今回、展覧会で１日に３度、60分程の舞台映像を上映します。前半一週間は、「滴聲の断片」を後半にはシークレット作品として新たな舞台映像を発表したいと思います。その舞台は1998年に都内で行われた公演で、撮影を頼まれました。Hi8のビデオカメラで２回撮影したもので、その後、テープは主催者側に渡したものと思ってました。しかし、驚いた事に昨年か（日記に書かれていたと思いますが。）押し入れの中から発掘されました。実に13年ぶりのテープです。記憶では、あまりうまく撮れてないと思い、いざ編集を始めましたが、やはりうまく撮れてません。また、素材も２通りしかないので、選択範囲も少なく、自分にとっては作業がかなり大変な作品になってました。とくに時間がかかるのは、カメラの手ぶれをいちいち直す事で、「ワープスタビライザー」という手ぶれ補正の便利な機能があるのですが、設定によってはあまり長い尺はできず、こまめにこまめに作業しています。現時点でようやく終わりが見え始めた所です。
