シンAyumilky作業日記

趣味と言われながら本気で作成する男の日々の作業日記です。

「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介⑥「この世は嘘で成り立ってます。」

2024-10-26 17:58:00 | 展覧会

ひと雨ごとに秋に深まりを感じる季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

さて、2025年2月23日(日)に埼玉県川口市にある映画館&バー「第8電影」で開催される「松永 歩の最低映像展2.0」まで4ヵ月を切りました。

ここで、気になる内容を当日、展示されるパネルから紹介させていただきます。

6回目になる今回の作品は「この世は嘘で成り立ってます。」です。

当日は16時10分の休憩の後、16時25分から舞台挨拶をします。当日、主に出演していただいた3人が揃う予定です。

上映は16時40分から。19分間になります。

パネルは次の様になります。

文面は以下の通りです。

 

松永 歩の作品集⑤

この世は嘘で成り立ってます。

上映時間 19分 自主制作映画 素材 4K

静岡県にある演劇を教えるプロダクション「メイアクターズアカデミー」 において有志を募って、3名の役者 を集める。

スタッフはほぼ、私1人。 脚本では、できるだけ3人が均等に 出演できる様に心がける。

また、こ の作品は『門真映画祭』と翌年名前 が変わった『日本コメディ映画祭』 と2年連続一次審査に通過した貴重な作品。

今回、上映に至り、ほぼ全編にかけて映像に修正を加える。

 

「第8電影」支配人の岡本滉太様からも解説をいただいてます。

 

支配人・岡本滉太の解説

戯画的な人物設定と、誇張された演技。 それらはすべて表面的な「情報」ばかりが 重視されるSNS社会のアイロニカルな反映 だ。

「情報」に固執するばかりで決して内面 に目を向けようとしない彼らの空っぽなコ ミュニケーションの果てに待ち受けているものとは…?

一億総インターネット時代に 正面から突き刺さるブラックコメディ。

 

この作品は自身初の4Kの映像です。(ここまでの上映作品と比べていきなり画面がクリアになります。)

また、あえて言いませんがある役者のある部分をほとんどを加工修正しました。

いろんな面で問題のある作品ですこの作品をどう受け止めるかはあなたの自由です。

時間のある方はぜひ、ご覧ください!

 

 

 

 

 

 


「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介⑤「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」

2024-10-23 16:01:50 | 展覧会

いよいよ秋も深まり。と言いたいところですがまだ日中は少し暑いですね。でも少しづつ、秋は深まってまいります。

2025年2月23日(日)埼玉県川口市の「第8電影」で行われる「松永 歩の最低映像展2.0」まで、ちょうどあと4ヵ月となりました。

 

今回も展示パネルの公開から作品紹介をします。

今回は自主制作映画「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」です。

「Shaberaruru」は造語です。「しゃべらるる」と読みます。

その「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」は当日、15時半からの舞台挨拶があります。

舞台挨拶では主演「冬子」役の他、作品関係者が何人か登壇する予定です。

そして、15時45分からの上映上映時間は25分間になります。

ただ、注意していただきたいのは、「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」の作品上映直前からの入場はできません。

15時からの「のぼると食べ子」から入場をしていた方のみの引き続き鑑賞となります。ですから15時から席にはお着きください。

 

それでは気になるパネルは。

文章は以下の通りになってます。

  松永 歩の作品集④         

「Shaberaruru〜The real story of shige - fuyuko.」

上映時間25分 自主制作映画 素材 8ミリフィルム

 

1997年 撮影  

1997年に新宿区にある映像テクノアカデミアに通いながら、制作された映画。

撮影にアシスタントや録音などスタッフを加え、音楽もプロのミュージシャンに参加してもらい、上映時間も47分と自作としては大作となった。  

完成してすぐ、卒業した文化学院の学内の授業「芸術学」で上映するが、難解な問題作と評価される。

また、その反応が反映されるかの様に、 様々なイベントにも応募をするが、結果はまっ たく出ず、月日は経つ。  

2006年にパソコンによる再編集を再開。

17分版が完成し、2007年に『調布映画祭2007   第10回ショートフィルム・コンペティション』 において、瀬々敬久プログラムとして入選する。

今回は新たに再々編集し、26年ぶり主演の声を 再録音する。

 

「第8電影」支配人・岡本滉太様の解説も載っております。

 

支配人・岡本滉太の解説

地面に穴を掘り続けたら、いつかブラジルに繋がるんだぜ。

大きなシャベルを背負ったお喋りな男 と、一言も喋らない寡黙な女のどうにも噛み合わない珍道中。

男から女に向かって一方的に降り注 ぐ言葉の羅列はダイアローグたりうるのか、あるいはモノローグに過ぎないのか。

男が思い描く理 想郷「ブラジル」は悲しいほどに淡く滲んでいる。

 

以上になります。

この作品も会場での色味の確認をしていないので気になるところです。

自分なりにこだわりを持って作っている作品です。

何より「のぼると食べ子」に引き続いて撮ったゲリラ撮影作品なので必見です!

ぜひ、一度、ご覧になってください!

 


「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介④「のぼると食べ子」

2024-10-22 19:13:38 | 展覧会

いよいよ、2025年2月23日(日)の埼玉県川口市で開催される「松永 歩の最低映像展2.0」まで、あと4ヵ月に迫りました!

今回も気になる上映作品を当日、展示されるパネルから紹介したいと思います。

今回、紹介する作品は「〜ゲリラアクションロマンス〜のぼると食べ子」です。

この作品は当日、14時45分からの15分休憩後、15時からの舞台挨拶

舞台挨拶では作品タイトル通り「のぼる」役と「食べ子」役に登壇していただく予定です。

15分の舞台挨拶後、15時15分からいよいよ「のぼると食べ子」の上映です。上映時間は13分ほどになります。

それでは、パネルを紹介しましょう。

パネルの文章は以下の通りです。

 

松永 歩の作品集③

ゲリラアクションロマンス のぼると食べ子

上映時間13分 自主制作映画 素材 8ミリフィルム

 

1992年 撮影

東京都千代田区駿河台にある文化学院に在学中、  文化祭用に制作された音楽と騒音のみの無声映画。  

その後、学内の授業「芸術学」で上映した所、絶賛を受ける。  

また、12月には東京都池袋で例年開かれていた  手塚眞氏主催のイベント『東京インターナショナル最低8ミリ映画祭』に参加。

イベント内容は、  会場で上映し、審査員が気に入らなければ和太鼓  が叩かれ、その時点で映像が遮断される。  

作品は規定の10分を超えていたので、予選で落ちていたものの、当日、飛び入りで参加し、見事  エンディングまで完走。

大賞を受賞した。  当時の審査員は、林海象、サエキけんぞう、岡崎  京子。

 映像展の上映にあわせて音楽はシンガーソングラ イターの杉山由美 が担当した。

 

支配人・岡本滉太の解説

ご飯茶碗片手に街を練り歩く妹と、電柱登りに人生を賭ける兄が織りなすゲリラアクショ ンロマンス。

東京のど真ん中で白昼堂々と繰 り広げられるシュール活劇と、その脇を通り 過ぎていくサラリーマンたちの怪訝そうな表情の落差が可笑しみを誘う。

製作から30余年の歳月を経てもなお触れたら火傷は免れ得ない熱気と勢い。これこそが インディーズ映画の純粋にして崇高なる魂だ。 

 

以上になります。

この作品は今回上映に至って、字幕を入れ直したり、色や音も結構修正しました。

上映する映像がデータ通りにだといいのですが、まだ会場での映像は確認はしておりません。

上映作品の中では一番気掛かりの作品とも言えますが、自分の一番楽しみの作品でもあります。

まさにこれぞ!最低映像展の作品です!お楽しみに!

 


「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介③「チャトはどこだ」

2024-10-21 20:03:44 | 展覧会

さて、来年の2025年2月23日(日)午後2時から埼玉県川口市にある「第8電影」にて開催する「松永 歩の最低映像展2.0」ですが、気になるその内容を展示パネルの公開も兼ねて、紹介させていただきます。

今回、紹介するパネルは自主制作映画「チャトはどこだ」のパネルです。

自主制作映画「チャトはどこだ」はオープニング映像〜非公開作品「滴聲の断片」の後、そのまま引き続き上映されます。

当日の時間で言えば、14時30分頃です。

ここで注意をしていただきたいのは、「チャトはどこだ」の上映直前には出入りできませんので、「チャトはどこだ」を鑑賞したい方はあらかじめ午後14時には席にお着きください。

作品は15分ほどです。

自主制作映画「チャトはどこだ」のパネルはこんな感じです。

内容の文章は以下の様になっております。

 松永 歩の作品集②                     

チャトはどこだ

2008年 撮影  

上映時間 14分 自主制作映画 素材 miniDV

2008年から、静岡県で活躍する役者を使って、静岡県東部地区を舞台 にした自主制作映画を撮影開始。

撮影は翌年までおよんで、ようやく2 010年に完成。同年、『名古屋イン ディーズムービーコンペティション CINEMA IMPRESSION 2010』で 審査が通り名古屋にあるシネマス コーレにて上映。

音楽は、私(松永歩)とその姪っ子 松永文佳によって作られた。

 

作品分数は14分になってますが、作品分数は14分から15分の間です。

 

「第8電影」支配人 岡本滉太様からは以下の様な解説もあります。

支配人・岡本滉太の解説

休日のある朝、父親はあることに気がつく。チャト(猫)がいなくなった。チャト、チ ャト、そう呼びかけながら近所をひたすら 徘徊する父親。

一方で彼は富士山のイメー ジにも取り憑かれている。どこから眺めても 等しく雄大に聳え立っているあの富士山に。 猫探しと富士山。

その二項を隔てる壁は徐 々に融解していく。

 

以上が2作目の上映作品です。この後、15分の休憩があります。

まだまだ映像展は続きますので当日はゆっくりお楽しみください。

明日も作品も兼ねて、パネルの紹介を致します!お楽しみに!

 

 

 

 


「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介②「非公開作品」

2024-10-20 13:29:24 | 展覧会

さて、2025年2月の23日(日)埼玉県川口市にある「第8電影」で開催される「松永 歩の最低映像展2.0」まで、あと4ヵ月ほどとなりました。

 

今回も映像展の内容を当日、展示されるパネルにて紹介します。

今回のパネルはオープニング映像の後、最初に上映される作品「非公開作品」でもある「滴聲の断片」。

当日は午後2時 25分頃から上映されます。5分間です。

 

フライヤーでは「非公開作品」と書かれて、「滴聲の断片」とはあえて銘打っておりません。

その理由とは?気になるところですが・・・申し訳ありません。

当日の映像展でもノーコメントで語ることはありません。舞台挨拶で察していただければと思います。ですので、ご想像にお任せします。

しかしながら、当日の展示されるパネルでははっきりと「滴聲の断片」と書かれ、以下の様な、パネルで飾られています。

文面は以下の内容です。

松永 歩の作品集① 

滴聲の断片 上映時間 5分 舞台映像 素材 Hi8

1997年 撮影

「神楽坂die praze」にて行われた「ダ ンスパフォーマンス蟲」の舞台を当日、 突如頼まれ撮影。

5年ほど経ち、編集 を開始。2年程かかり60分版を完成。

しかしながら、恩師の故・野村久康氏 から「説明的」だと 指摘されたのを きっかけに「創作的」 をテーマにして 5分版を再編集する。

同年9月、東京丸の内オフィス近郊で 開催された『東京コンペ#1』のビジ ュアルアート部門に入選。

東京駅前に ある丸ビルにて、1ヵ月近く展示され る。当時の審査員は、荒木経惟、束芋、 日比野克彦。

 

また、「第8電影」の支配人 岡本滉太様からは以下の解説を書いていただいてます。

支配人・岡本滉太の解説

「ダンスパフォーマンス蟲」の公演を捉えた 映像断片。

「舞台作品の映像化」では、ただ 単にそこで演じられているものを記録する だけでは意味がない。そこに「映像化する 必然性」を自ら振り出していく必要がある。

本作はダンスパフォーマンス蟲の妖しく幻 惑的なありようを、映像と音の意図的な不 和という映画的レトリックによって巧く表 現しているといえるだろう。

 

ちなみにこの作品のみ、現在のYouTubeでも確認ができます。現在の再生回数で5万5千回を越えてます。自分の作品としてはかなり異例です。

今回の映像展上映版では、YouTube版の映像と比べると気づく方はほとんどいないと思いますが、若干少し画面のノイズが消えています。

 

まずはこの作品から始まります。よろしくお願いします!