久しぶりのラーメンはこれ。極太の縮れ麺にスープもなみなみと。これで普通盛です。以前は大盛りでも平気だったのですが今ではこれくらいでも夕方まで胃袋に残ります。
先代はバスを改造した移動式店舗でラーメン店を始めました。固定した店を構えたいきさつについては知る人のみが知る。そこが繁盛して新店舗を建てて移転。弟子も次から次へと、今ではあちこちにお弟子さんの店ができて繁盛しています。
仕事で行った時も仕事が終わると「ラーメン食ってげ、バスの頃がらおらいおべっだなが。(俺の店知ってたのか)」奥に向かって「バスの頃がらのお客さんだー」「おらいのラーメンは唐辛子かげっど美味ぞ。」、テーブルには胡椒と唐辛子が置いてあります。
最後に会った時は「胃を切てしまた」と力なく笑いながら話してくれました。
代が替わってから二度目の訪問ですが、なんと今ではラーメン一杯900円。どこかの二代目と違って今もメニューはラーメンのみ、相変わらずの繁盛です。ただ以前の独特の中毒になるような香りはなくなっていました。みんなあれは中毒物質が入っているんじゃねえかと笑いながら言っていたものでした。以前の勤務先の方は毎日欠かさずお昼はこのラーメン店。今は亡き某ラーメン店主Yさんに言わせると「あれはラーメンじゃねえ」とのことでしたが今も中毒患者はいっぱいいるようです。