民主党の渡辺秀央参院議員が党を離れ、ぶって姫らと一緒に「改革クラブ」なる新党をきょう29日に旗揚げするという。
いつあってもおかしくない次期衆院選後に、どこぞの党に高く売り込もうという算段だろう。渡辺は小沢一郎の党運営について「非常に政局的」「稚拙に過ぎる」などと公然と批判しているという。いや~、よく言えますね。
彼らの離党、新党結成こそ政局そのものの動きではないか。目くそ鼻くそを笑うとはこのことだ。
メンバーがまた素晴らしい。最古参の渡辺は拓大出身。総長だった中曽根康弘のカバン持ち→秘書を経て新潟3区選出の衆院議員となった。田中角栄と同じ選挙区で、常に当落線上を綱渡り。金にもシビアで、いくつか訴訟も抱えていたようだ。せがれは昨年の統一地方選で見附市選挙区から県議に立ったが、あえなく落選。地元での渡辺の人望のなさがしのばれる。
大江康弘はかつて「参院のドン」とも言われた玉置和郎の秘書を経て政界入り。玉置は中曽根内閣の総務庁長官であり、渡辺とは中曽根つながりである。中曽根と同名なのは偶然か。県議からのたたき上げで、台湾ロビーでもある。
姫井由美子はバカバカしいので省略。
荒井広幸は自民党→新党日本→無所属と良く動く。政界の一寸法師を自称するだけのことはある。政治信条が定まっていないということでもあろう。
松下新平などという名前はうかつながら知らなかった。自身のHPを見る限り親台湾、新自由主義的傾向がうかがえる。
概観したところ、中曽根大勲位の影がちらつく。平沼赳夫らと絡む局面があるかもしれない。しかし、政治的影響力は国民新党にも遠く及ばない。渡辺をはじめ顔触れが悪すぎる。次期衆院選後、どこまで命脈を保っているかが最大の見所では、しょせん徒花である。
渡辺、大江は比例選出の議員であり、離党即、議員辞職が筋だが、そういうことを気に掛ける連中ではない。
いつあってもおかしくない次期衆院選後に、どこぞの党に高く売り込もうという算段だろう。渡辺は小沢一郎の党運営について「非常に政局的」「稚拙に過ぎる」などと公然と批判しているという。いや~、よく言えますね。
彼らの離党、新党結成こそ政局そのものの動きではないか。目くそ鼻くそを笑うとはこのことだ。
メンバーがまた素晴らしい。最古参の渡辺は拓大出身。総長だった中曽根康弘のカバン持ち→秘書を経て新潟3区選出の衆院議員となった。田中角栄と同じ選挙区で、常に当落線上を綱渡り。金にもシビアで、いくつか訴訟も抱えていたようだ。せがれは昨年の統一地方選で見附市選挙区から県議に立ったが、あえなく落選。地元での渡辺の人望のなさがしのばれる。
大江康弘はかつて「参院のドン」とも言われた玉置和郎の秘書を経て政界入り。玉置は中曽根内閣の総務庁長官であり、渡辺とは中曽根つながりである。中曽根と同名なのは偶然か。県議からのたたき上げで、台湾ロビーでもある。
姫井由美子はバカバカしいので省略。
荒井広幸は自民党→新党日本→無所属と良く動く。政界の一寸法師を自称するだけのことはある。政治信条が定まっていないということでもあろう。
松下新平などという名前はうかつながら知らなかった。自身のHPを見る限り親台湾、新自由主義的傾向がうかがえる。
概観したところ、中曽根大勲位の影がちらつく。平沼赳夫らと絡む局面があるかもしれない。しかし、政治的影響力は国民新党にも遠く及ばない。渡辺をはじめ顔触れが悪すぎる。次期衆院選後、どこまで命脈を保っているかが最大の見所では、しょせん徒花である。
渡辺、大江は比例選出の議員であり、離党即、議員辞職が筋だが、そういうことを気に掛ける連中ではない。