映像の活動に区切りをつけて、早4年ほどになりますが、その4年ほど前から突然、絵本を書き始めてみました。
動機は一生に一回は自分の作成した絵本を作ってみたかったのと誰にも邪魔をされず、自分の世界に没頭したかったことです。
文面は5年ほど前に文章講座というワークショップに参加して書いた文章を基にしました。
その文章は手元にはなかったものの、こんな感じだと思い出しながら書きました。
3年ほど前に一旦完成して原画でコンクールに応募をだしましたが、残念ながら結果は出ませんでした。
3年ほどたち、今年になって、原画をコンビニエンスでスキャニングできることがわかり、データー上で文面を直接載せ、再構成することにしました。
また、新たに原画も2枚書き足して、おかしかった文面もいくつか訂正をし、コンビニエンスでプリントアウトをした後、手づくり絵本として作成することができ、応募をしました。
結果「おおしま国際手づくり絵本コンクール2016」に審査が通り入選することができました。
このコンクールでは一次審査は全ての作品を展示して、公開し見た人から感想ももらえるという事で、応募するだけでも意味のあるコンクールだと思いました。
また、審査が通ったらさらに一ヶ月ほど展示していただけるので、さらに魅力を感じました。
また、表彰式に行きましたが、当日、見知らぬ人が展示されている自分の作品を見る姿に緊張を覚えました。
展示されている他の人の作品を見ましたが、どれもきれいに製本されていて、絵も上手なものが多く、その中でよく自分の作品が審査に通ったなぁというのが正直な感想です。
表彰式の後、交流会で審査員の先生が、作品のうまい下手ではなく、作品の資質で選んだような事を話してくれました。
作品のタイトルは「ジャンケンポン」といい、内容は障害児のケンちゃんがジャンケンしようと言ってくるので、そのケンちゃんを観察しようというものです。
自分自身も今、障害児の施設に障害者として通っているので、身近なテーマです。
審査員の先生は今後もまた書いてくださいと言ってくださいました。
自分としてももっと勉強して、レベルをアップして、納得のいく作品を作れたらと思っています。
展示された射水市大島絵本館です。
入選作品として他と一緒に展示されました。
表彰状をいただきました。