ほんの一週間前、
旧市街は歩く人もなくさびれ放題。それから一週間、
写真まで眠たそうな案配です。鳥海山周囲の丸池様、玉簾の滝など観光客がいっぱい来るような場所は行きません。玉簾の瀧はかつては冬の間除雪もされることなく、膝まで埋もれて雪を漕いで行ったものでした。
上の写真の公園は小学校はいる以前よく言った場所ですので特別です。お祭りになるとサーカスと見世物小屋、お化け屋敷の大テントが張られ、呼び込みの声が響き渡ったものでした。「さあさあいらっしゃい、御用とお急ぎのない方は寄ってらっしゃい見てらっしゃい、可愛そうなのはこの娘でござい、親の因果が子に報い、姉は淫売、妹は女郎、さあさあ御覧じろ、花ちゃんダヨ花ちゃんダ、頭は人で体が蛇の蛇女」今じゃ人権団体が黙っちゃいないセリフが飛び交う大賑わい。どでかい地球儀のような球体の中をバリバリと音を立てながらバイクが走り回る。昭和の初めは本当に「六尺五寸の大イタチだよ」といって大きな板に血のついたのを見せていたそうですから(これその時代見世物小屋に行った人から聞いた本当の話)。
公園の空き地を見るだけで半世紀以上前の記憶が一気によみがえってきます。
ほら、ここにも春が。
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