どうも。
いつも持っているカバンが
すごく重い石森です。
最近、すげえ個人的なことだけど
「発見」が相次ぎましたわ。
発見その1、
僕は最近まで、
ふとしたきっかけで発掘した
中学生のころに買ってもらった時計をしていた。
なんでまた?と思うでしょうが
これはセイコーの「デジボーグ」というモデルで
ごつめのデジタル時計なのだけど
数字以外に小窓がついていて
そこに長針と短針、秒針までもが
「液晶表示」されている
当時としてはかなりエッジの効いた
ロボット風のデザインのもの。
さて、時は流れ
大人になって
OO7展を取材することになったときに
映画を見かえしていたら
ジェームス・ボンドが、
なんとこの時計を
スパイグッズとして使うシーンがでてきた。
かっちょええ。
つーわけで見る人がみれば「おっ」と思うこの時計を
自分の楽しみとしてつけていた。
んがしかし。
中継車の中でふとみたら
表示が一切消えたかと思ったら
でたらめな時間を表示しはじめた。
「僕を時間の国に迷い込んだ
アリスにするつもりかー」
なんてことは全く思わず
時計屋さんで電池交換してもらおうと思ったら
「完全に表示が消えないうちに交換すると
壊れるかも」・・・そうなの?
でもいつまでたっても表示はファンキーなまま消えないので
とうとう先週からベンチ(ひきだし)入りになりました。
そこでひっぱりだしてきたのが
ずいぶん前にもらったダイバーズウォッチ。
説明書も何もないが
これ、よく見るとデザインかっちょいい。
でも見事に止まっている。
でもちょっと振ってみたら、ちょちょいと動く。
ありゃ?「自動巻き」?
文字盤には「セイコーのAGS」とある。
しょこで念のためネットで調べると・・・
AGSとは「自動発電装置」(キネティック)の略で、
ゼンマイの時代の
自動巻きというシステムを進化させ、
クオーツの電気を、
歩くときの腕の振りによって
小型モーターで発電したれや!
・・・というもの。
しかも、オール・チタン・ボディの200m防水。
うひゃあ、
なんまんだぶなんまんだぶ。
腕を動かすと、内蔵されたローターが回転、
これを歯車で約100倍に増速。
回転を利用して超小型発電用モーターを高速で回して
大容量コンデンサに充電する。
もしも72時間放置しておくと、
すべての針の動きを止めてスリープモードに入るが、
腕時計を数回振り発電が検知されると、
内蔵ICの時間情報に従って瞬時にすべての針が現在時刻に復帰。
うわーなんだかすごいぞ。
(あまりわかっていない)
・・・しかしほとんど動いていない。
なので腕にはめて踊ってみたが、
案の定「何してんの?」と聞かれ
「う、うん」
正常に動くのはいつの日か。
そこで今、2つ時計をはめている。
無論、腕の振りにより充電するためである。
散々歩いて
ああ、疲れた
そろそろいいだろう?
・・・と時計を見ると
ぶぎゃ!
動いていない!?
なじぇ?
ああっ!左手でカバン持ってた!
(しかも重い)
とほほ。
しかたがないので
右手にカバンを持ち換え家路へ
・・・今度は動いているだろう?
ああっ!
左手がズボンのポッケに!
(あいあむ ばか)
ありゃりゃ、長くなっちゃった。
じゃあ短めにまいる。
(ええっ!?まだ続くの!)
発見その2
お世話になっている文化放送の旧館は元修道院だそうだが
6階まであがれるエレベーターがある。
これニューヨークの古い建物でも見たことがあるロゴで
「オーティス」と書かれている。
おおつ!
エレベータの歴史を紐解とけば、もともとは水力のものが19世紀に誕生。
しかし水力や蒸気機関を用いたエレベーターは、
非常に速度が遅く、安全性にも問題があった。
そこでアメリカのエリシャー・オーティス
(Elisha Graves Otis, 1811-1861)が
1853年のニューヨーク万国博覧会で
落下防止つきで
スピードもコントロールされたエレベーターを
発表したのだ。
でもこれ、「開」ボタンはあるが「閉」ボタンがない。
しかたがないのでこれまでの数年間、
しまるまでじっと待ってていたのだが、
たまたま一緒に乗った警備員さんによって
「もう一度行き先ボタンを押せば閉まる」ことが判明!
感動の嵐であった。
え?いいの。
自分は感動したんだから