あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

電力問題は知事レベルの問題ではなく国の問題である。

2012-05-27 00:24:16 | 日記

福井県は北陸電力でまかなっており、関電は一部の地域ですから

再稼働しなくても犠牲は少ないです。

関電の電気不足は関電の責任ではなく、国の責任です。

危ない原発を他県におしつけておしながら、電力を湯水の如く使っている。

エゴの押し付け合いでは日本のエネルギー問題は解決しないのだ。

近畿ブロック知事会議ではエゴのぶつかり合いになるだけ。

関西圏が頭を下げて頼みにくるまで、

福井県がだめだと言えば、原発は動きません。

との意見もあります。

そんな泥仕合が予想して欠席を決めた中川知事だと想像します。

 

産経ニュース より

 関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働が大詰めを迎える中、30日開催の福井県を含む近畿ブロック知事会議での議論に注 目が集まっている。再稼働に反発する大阪、京都両府県など電力消費地側と、供給地側が顔をそろえる会合とあって、電力問題での建設的な議論も期待されてい るからだ。ただ、福井県の西川一誠知事は急遽(きゅうきょ)、知事会議への欠席を表明。副知事が代理出席するが、“主役不在”の議論は精彩を欠くとの見方 も浮上している。

 近畿ブロック知事会は、近畿2府4県に加え、福井、三重、徳島、鳥取の計10府県で構成。鳥取県内で開催される今回の議題は、(1)東日本大震災支援(2)北陸新幹線(3)広域観光-で、電力問題は上がっていない。

  ところが、大阪市の橋下徹市長が19日、関西広域連合での会合で大飯原発の再稼働について「臨時か期間限定の動かし方もあるのではないか」と言及。これに 対し西川知事は24日の会見で「ご都合主義」と批判し、「一部の消費地で電気が必要でないと言うならば無理して動かす必要はない」と発言したため、知事会 議で電力問題は避けて通れない情勢になっている。

 西川知事の発言に対しては、大阪府の松井一郎知事も即座に反応。同日、記者団に「思いを伝えられるなら西川知事に言いたい」と率直な意見交換を行いたい意向を示していた。

 具体的な「思い」の中身については、「(電力を)供給される側として立地県には感謝している」と述べる一方、橋下市長の臨時再稼働の提案に対して は西川知事側に「誤解がある」とも指摘。「立地県の安全性も含め、政府が(原発を)動かすなら限定期間じゃないですか、と(橋下市長は)言っている」と述 べ、夏場の電力不足を念頭に置いた関西圏だけの発言ではないと強調した。

 また、原子力規制庁の発足前に、全国の原発の中で大飯原発3、4号機だけを再稼働させることの是非についても西川知事に問いかける意向を示していた。

  知事会議には大阪府をはじめ、「被害地元」を主張し立地自治体並の“発言権”を求める滋賀県の嘉田由紀子知事、隣接自治体として再稼働に反発する京都府の 山田啓二知事らも出席予定。約40年にわたり地元独自の取り組みで原発の安全性を確保してきたことに強い自負を持つ西川知事との間で「激しい論戦になる可 能性もある」(大阪府関係者)との見方もあった。

 しかし、25日になって「都合がつかないため」(福井県)として、西川知事の欠席が発表 された。福井県関係者は「西川知事は再稼働に向け、関西圏の理解を得ることは国の役割だと以前から繰り返しており、知事会議に出席することで事態の混乱を 招く可能性があると判断したのではないか」と推し量る。

 今回の知事会議に対しては、「せっかく知事たちが集まるのだから、注目の高い電力問題で真剣に議論してほしい」(原子力専門家)との声もあるが、議論の行方は不透明だ。

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技術に関心を、産業スパイに気をつけろ

2012-05-27 00:17:51 | 日記

天下御免!○○に物申す さんより転載です。

 わが国の強さは技術力にある。しかし、一般的にはその開発、維持、保護などには関心が薄い気がしてならない。msn産経ニュースに『鉄の芸術品「方向性電磁鋼板」極秘技術はなぜ流出したのか』と題する記事が載っていた。
 新日鉄が同社の開発した「方向性電磁鋼板」の生産技術を韓国のポスコが盗んだとして、ポスコや新日鉄元社員を提訴した。ポスコには1千億円の損害賠償などを求めているという。


 「方向性電磁鋼板」は簡単に真似のできるものではないが、最近、ポスコの品質が急に良くなり、安価で提供することでシェアを伸ばしていた。新日鉄の技術が流出しているのではないかの噂があったらしい。


 これが明るみに出たのは、韓国でポスコが起こした裁判で、ポスコの元社員が中国の鉄鋼メーカーに方向性電磁鋼板の技術を売り渡した件で、売り渡したのはポスコの技術ではなく、新日鉄の技術と、その元社員が証言したことによる。


 韓国も中国も、わが国から技術を持って行って、自分たちで開発したような顔をしている国だから、韓国で起こした裁判で、元がわが国の技術だとの証言が出てくるとは、一種の笑い話のようだ。しかし、笑って済ませる類の話ではない。


 ポスコは以前は浦項総合製鉄という会社名だった。日韓基本条約に基づく資金と、わが国の鉄鋼メーカーの技術援助により設立された会社だ。韓国の資金や技 術でできたわけではない。わが国のメーカーが巨額の開発投資をして、独自技術を磨いてきたことは学ばなかったのだろうか。


 中国の産業スパイの話はときどき出てくる。米国で行う話も、よく出てくる。研究開発という地道で、手間の掛かる仕事よりも、金で解決する、もっと手っ取り早く盗む方は速いということだろう。


 これは歴史的な特性のようで、中国では商売は盛んだったが、工業が起こらなかったことで、向き不向きがあるように思える。朝鮮半島は李氏朝鮮で産業らしい産業がなかったが、どのように影響しているのか。


 わが国ではモノ造りの伝統が脈々とあるから、西洋文明が入ってきたときも、対応ができた。この伝統があるから、いま技術貿易が黒字で、しかも増え続けている。
 かたちのある製品、ハードではなく、技術というソフトが輸出に占める割合が大きくなっている。わが国はそうした局面に入っている。


 技術に対する認識を強くする必要がある。とくに保護することは重要だ。
 普通、あまり鉄鋼などには関心がないだろうから、どれも同じように思うかもしれないが、このような素材こそ、技術の塊であることが多く、モノを分析してもつくり方がわからないことが多い。セラミクスや、特殊なプラスチックスなどもそうだ。


 鉄鋼は重厚長大で時代遅れのような評価をされたこともあったが、重厚長大産業は技術の塊であることが多く、わが国の強いところでもある。世界的にインフラ投資が考えられるときだから、先端産業になる。


 技術はわが国の重要な財産だ。それを十分に評価しなければならない。そして、それを売るような技術者がいることは嘆かわしい。金に釣られるのだろうが、企業も技術、技術者を政党に評価する必要があることは当然だが、技術者も自覚を持つ必要がある。


 われわれは技術についてもっと関心を持ち、開発に勤しみ、保護をしなければいけない。わが国の繁栄の元だからだ。

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橋本市長・憲法九条改正について国民投票実施を提言

2012-05-27 00:14:45 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

橋下市長・憲法九条改正について

国民投票実施を提言

                          https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/66/50ce4f216e664b8dc9d0b89bd13d53f1.jpg

2012-02-25
彦川 だいし氏の ブログ転載、
 
http://ameblo.jp/sekai-to-otomodachi/entry-11175322695.html


大阪市長、橋下氏が憲法九条の改正について、
「2年間議論を重ねたうえで国民投票にかけるべき」
という提言をツイッター上で行いました。

ですが、国防と言う重大な政策の価値判断を国民に丸投げ
するというのは間違いだと私は思います。

橋下氏は、「一握りの人間が国家の方針を決定していた幕末と違い、
現代は国民全員が主権者なのだから、国家安全保障の方針を
決定するのも国民であるべきだ」、としています。

ですが、幕末に坂本竜馬があれだけの構想を描けたのは、
最新の海外情勢を常につかんでいたからです。

討幕の機運は、「海外情勢に長けた一握りの人間」によって
徐々に広められていった運動でもありました。

それでは、現代はどうでしょうか。

主権者である国民が海外情勢について正確な情報を掴み、
正しく判断することができる環境が整っているかと言えば
「そうとは言えない」というほかないのではないでしょうか。


それはメディアの問題でもあります。

日本にはCNNのような規模で母国語で世界の情勢を伝えて
くれるメディアはありませんので、情報収集についても
国民の自助努力が必要とされています。


もっと本質的な問題として、


国防危機がこの国に近づいているという危機意識がありません。


意識が向いていなければ、いくら優秀な記者の方が取材を
重ねたとしても、紙面や画面を飾ることはないでしょう。

また、自虐史観教育も大きな問題です。

もちろん世論の後押しも重要ですが、


「この日本と言う国は、守るべき価値のある国なんだ!」
と、正々堂々発信する気概と確信のある政治家から発信がなければ、


憲法九条改正は成就しないのではないでしょうか。

 

 

転載、させていただいた記事です

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


橋下徹市長、9条は国民投票で
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20120224-908357.html

大阪維新の会代表の橋下徹市長は24日、自らの短文投稿サイト
「ツイッター」で、憲法9条に関し2年間の国民的議論を経たのち、
国民投票を実施するべきだとの考えを表明したーーーー

 

関連記事、


「徹底霊査『橋下徹は宰相の器か』」http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/6cee1f51b8059a6607cbc6a6f213723b

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a5/52b9950092915b5337acc7c3b676a23a.jpg

 

。【憲法9条で手足を縛るような行き過ぎた平和主義は国を滅ぼす】

http://sakuya7.iza.ne.jp/blog/entry/2676757/

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河本氏への疑念。

2012-05-27 00:12:04 | 日記

元警視庁通訳捜査官、坂東忠信の公式ブログより

みなさん、こんにちは。

実は私、生活保護不正受給疑惑でスポットを浴びている河本準一氏とは、以前一緒に一度だけ民放で出演したことがあります。

私は自宅にテレビはあってもアンテナは付けておらず受信していません。
(当然NHKにも払っていません。)

最初ディレクターさんから「今日はネプチューンさんと次長課長がきます」と言われて、「深夜番組なのになんでそんな偉い人が来るのか?」 と勘違いしましたよ(笑)。

そんなテレビもエアコンもない生活を送っている私は、経済的にも彼に十分な突っ込みを入れるだけの超つつましい生活をしている自信がありますので、今日の突っ込みは厳しいですよ。

その前にまず、記者の突っ込みが甘すぎる。

私が元刑事だからそう感じるだけなのかもしれませんが、これじゃただのハンパなつるし上げで、事実の解明とはほど遠いですね。

http://www.youtube.com/watch?v=7jjdFi9oi7I&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=TEBw844PmoI&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=YlF3lJkWF4c

河本氏本人については、自分の生活の苦しさについては具体的に語っているようですが、自分が追及されている核心部分については、その自覚がないためか、何を反省しているのかが全く伝わりません。

かなりの額を稼いでいて、母が受給していたことに関して「最後まで正しいと思っていました」と言いながら、「甘い認識だった」「不正受給ではない」とはどういうことなのか、私にはわかりません。

涙ぐんで話をしてもだめですよ。
理由はどうあれ親のことを考えれば、犬猫だって涙をだすでしょう。

まだ彼は核心を語っていません。記者が突っ込まないからです。

この河本氏が「在日ではないか」と言う書き込みもあちこちで見られますが、在日とは在日朝鮮民族だけを指す言葉ではありません。

生活保護制度が外国人に良いように使われて社会問題となっているわけですから、そこははっきりさせるべきです。

夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120524/dms1205241810016-n1.htm

少なくともご本人と受給者であるお母様の国籍だけは、しっかりと公開されるべき。
日本人であるというなら、この国の補助を受けた日本人として、それくらいは証明すべきでしょう。

記者もそこを突っ込んでいないのが残念。
もっと積極的に手を挙げて質問しろ! と言いたい。

この問題、本人が公開したくないというのであれば、その理由をあらゆる手を使い調査する価値があります。

なぜこれほど厳しく追及するかと言うと、私のところには、彼に近いところから、彼の母の出自についての話が聞こえているからです。

プライベートだとか人種差別と言われるかもしれませんが、母のみならず他の親戚までもが生活保護受給、高所得者が母さえ扶養しないなんて、そこは疑うべきです。

ちなみに偏見抜きで私の経験から言うと、日本人の場合、親族ぐるみで犯罪を実行したり嘘の裏付けを準備したりまですることはありません。

日本人は面倒事に身近な人を巻き込むことに抵抗を感じるからです。

悪事にまで面子をかけて親族が一致したり、協力を得られないと面子を失ったり怒ったりするのは、特定の「アジア人種」の特徴です。

私自身まだ裏付けを取っていませんが、すでに顔写真も公開されていることですし、ここはこの問題に関心を持つ皆さま方にも多方面からの調査を期待申し上げたいところ。

まあ、一度しかお会いしたことのない方ですから生活保護を受けるにいたった経緯はよくわかりませんが、誰にでもある苦労話は抜きにして感情を排して分析すべき。
彼の出自は彼の周りの人間も吉本興業さんも知っているはずです。

吉本興業さんも「河本が発言すればかえって混乱する恐れがある」というのは、そういうところがあるからでしょうか。

そして吉本興業さんが必死にこれをカバーしようとしているのは、組織としてこれに関連しているか、同じケースが組織内にたくさんあるかでは?

まあいずれにせよ、今日の記者会見では全く謝罪にも事実の説明にもなっていません。
当事者が説明したくなければ、解明するまで


みんなで解明する価値があると、私は見ています。

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金正恩体制で露呈した極限の人肉食

2012-05-27 00:09:36 | 日記
強制労働収容所での人権侵害に続いて明らかになった壮絶な飢餓の実態
イメージ 1
体制は変わらず 金正恩第1書記(右端)はよく肥えているが(4月13日) Bobby Yip-Reuters

 
 食べるものがなく極限まで追いつめられた人間はどうするか——厳しい食糧難が続く北朝鮮で、壮絶な実態が新たに明らかになった。

 韓国の政府系研究機関、統一研究院が新たに作成した人権白書では、公開処刑を目撃したという脱北者230人の証言を集計。これによると、2006年以降に公開処刑された者の中には、人肉を食べたり売ったりした者が少なくとも3人は含まれていたという。

 ある男は同僚を殺害して体の一部を食べ、残りを羊の肉と偽って市場で販売しようとしたらしい。中国との国境に位置する恵山市では3年前、食糧不足に困窮した者が少女を殺して食べる事件が発生。3件目の事件は昨年発生したようだが、詳細は分からない。

 このニュースを報道した韓国の聯合ニュースは、北朝鮮の情報統制が厳しいため、いずれの事件も裏づけを取ることはできなかったとしている。

繰り返す失政と飢饉

 北朝鮮ではデノミを断行した09年以降、食糧難が一層悪化したとみられる。

 だが01年に脱北したある公務員の証言によれば、99年以降にも10件以上の人肉食事件が発覚したらしい。

 200万人近くが死亡する大飢饉が発生した90年代半ばにも、人肉食事件が複数発生したと言われている。

 常軌を逸した人権侵害疑惑は他にもある。4月には、ワシントンの人権団体「米北朝鮮人権委員会」が北朝鮮の強制労働収容所で行われている過酷な人権侵害を告発したばかりだ。

 同団体は衛星画像や収容所の脱走者、元看守の証言を収集して分析。その結果、約20万人の政治犯が収容所に入れられており、1人の政治犯のために家族全員が収容されているケースもあると指摘している。

 当の北朝鮮政府は、強制労働収容所の存在そのものを否定している。
 
Newsweek
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八木秀次氏 沖縄県教職員組合の反日教育

2012-05-27 00:08:37 | 日記

沖縄対策本部長さん、ブログ転載


■八木秀次氏 沖縄県教職員組合の反日教育

(SAPIO2012年6月6日号) 2012年05月25日


小学館の雑誌、SAPIOにて八木秀次氏が沖縄の教育の実態が
生々しく明らかにしました。

これは、単なる自虐史観というものではなく、沖縄と
本土を加害者と被害者に対立させる民族分断工作が
行われていたということです。


沖縄が祖国復帰したのちも、亡国教育を放置してきた
日本政府のつけがどのぐらい大きなものかこれから
明らかになってくると思います。


前回のブログ(メルマガ)でお伝えした那覇で開催された
金正恩の最高司令官就任祝賀パーティーに、元沖縄教職員会
の委員長も参加していました。
この事実から、沖縄の反日教育の目的が何なのかを推測
することは難しくないとおもいます。

■【重要情報・緊急拡散依頼】沖縄で開催された
金正恩最高司令官就任祝賀パーティー

http://goo.gl/6hOzg

 

(仲村覚)


<日本兵は“鬼畜”のような存在 沖縄県教職員組合の反日教育>

(SAPIO2012年6月6日号)

http://www.news-postseven.com/archives/20120518_108885.html

以前、沖縄の大学准教授らが沖縄の住民にアイデンティティを
質問したところ、答えの割合は「日本人」が25.5%、
「沖縄人で日本人」が29.7%、「沖縄人」が41.6%だった
(「沖縄住民のアイデンティティ調査2007」)。
なぜかくも「日本」への帰属意識が低いのか。
高崎経済大学教授の八木秀次氏が解説する。


 * * *

 沖縄では毎年6月23日の「慰霊の日」が近づくと、小学校
から高校までいっせいに「平和学習」を行なう。

だが、その内容は「慰霊」や「平和」とは程遠く、端的に
言えば、露骨な反日教育だ。これを主導しているのが
沖縄県教職員組合(沖教組)である。


 例えば、沖教組の教員が好んで使う代表的教材
『沖縄戦から何を学ぶか 戦後60年 戦争を知らない世代のための
平和学習書』(新城俊昭著、沖縄時事出版刊、2005年)には
次のような設問がある。

「北部の山岳地帯に避難した人々は、米軍の攻撃以外に
飢餓やマラリアにも苦しめられましたが、もう一つ、あるものから
身を守らなければなりませんでした。

それは何だと思いますか」。


答えの選択肢として

「a:日本兵 b:天然痘 c:自然災害 d:地雷」が挙げられ、

正解は「a」とされている。

日本兵こそが沖縄県民を脅かした「犯人」という扱いだ。


「軍隊と住民が混在した状況のなかで、日本軍は住民に対して
どのような態度をとったと思いますか」という設問もある。

答えの選択肢として

「a:米軍の攻撃から、身を挺して住民を守ろうとした 

b:ガマから追い出したり、食糧を強奪したり、スパイ容疑で
殺害したりした 
c:ガマや食糧を提供し、生命をそまつにしないようさとした

d:投降して捕虜になるようすすめた」が挙げられ、正解は「b」

。日本兵は“鬼畜”のような存在として教えられているのだ。

 同様に、沖縄の高校で広く使用されている
『改訂版 高等学校 琉球・沖縄の歴史と文化』
(新城俊昭著、編集工房東洋企画刊、2009年)でも、
「日本兵は一般住民を守るどころか、壕から追いだしたり、
食糧を奪ったり、スパイの疑いをかけて殺害したりした。

『強制集団死』に追いこまれた人びとも少なくなかった。

 日本軍の目的が住民を守ることではなく、天皇制度の
日本国家を守ることにあったからである」と記述されている。

「集団死」とは集団自決のことで、日本軍が自決を
命令・強制したとして「強制集団死」と呼んでいる。

ここでは日本兵のみならず日本という国家そのもの、
さらには天皇までが憎悪の対象になっている。

 これは歴史教育ではなく、反日本軍・反日本・反天皇の
感情を植え込むイデオロギー教育である。

 周知のように、集団自決については日本軍の命令・強制を
否定する住民らの有力証言があり、学説も分かれている。

それゆえ、文部科学省も2006年度に行なった高校歴史教科書の
検定で、日本軍の命令または強制と読み取れる記述に意見を
付けた。

しかし、沖縄ではそうした客観的事実は無視されている。

 こうした「平和学習」を主導する沖教組は、最初から
反日的だったわけではない。

 沖教組の前身は1947年に設立された沖縄教育連合会
(1952年に沖縄教職員会と改称)という組織で、校長ら
管理職も参加しており、労働組合ではなかった。

反日どころか、本土復帰運動の母体となった
沖縄県祖国復帰協議会(復帰協)の中心的存在でもあり、
「祖国愛」教育を実践していた。


 ところが、まさに本土復帰運動が高まった頃から変質していく。

1963年頃、本土で展開されていた安保闘争が遅れて沖縄に
波及する形で、「沖縄を階級闘争の拠点に」と訴える
活動家や学者・マスコミが本土から押し寄せてきた。

その影響を受けて次第に沖縄教職員会も変質し、本土復帰を
「米軍基地が残る欺瞞的返還だ」として反基地闘争を
展開することになったのである。

教職員会の愛唱歌「前進歌」4番の歌詞「友よ仰げ日の丸の旗」
も問題となり、削除された。

 その後、教職員会は1971年、労働組合としての
沖縄県教職員組合に改組され、本土復帰を経て1974年に
日教組に加盟したのだが、沖教組には革マル派が深く浸透
しているとする公安関係者の証言すらある

(産経新聞政治部記者・阿比留瑠比氏のブログ
「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」2007年10月14日)。
※SAPIO2012年6月6日号

 

転載、させていただいた記事です
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/35d8d84264a42efde543571eac113545


続きの記事

続編  八木秀次氏 沖縄県教職員組合の反日教育

(SAPIO2012年6月6日号・下)

http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/5b8895424240c1951608d00901ebf59c

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