見えぬもの確かにあると青葉闇
国際児童図書評議会(IBBY)の創設者・イエラ・レップマンの提唱により、国際児童図書評議会が1966年に制定。
デンマークの童話作家・アンデルセンの誕生日。
息子に買ってやった本で一番心に残っている本です。
今でもまだ家にはあります。
子供の疑問に真摯に答えた新聞社の記者さんも素敵でした。
「編集者さま 私は8歳です。
私の何人かの友だちはサンタクロースはいないと言います。
パパは「サン新聞が言うことならそのとおりだ」と言います。
どうか私に本当のことを教えてください; サンタクロースはいるのでしょうか?
115 西95番街 ヴァージニア・オハンロン」
「Is there a Santa Claus?」という題名で、投書してくれたことに対するお礼とヴァージニア・オハンロンからの手紙の内容を載せた後に、「VIRGINIA, your little friends are wrong.(ヴァージニア、あなたの友達は間違っています)」の書き出しで始まり、特に有名な「Yes, Virginia, there is a Santa Claus.(そうです、ヴァージニア、サンタクロースはいるのです)」の一節を含む、目に見えるものしか信じない悲しさと、目に見えないものの確かさ、不変さ、そしてそれを信じることの素晴らしさを説いたものであった。
日本人は「神かまうな、仏ほっとけ」と言って信仰を茶化したりしていますが、本当にそれでいいのかと思います。
心に残る一冊でした。