AZUMASOU。
これは僕がはじめて東京へ出てきたとき住んだアパートの名前。
「あずま荘」高田馬場にあった。
木造2階建て。風呂なし、トイレ共同、門限あり。(玄関が共同なのだ)
ギシギシきしむ螺旋階段を上ると、廊下があり、挟むように5畳(半端!)一間の部屋が両側に並んでいた。
漫画の「めぞん一刻」そっくりのアパート。
美人の管理人さんはおらず、賄い兼管理人は軍隊でコックをやってた鬼瓦みたいなおっさん。
(夜中にしゃもじをベロベロ舐めているのを見てから、
そこで食事をするたびブルーになった)
住民もキテレツで、一日中裸で過ごしている人。(慣れるとみんな不思議に思わなくなる。それ自体が不思議)
夜中に米(?)を研ぐ「妖怪アズキ洗い」みたいな人。男性同士の幸せな夫婦(仮)など・・・・
ともかく貧しく、カレーを作ると匂いで人が寄ってくるわ、唯一のピンク電話が盗まれるわ(おそらく住人の犯行)・・・だけど誰も貧乏で中には小銭が皆無だわ、
地震(震度1)で押入れが開かなくなるわ。
・・・まさにトワイライトゾーン。
そのくせゴキブリはいない。あまりにエサがなく、ネズミが食ってたらしい。(うげえ)
そのネズミも脱出。
だれもがここにいるとダメになると思いながら、・・・それでもなぜか楽しくやっていた。
15年ぶりにかの地を訪れたら、専門学校のようなものになってた。
さよなら、あずま荘。
さよなら、「僕の最初の東京」
君と過ごした証に、この名をURLに入れたよ。
これは僕がはじめて東京へ出てきたとき住んだアパートの名前。
「あずま荘」高田馬場にあった。
木造2階建て。風呂なし、トイレ共同、門限あり。(玄関が共同なのだ)
ギシギシきしむ螺旋階段を上ると、廊下があり、挟むように5畳(半端!)一間の部屋が両側に並んでいた。
漫画の「めぞん一刻」そっくりのアパート。
美人の管理人さんはおらず、賄い兼管理人は軍隊でコックをやってた鬼瓦みたいなおっさん。
(夜中にしゃもじをベロベロ舐めているのを見てから、
そこで食事をするたびブルーになった)
住民もキテレツで、一日中裸で過ごしている人。(慣れるとみんな不思議に思わなくなる。それ自体が不思議)
夜中に米(?)を研ぐ「妖怪アズキ洗い」みたいな人。男性同士の幸せな夫婦(仮)など・・・・
ともかく貧しく、カレーを作ると匂いで人が寄ってくるわ、唯一のピンク電話が盗まれるわ(おそらく住人の犯行)・・・だけど誰も貧乏で中には小銭が皆無だわ、
地震(震度1)で押入れが開かなくなるわ。
・・・まさにトワイライトゾーン。
そのくせゴキブリはいない。あまりにエサがなく、ネズミが食ってたらしい。(うげえ)
そのネズミも脱出。
だれもがここにいるとダメになると思いながら、・・・それでもなぜか楽しくやっていた。
15年ぶりにかの地を訪れたら、専門学校のようなものになってた。
さよなら、あずま荘。
さよなら、「僕の最初の東京」
君と過ごした証に、この名をURLに入れたよ。