優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

『今ある病気が自力で治りだす食事』済陽高穂

2022-10-26 22:15:00 | 闘病の記録
信心の先輩から紹介された食事療法の本

昨日から早速始めた

著者の済陽先生は、外科医

がんセンターに勤務していた頃
手術で、ガンをすっかり取り切って
“完治”したはずの患者が
数年後、再発して病院に舞い戻り
亡くなっていく姿に
“完治とは?”
“何か他に方法はないのか”
と三大療法に限界を感じ
ゲルソン式等様々な食事療法研究

臨床で実行しやすく、
効果が高い方法を模索してできたのが「済陽式食事療法」

野菜・果物ジュースを食事の基本に置き
動物性(四つ足)肉・油、塩分を出来るだけ排除
玄米、海藻、キノコ類を積極的に摂取すること
豆、芋類、ヨーグルトも推奨

元々、
手の施しようのない末期の癌患者の為の食事療法だが
他の様々な疾患も改善された実績あり

癌の治療食の場合はかなり厳格な実行が必要
その他の疾患や疾病予防、健康維持の時は
出来ることから緩やかに取り入れるのも可

以前学んで実行していた「酵素栄養学」の食事療法に近い
圧搾式のジューサーを6、7年ぶりに持ち出して
早速毎食前に飲んでいる

今まで(この5年くらい)の食事と真逆
どんな変化が起こるか楽しみではある

今朝は、
急激な変化(大量の酵素を含むジュースを摂取)に身体が驚いたのか
ジュースだけで動悸がして
薬を飲んで休んだ

昼も
ジュースを飲んだ途端、動悸が💦
ゆっくりと飲み、
後、キノコ海藻野菜の具沢山味噌汁で

夜は、身体が慣れてきたのか大丈夫だった
ジュースの後、味噌汁、鮭、ヨーグルト、焼き芋小一本

まだ、玄米粥まで食べないうちにお腹いっぱいに


ジュース作りもだいぶ思い出してきた

明日も頑張ろう💪



信仰体験 希望を胸に生きていく

2022-10-26 21:29:00 | 聖教新聞を読む

希望を胸に生きていく 抜粋

信心の眼 心の眼を開いていけば
人生は深まる 世界が広がる

✨ 名古屋市在住、井出将太さん(25)=男子部ニュー・リーダー
社会に出てまもなく、視覚障がい者に

✨ 2019年(平成31年)4月1日
病院で診察を受けた。
2日前、会社の健康診断で左目の極度の視力低下が判明。
創価大学を卒業
新社会人になるという時。
涙も出なかった。

✨ 心が冷え切り
苦しみをどこに吐き出したらいいのか
脳に異常はなく、原因不明。
右目も徐々に見えなくなり
心は入り乱れる。
辞める決断をすべきか

✨ できることをやろう。
そう言われて働き始めるが、
書類の字が分からない。
自分の字も大きく書かないと読めない。
顔の判断もつかない。

✨ 「祈っているよ」
「大丈夫だから」と
長野の実家にいる父母
「何がだよ!!」
自分を思っての言葉なのに
感情をぶつけてしまう。

✨ どうにもならない悲しみの淵
「目連尊者が法華経を信じまいらせし大善は、
我が身仏になるのみならず、
父母、仏になり給う。
上七代・下七代、
上無量生・下無量生の父母等、
存外に仏となり給う」(新2026・全1430)
御書の一節を思い出した

✨ 三世にわたって
自分に縁した人々が仏になる
一歳歳上の姉がいた。
心臓に奇形があり、死産だった。
両親は姉に「希望」と名付けた。

✨ 姉が生きていたら、どうするだろう
―人生の岐路で姉のことを思った
大学の進路
就職活動
病気でも姉の分まで働きたい。

✨ 5月、名古屋に配属。
男子部の先輩が、すぐに家に来てくれた。
右目の視力も低下
「たとえ動けなくなったとしても、お題目はあげられる。
何があっても祈っていこうよ!」
手を握られた。
 
✨ 力強い握手は今も忘れられない
顔は分からなくても、
握手で分かるぬくもり
力強さ
男子部の会合に参加
現状を吐露する
間髪入れず、
「絶対に大丈夫だよ!」
難病の寛解をつかんだ先輩の言葉
 
✨ 今の自分には言えない。
僕もこんな先輩になりたい
検査の末、レーベル遺伝性視神経症と診断
発症から数カ月の間に、
両目の視力低下、
中心部の視野欠損が起こる指定難病

✨ これからどうなるのか。
自分に何ができるのか
誰か教えてほしかった
そんな自分に、
ある男子部が
『井出君と出会えたこと自体が誇り』とLINEをくれた
見た時に泣いた

✨ 転機は青年部教学試験2級の受験
「愛知の母と思っていつでも電話してきてね」
そういう地区女性部長から勧められた
勉強も今までのようにはできない。
多くの同志が「大白蓮華」を代読してくれた

✨ 試験当日
『開目抄』の御文が、心に刺ささった
目を開くとは
悩みに負けないこと
それが開くこと
そう考えた
 
✨ 悩みは尽きなかった。
何をもって会社に貢献できるのか。
19年11月、休職
長野の実家へ帰り
題目を唱える月日を

✨ 名古屋に戻り、
リハビリセンターに通うことに。
パソコン、
白杖での歩行、
点字、
調理や食事の訓練に励む。
21年1月、
第1回青年部幹部会で合唱メンバーに。
決意を込めて歌った。
その直後復職が決まった。

✨ 職場に戻る
感謝と同時に自分の甘さを感じる
今も、どう貢献できるかを模索中
今日も勝ったと言える仕事をしていきたい
ノートに決意を記し祈る。
目をこすりつけるようにして、
ペンで大きな文字で書く。
〈楽しく、面白く〉
〈尋ねる 聞く〉
〈臆病の壁 打ち破る〉
〈環境のせいにしない〉
〈この世で果たさん使命あり〉
 
✨ 今年3月、
中部男子部大学校の入卒式で体験発表を
小説『新・人間革命』第13巻
山本伸一が、全盲の女子部員を励ます言葉を紹介
〈悲しいことが続くと、
“自分は不幸なんだ”
“自分は弱いんだ”と決め、
自ら希望の光を消してしまう人もいる。
しかし、その心こそが
自分を不幸にしてしまうんです。
決して、目が見えないから不幸なのではありません。
“信心の眼”を、
“心の眼”を開いて、
強く生き抜いていくんです。
あなたがそうなれば、
みんなが希望を、勇気を感じます。
あなたは必ず多くの人の、
人生の灯台になっていくんですよ〉

✨ 視覚障がい者になって感じること
誰もが働いて、
生きがいを感じる世の中にしていきたい。
先に“障がい者”と見るのではなく、
まず“一人の人”として受け止めてもらえるように。
僕もそうしてもらってきたので、
そういう社会をつくりたい

✨ 今月9日。
卒業以来の創価大学に行き、
創大祭に参加
見えないから諦めるという生き方を、
もうしたくない
池田講堂で創大学生歌を聞いた。
勇壮な前奏に心震えた。
大好きな母校で新たな出発を切った。

井出将太 1997年(平成9年)生まれ、入会。
レーベル遺伝性視神経症を患い、視覚障がい者に。
建設会社で働く。
弟・啓太さんは現在、創価大学4年生。
家族で亡き姉・希望さんと共に生きる。