らむせっかちさん。フランス在住24年(作家活動+フランス人に絵を教えていた)のせいか?フランス語が止め処もなく聞こえるように、話しも少々止め処も無い。
小学生・学生クラス担当-南澤孝見(芸大・金工)
 自らを「デタラメな人間」と言う宇宙人。デザインスタジオを経営し、常に多種類の仕事を複数抱え面白い事を企画しているが、たぶん私や田中先生同様、電池が切れたようにパッタリ死んじゃうタイプ。(岩田先生と芸大時代の友達で、「岩ッちょ」と呼ぶ)
大人・学生クラス担当-岩田俊彦(芸大・工芸)
 「心を込めて丁寧に謝れば何だって許される」と豪語する(悟ってる?)、世界中から漆作品の展覧会を依頼される作家。性格は適当だが、毎日少しずつしか作業が進まない漆の素材を選ぶだけあり、丁寧な仕事をする。(南澤先生の事は「ミナ」と呼ぶ)
下の段左から
大人・学生クラス担当-安本依里花(多摩美・総合D 1学年在学中)
 小学生の頃からミオスに通うOG。中学生頃から田中先生の作品のモデルとなっている内、影響されて悪の道(美術系)に進み、髪の色もコロコロ変わるのではないかと、田中先生に秘かに責任を感じさせている存在。(現在アシスタント)
幼児・小学生・大人クラス担当-庄司真梨子(女子美・油)
 高校生の頃からミオスに通うOG。最近喘息が酷く、夏でもマスクが手放せずヘロヘロしながら「でも私の自慢は、相手に体調不良を全く悟られないパワーが一瞬(アトリエにいる間)だけ出せる事です!」って、夏にマスクしてたら誰でもおかしいと思うわ!
小学生クラス担当-上村麻実(女子美・油 3学年在学中)
 中学生からミオスに通うOG、じゃなくて、美大に通う現在もミオス生徒でありながら、小学生クラスも手伝っている。私と田中先生に「これでもかっ!」という程しょっちゅう怒られているのに、退会しないどころかアシスタントまで志願して、Mなのかもしれない。
親子・幼児・小学校受験クラス担当-伊藤絵里(女子美・プロダクトD)
 やわらかい印象と大学生と高校生の母である為か、見た目主婦と言われることもあるが、展覧会に来た私の男友達に「中身良い意味で女子大生っスね!」と言われ、本人複雑。小原と高校・大学が一緒でありながら、性格の違いから全く友達じゃなかった。
小学生・学生・大人クラス担当-田中幸介(多摩美・グラフィックD)
 1ヶ月ごとに髪の色とデザインが変わる派手なお兄さん。お母様方に「お子さんが影響されて、こうしたいって言ったらどうします?」と聞くと「中身(人間性)も幸介先生ならOKです!」と即答される程その信頼は厚い。私が知る限り、この世で最も愛される男。(でも結婚できなそう)
代表-小原京美(女子美・油)
 やることなすこといい加減で、何でもすぐに忘れる為、よく田中先生から「これ教えるの4度目ですが…」とわざわざ回数まで前置きされる。子ども達からは「暴力教師」「元ヤン」「GTO(グレート ティーチャー オバラ)」「鬼教官」などたくさんの称号を頂いている。

偏ったスタッフ紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、出品・ご協力頂きました全ての生徒さんに、御礼申し上げます!

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無事終了しました!

2014-10-14 03:04:00 | 展覧会
2014tenrankai_2オバラです。
昨日で【第11回生徒作品展・20周年記念2会場同時開催】が無事終了致しました。
搬出時に台風が心配されましたが、ギリギリなんとかかわす事ができ、作品もほとんど濡れずに済み、ホッと胸を撫で下ろしました。

普段お会いする事のない保護者様(特にお父さんや、おじいちゃんおばあちゃん)、大人のクラスのご家族の方々やお友達など、1日に何百人ものお客様が来場して下さり、大変嬉しい反面、ごあいさつもままならないまま帰られてしまったお客様も多く、反省と後悔が渦巻いております。
スタッフの誰ともお話ができずに、会場を後にされた方がいらっしゃいましたら、深くお詫び申し上げます。

祭が終わった後は、なんとなくもの悲し気がするものですが、そんな私を労って、こんなものを頂きました↓

20年前に小学生で21歳までの10年間アトリエに通っていた、現在レタッチャー(フォトグラファーが撮影した写真に画像処理をし、クオリティー高い広告ビジュアルの仕上げを担当する職業)の元生徒が、15分にも及ぶ長編の動画を作ってくれました!(ものすごく感動して、育てておいて良かった!?と思わずにはいられません)
会場に来られなかったお客様、ぜひこちらで雰囲気を味わって下さい☆

https://www.youtube.com/watch?v=J4_fTUJ5Rwc
このアドレスで動画見れますよ。
動画の右下の歯車マーク (設定) で 720p 以上にすると
画質が上る感じですが、基本ネット上にUPしている段階で動画はかなり劣化してます。
人を避けながら撮ったから少し作品はみ出したりとかしてるけどね・・・笑


最後になりましたが、ミオス関係者の皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

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教室展示のご報告!

2014-10-13 04:25:00 | 展覧会
Tenrankai_2
どうも幸介です!今回の展覧会は国際交流センターとアトリエとの2会場同時開催でしたが、たくさんの方にご来場いただきありがたく思っています。僕は土・日・月と教室展示の担当をしておりましたが、普段会うことのない生徒の皆さんのご家族やご友人と会話をし、アトリエとはまた違った家庭での様子など面白い話しを沢山聞きました。

普段アトリエは、生徒の皆さん自身しか立ち入らない場所です。今回の教室展示は、作品を見てもらうだけでなく、そんな開かずの間(?)のアトリエを見ていただいたきたいという意味合いも含んでおりました。特に小学生の皆のご家族の方々、いかがでしたか?あの場所で20人弱ぐらいが毎日のようにワイワイと走り回っているのです。講師をジャングルジムか何かと思っている生徒達に足蹴にされております!

この夏は小学生クラスの各曜日に出向き、多くの生徒と対話した後の展覧会でしたのでご家族と話ができるのを楽しみにしておりましたが、生徒の皆がお母さんお父さんと一緒にいる時の静けさったらありゃしない!!そんなのも含めて楽しい時間を過ごさせていただきました。

次の展覧会はまた2年後となりますが、展覧会目指してまた新たに作品を沢山作っていきましょう!

田中幸介

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展覧会に寄せて

2014-10-12 21:36:28 | スタッフ講師
Tenrankai_2_3

連日大盛況の展覧会。
初めて参加させていただく私・京谷は、ただただ感動しております。

会場お当番の朝、国際交流センターの展示室へ参りますと、まだ照明が点いていないなか、淡い自然光に照らされた生徒のみなさまの作品が静かに迎えてくれました。一点一点キャプションの点検も兼ねて拝見して行くうちに、少しずつ朝陽が窓から差し込んできます。その瞬間、小学生のみなさんの絵画作品がきらきらと輝き始めました!桜のピンク、空や海の青、木々の緑、お友達や自画像の笑顔・・・何とも言えず、見入ってしまいました。
小さな生徒さんと小学生のみなさんのエネルギーを浴びた後、学生クラスの生徒さんの作品へ。こちらはまさに人生のひとつの分岐点に立つもの特有の匂いを漂わせています。どこか斜に構えているようで、健気なほどの真面目さもある。手探りで、「自分」と向き合ったり「自分」を探したりしているのかな?私も自らの「あのころ」に思いを馳せてみたりしました。
そして、大人クラスのひしめき合う大作の数々の前へ。圧倒されます。時を重ね、様々な思いを胸に秘めた方々のそれぞれの表現が、アトリエから広い空間へ場所を移して共存している。制作過程に少しだけ立ち会うことができた方々の作品には、とりわけ感慨深いものもありますが、とにかくみなさん素晴らしいです!
岩田先生の講評も一緒に拝聴いたしました。みなさまのこれからの制作活動が増々充実されて、ばんばん新作品が仕上がっていくのではないでしょうか。私もとても勉強になりました。

みなさま、大変貴重なひとときをご一緒させていただきまして、感謝感謝です!

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講評会

2014-10-11 09:50:00 | 展覧会
Photo
講評会に参加下さいました皆様誠に有難うござました。今回も沢山の方々にお集り頂きまして大変有意義な講評会を行うことが出来ました。

1点1点、作品を見て行く中でやはり皆さんの作品に賭ける思いがひしひしと伝わってきました。絵を描き初めて間もない方から長年描き続けていらっしゃる方まで、皆それぞれの目標を持って制作にいそしんでらしゃる。大変素晴らしいことです。

こうして沢山の作品が一堂に介することはめったに無い機会ですが自分が来ている日以外の方々の作品を見ることでかなりの刺激があったことと思います。これからの制作のヒントなども見つけられたかもしれません。

正直、時間の関係もありますが私としてはもっと1枚の作品をじっくり読み解きつつ、皆さんの方向性を聞きながらコメントをさせて頂きたかったというのが本音です。でもそうすると3~4時間位平気で掛かってしまいますから現実的には難しい面もあるかもしれませんがそれくらい1枚1枚の作品からそう思わせるオーラが出ているということなんですね。

皆さんにはとにもかくにも描く、作るということを心の底から楽しんで頂きたいと思っているんです。特に長年絵を描き続けていると何となくマンネリ化してしまうことがあると思うんですがやはり常にチャレンジするという思いを忘れないで頂きたいと思っています。
今までの自分の殻を破ることは不安でもあり、上手くいかないことを伴うかもしれませんが今まで自分がやって来た描き方や画材に囚われず何歳になっても描くこと、作ることにドキドキしていって下さいね!

日々の生活では私自身も含めて色々なことがありますが絵を描いたり、何かを作っているひと時が皆さんの人生に於いて生きがいになって頂けるとしたらこんなに素晴らしいことはありません。

これからも沢山の作品を生み出していって下さい!応援しています。

岩田




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講評会予告

2014-10-10 00:16:00 | 展覧会
2014ten1010オバラです。
展覧会も4日が過ぎましたが、毎日お客様を連れて来て下さる方どころか、同じ日に時間をズラしてお友達と待ち合わせされる方までいて、私達スタッフも楽しく過ごさせて頂いております。
子ども達の保護者様とのお話ももちろん面白いのですが、大人クラスの方の元保護者(?)のお話も大変面白く、「この子(40代)は小さい時から妖怪が大好きだったけど、いまだにこんな絵を描いているのねぇ!!」「え!?この絵は妖怪じゃないんですけど…」、「うちの子(30代)こんな絵を描いて、会社でなんかあるのかしら!?」「いや、逆の心配する程、かなり自由奔放に生きているように見えますが…」、「どうぞメッセージを書いてあげて下さい」「息子(60代)は反抗期で喧嘩になるから書きたくない。」、「先生うちの子(50代)はもっと厳しくしつけてやって下さい!」、「○○ちゃん(40代)、とっても上手でしょう?小さい時から賞状をたくさん頂きましてね♪」、「ちょっと口下手なんだけど(30代)、可愛いところもあるんで、見捨てないでやって下さいね。」など、ハートフルな会話が微笑ましくてなりません。(かく言う小原母も来たらしく、伊藤先生に「馬鹿娘のワガママにいつも振り回されてちゃダメよ!全く親の顔が見たいわ!!どんな育て方したのかしら…」と言っていたらしいです。)
あと3日でエピソードが増えるか楽しみです!

お知らせ
明日の土曜日14:00から岩田先生による大人クラスの講評会があります。
自分の作品のアドバイスだけでなく、他人のアドバイスなども勉強になりますので、奮ってご参加下さい。

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お待ちしております!!

2014-10-09 21:19:44 | 展覧会
Youji1_2
本日展覧会3日目となりました。
連日多くの方にご来場いただき誠にありがとうございます。
今回の展覧会は229名の方が参加され、作品数にして609点という大変見応えのある会場となっています。
全てのクラスの作品が同時に鑑賞できる場となっているので、普段アトリエに通われている生徒さんも他のクラスの方の作品や違う世代の方の作品を間近で見ることで、お互いにとても刺激になっているように印象を受けます。
私が普段お会いする機会のない大人クラスの方とお話させていただいて感じることは、皆さん探究心がとても強いですね。展覧会会場にも何度もいらして、様々な技法を熱心にご覧になっている姿が印象的です。刺激を受けて新しい画材や技法に挑戦しようと意気込みも感じられました。

さて本日の写真は、8日(水)に行われた幼児クラスの生徒さんと保護者の方が作品鑑賞している様子です。
自分の顔を鏡で見ながら描いた自画像や運動会の絵など平面作品が多く出品されています。
また立体作品は、粘土作品、木材ロボット、ユニークな形のお面が見所です。
幼児クラスのみんなにも展覧会恒例のメッセージカードを書いてもらいました。お友達へのお手紙だけでなく、大人の方へもコメントを書いているようですよ。
迷わずにこの絵が好き!と感じた作品の前で、覚えたての平仮名で感想を書いているので、微笑ましいコメントが届くかもしれません。
Youji2_2
交流センターでの鑑賞が終わり、第2会場となるアトリエへ移動し、教室内展示もみんな揃って鑑賞しました。
こちらの様子は写真を撮り忘れてしまいましたが、小学生のお兄さんお姉さん達がスチレンボードで作った作品の中からお気に入りのものを見つけたり楽しんで鑑賞していました。
第2会場には大人クラスの方が入会当初に描くモチーフが展示してあるので、お母様向けにデッサンについてもご説明させていただきました。

展覧会はあと4日間あります。
ぜひご家族揃ってまたご友人やお知り合いをお誘い合わせの上ご来場ください。
メッセージカードもたくさん書いていただきたいので、何度でもいらしてくださいね!
お待ちしております。

伊藤絵里

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賑々しくもしっかり鑑賞中!

2014-10-08 23:22:00 | 小学生 イベント
2014_10_8_01
アトリエミオス展覧会、二日目となりました。皆様ご来場ありがとうございます!

本日は、水曜小学生クラスの鑑賞授業の様子をお伝えしますね。
すでにご来場いただいた方も、写真に見慣れない風景が混じっているかと思います。実は小学生と幼児クラスは展覧会見学の授業となるので、一足先にアトリエ教室内の展示も鑑賞しているのです。本来は教室展示は10月11~13日の土・日・月三日間なのですが、ちょっとラッキー?大人クラスやご家族、ご友人の方々、週末までしばしお待ちを…。
じっくり見ていると、この人はなんでこういう絵を描いたの?と悩んで議論が始まったり、自分の作品探しに熱中したり…様々ですが、皆想像以上に真剣に、作者を想像したりと鑑賞を楽しんでいました。

アトリエ内を見終わった後は、メイン会場の国際交流センターへ!
毎回恒例、作者への感想の手紙を鑑賞しながら書いていきます。大人クラスの作品を前に、これは写真でしょ!違うの!?上手すぎ!なんてびっくりしている声も飛び交いつつ…。どうやったらこんなふうに描けるんだろう?と悩んだり、幼児クラスの作品にカワイイ!と歓声があがったり。しっかりと絵を鑑賞し、自分の気に入った作品を見つけメッセージをしたためていました。なんと15枚以上書いた子まで!メッセージカードも足りなくなってしまうくらいの勢いでした。最後はクラス皆で集合写真でシメ!元気いっぱいの小学生クラスの様子が写真からも伝わるかと思います。

2014_10_8_02_2あんなに黙々とメッセージを書いていた子も集合写真を撮る段になれば、こんなに大はしゃぎでした。ブレブレだよ!切り替え早いなぁ! そんな様子もまた楽しくおかしいものですね、庄司でした。

展覧会は始まったばかり!皆様ぜひ、何度でも!ご来場くださいませ。

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展覧会2014開幕!!

2014-10-07 00:22:00 | スタッフ講師
輝け!第11回アトリエミオス生徒作品展が本日より川崎市国際交流センターにて幕を開けました! (南澤)  

今年はアトリエ20周年ということもあり、気合い溢れた準備が連日行なわれておりましたが、今日は朝からメイン会場の搬入、設営でありました。炎のような闘志炸裂するオバラ将軍に率いられ、僕らスタッフも身を粉にし、牛馬のごとく奮戦いたしました。そして電光石火の作業の末、無事16時のオープンを果たしたのであります!!(拍手!)

2014ten

会場に所狭しと陳列された傑作、奇作、珍作のひとつひとつが眩い閃光を解き放つ有り様は、蓬莱の玉の枝かと見紛うばかりの神聖さであります。幼児作品の無垢さには来るべきインディゴチャイルドの萌芽!小学生絵画の七色の波動!学生クラス作品の真摯な熱情にはエメラルド色に輝く無限の可能性!そして、もはや一点づつがゆっくりと浮遊しながら回転している大人クラスの作品群は、ほとんどファティマの奇跡なのでありましたー!

興奮冷めやらぬレポートで恐縮でありますが、皆さん、日本美術界の秘宝、アトリエミオス展覧会に是非お越し下さいませ~!!!

(なお20周年を祝う目も眩む高価な贈答品や、ビルが建つような莫大な寄付金は、 ー以下省略。)


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搬入前日

2014-10-06 03:07:00 | 展覧会
2014オバラです。
いよいよ搬入前日!(というか、当日。今3時ですが、朝までに間に合うかなー?ちょっとドキドキ!)
細々したものはまだ残っていますが、こんな感じになりました!
あと5時間後、朝8時半から国際交流センターに搬入し、16時までに飾り付け終了となるよう頑張ります。
準備期間中、差し入れ頂きました皆様、お心遣いありがとうございました!!!

お詫び
私事で恐縮ですが、昨夜身内に不幸があり、水曜日、木曜日が、ほとんど会場に顔を出せなくなってしまいました。
この日においで頂く予定の皆様、本当にごめんなさい!
でも田中先生がいますよー!新しい髪形にご期待あれ!

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お手伝いありがとう!

2014-10-04 03:36:28 | 展覧会
Tenrankaiオバラです。
連日22時間ほどは準備に勤しんいる、私と田中先生と伊藤先生は少々グロッキー状態です。(正確に言うと、早朝から夜まで伊藤先生、午前中から真夜中位まで田中先生、お昼から明るくなるまでが私。)
そんな中、中3受験生の一平が連日塾の合間を縫ってお手伝いに来てくれてありがたいです。今日は土曜日なので、「お礼に焼肉でも行く?」と声を掛けると、「俺、カレーが食いたい!ココ壱のカレー大好き!」と欲の無い事を言うので、田中先生が「バカ!なんでノリ先生がせっかくご馳走してくれるって言ってんのに、焼肉って言わないんだよ!俺は焼肉に行きたいよ!」と言っていて笑えました。安くこき使っちゃった♪
だいぶ形になってきましたよ!教室展示、いい感じいい感じ!
北の窓際には、大人クラスで入会した方に必ず描いて頂く4つのモチーフをセットしてみました。
全員通った道ですから、きっと懐かしいと感じて頂けると思いますし、ご家族の方がご覧になったら、「あ!あの下手クソだった時代のモチーフ?」と鼻で笑ってくれるに違いありません!
ちなみに教室の展示期間3日間は、田中先生がアトリエに在室しています。
伊藤先生と私は、毎日国際交流センターに詰めている予定です。(センターは9時からオープンしていますが、たぶん10時くらいからクローズの21時まで会場にいるつもりですが、不定期に休憩を入れさせて頂いています。)
では皆さんお楽しみに!

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牡丹の花

2014-10-03 10:17:58 | 大人 日本画
Kimura01木村 日本画

着々準備進行中のアトリエです。

本日は日曜大人クラスより、木村さんの日本画をご紹介します。今回は牡丹の花を描かれました。
日本画で花は普遍的なモチーフですが、同時にとても難しいものです。よくぞここまで描かれたと感動してしまいます。木村さんのコツコツ積み上げた日本画の経験、そして毎回地道に進めていく根気強さの勝利です!
繊細かつ緻密な花びらの描写、奥の花のぼかし方にはとても苦心されました。描き込み過ぎてはいけないが、同じ花であると伝えるにはどこを描きどこを省略すればいいのか一筆ごとに考えて色を置いていきました。描き過ぎた時はぼやかしたり他を強くしたりと、持ち前のバランス感覚で描き上げたと言っても過言ではないと感じます。
そのおかげで、中央の牡丹の花びらもガラス細工のように繊細に浮かび上がりました。しかし中心の密で肉厚な描写により消して割れない芯の強さが感じられ、迫力の画面です。
背景のオレンジもじわりと発光するように入って、格好良いですね。抑えの部分の暗い背景も、濃い緑などを使い葉の印象をのせていき、まさに縁の下の力持ちとして画面を支えてくれています。単調にならないように、強弱もとても気を配って描かれました。
今回の作品もじっくり腰を据えて描いただけあって、深みと凄みの伝わる作品に仕上がりました!
この一作、展覧会でもじっくりご覧になってください! 庄司でした。

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フル稼働中

2014-10-02 23:58:26 | 展覧会
Kyouryu←学生たちが制作した恐竜を車で搬送中
只今アトリエから別の場所に引っ越して、とある住宅街で展覧会の案内役を務めております。

昨日より展覧会準備の為、全てのクラスの授業はお休みをいただいております。
スタッフ総動員で会場設営の下準備を行っていますが、ほぼ24時間体制フル稼働のアトリエ教室内です!!
今日私は、おやこ・幼児・小学校受験クラスの紹介パネルを作成していたのですが、その隣では平面作品の裏打ちをしている先生がいて、またその横では会場の目印となる立体看板を作成している先生がいて、その奥ではレタリングをしている先生、PC打ち込みしている先生・・・と、様々な作業が同時進行している状況です。
先週は壁がきれいになり、今晩は床もピカピカになる予定なので、普段は雑多な教室が一新してアトリエ内も会場になります。あと数日間フル稼働は続きそうですが、気持ちよくオープニングを迎えられるように頑張ります!
(前回の展覧会では、オープニング3日前にアトリエのプリンターを壊してしまったという過去があるので、今回はプリンターとの相性がどうなるか心配でしたが、本日約400枚の印刷が無事終わりホッとしてます・・・)    伊藤

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スパルタ王

2014-10-01 23:19:09 | 小学生 絵画
オバラです。昨日の南澤先生に引き続き、小学生クラス夏休み中のカリキュラム『名画クレヨン模写・写真エンピツ模写』のご紹介ラストとなります。
元の原画が完璧なので、かなりなクオリティーの高さに見えますね!
“創造は、真似ることから始まる”という昭和の教育方法“お手本の真似”を実践してみました。
Mosha2
田中先生も、南澤先生も、口を揃えて「今回のカリキュラムはスパルタだった」と振り返っていますが、私は常に竹刀どころか木刀振り回して子ども達から「暴力教師」と呼ばれていますので(いや嘘ですよ。保護者様からお預かりしている大切なご子息なので、素手でしか殴っていませんのでご安心下さい。とっさに手足が届かない時だけ道具を使用。)いつもとあまり変わらぬ授業だった気がします。
それでも、このような授業に慣れている高学年は「先生できたー!」と安易に大声を出す後輩にこうささやきます。「こんな中途半端な時間に『できました』って言ったって、どうせイチャモンつけられるんだから、時間いっぱい描いてるフリしてギリギリに『頑張りました!』って言えばいいんだよ。そうすると先生は『最後まで一人で一生懸命やったね!自分で仕事を見付ける努力をして偉いね!』って評価してくれるんだから。」と。(でも丸聞こえ)
ムカツキますが、世の中の仕組みや子どもである自分のと大人である先生との関係をよくわかっていますねー。処世術を学べる教室、アトリエ・ミオス。
もちろん、そうは言ってもやることがわからない手持ち無沙汰に長時間耐えられるはずもなく、うっかり周りにチョッカイ出して迷惑掛けて叱られたり、くだらないギャグを連発しまくり悪目立ちして怒られ、結局はアドバイスと言う名のイチャモンを素直に貰っていた方が良かったかも?という結果に落ち着くのですが。
しかしこう書くと、やっぱりこのカリキュラムの授業は、アトリエ・ミオスは、ヨットスクールなのでしょうか?
いや、素晴らしい作品ができた方がいい!
怒られたりけなされたり、馬鹿にされたり呆れられたり、ぶたれたり蹴られたりするのに、慣れておくのもいい!社会に出たら理不尽なことがたくさんあって、下げたくない頭を下げなきゃならない事も多いんだから。

っかなー?展覧会前にあんまり吹かすと保護者様とお会いした時、まーた「うちの子はピシャッとやってくれていいので、どんどんしごいて下さい!」とお願いされちゃうなー。

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