生きているといろいろ不思議なことにも遭遇しますが、ある方の「ガイドメッセージアート」に現れた「宇賀神」もその一つです。
前回のブログにご紹介したように、たまたたま「ガイドの絵」に身体が蛇になったガイドさんが登場し、その説明を書く折りにはその意味が私にはわからなかったのですが、そのすぐ後に朝日新聞の4月16日付(土)Be版に、下記のような記事が掲載されているのを見つけました。
私は普段は新聞を購読していず土曜日だけコンビニで時々買っていますが、売り切れの時もあり、また買い忘れる時もあって、毎週必ず読むとは限らないのでこの時は運好く見つけた!というわけです。
(こういうのを「共時性」と言うのかもしれません)
「古都さんぽ」というコーナーの中の「夢枕貘が歩く」というシリーズの3回目、『長建寺』(京都市伏見区)を紹介した記事に、この「宇賀神」の話が偶然掲載されていたのです。
下記はその記事からの書き写しです。(長文です。行替えなどは原文とは少し違っています)
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宇賀神ってどんな神?
宇賀神(うがじん)という奇妙な神がいるのである。
頭部が人で、身体が蛇。
辨才天(弁財天 べんざいてん)とセットになっていて、よくその頭に鎮座しておられたりする。
おおむねとぐろを巻いたお姿をしているので、三角形ー富士山の形をしたその上に、中国系の顔をした頭がのっている。
奇妙なのは、その姿ばかりではなく、その出自がよくわかっていないところである。
弁財天が仏教系の神であるから、宇賀神もそのルーツは、おそらくインドあたりであろうと想像はしてみるのだが、でははたしてどういう神であるのかというのがよくわからない。
仏教の神というのは、もともとはインドのヒンドゥー教の神である。
例えば、帝釈天はインドラ神であり、大黒天はあちらではシヴァ神。梵天(ぼんてん)はブラフマンと、だいたいそのもとのお名前がわかっている。
しかし、宇賀神のもとの名前はとなると、これが見当がつかないのである。
この宇賀神が、何体か、いずれも小さいお姿ながら京都は伏見の長建寺に安置されているのである。
どうしてこの奇妙な神が、何体も長建寺にいらっしゃるのかというと、おそらく長建寺のご本尊が、八臂(はっぴ)弁財天であるからであろう。
八臂の臂は腕のことだから、腕が8本ある弁財天といういうことになる。
弁財天、インドでのお名前はサラスヴァティーといって、4本の腕があり、そのうちの2本の腕で、ヴィーナと呼ばれる琵琶に似た楽器を持っている。
学芸の神であり、サンスクリット語で、水を持つ者という意味の言葉になる。
だから弁財天は水に縁が深く、池の近くの堂などに安置されたりすることが多い。
そう言えば、琵琶湖の竹生島(ちくぶしま)にも、弁財天がいらっしゃるではないか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※ 日本の弁財天の4大聖地は 江島(えのしま 神奈川県)、竹生島(滋賀県)、天川(奈良県)、厳島(広島県)という。
☆ 長建寺(京都市伏見区)は真言宗醍醐派。平安時代中期に興された即成院(そくじょういん)をルーツとする。1699(元禄12)年に、伏見奉行所の建部政宇が現在地に移し、辨才天(べんざいてん)をまつった。
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というわけで、さらにこの記事の続きがあるのですが、長くなるので次回に掲載しますね。
私の描いた「ガイドメッセージアート」(ガイドの絵)に出て来たそのガイドさんが、この記事で紹介されている「宇賀神」と果たして同一の神さま!?かどうかは定かでは無いのですが、ともかくとっても珍しかったので、何かの参考になればとご紹介させていただきました。
この絵の中では、そのガイドさんは「白蛇」になっていて、なぜか錦帯橋の袂に居るらしいのです。
(確かその辺りに「白蛇」さんが神さまとして祀られている神社があったような?氣がするのですが、、、)
そして顔は半分「仮面」を付けている(頭に被り物を付けている)ようで?本体というか、ほんとうのお姿を隠しておられるということなのかどうか? 真実のその正体は謎めいていて不明です。
けれども画面には同時に「紫水晶」やグリーンの勾玉も描かれていて、この場所は素晴らしい光とエネルギーに溢れた聖地にもなっているようです。
「錦帯橋」として私の感じた橋も、もしかしたら宇治川とか、長建寺の側を流れる川に架かる橋とも重なっているのかも?しれません。
私は未だ一度も長建寺にも宇治方面にも行ったことが無いので、そこに果たしてどんな橋が架かっているのかもよく知らないのですが、いつかぜひこの目で確かめたいです♪
この絵のお客さまやご縁の深い方々もご一緒に、みんなでワイワイ訪れるとなおさら面白く興味深いことでしょうね☆
それでは、またの続きをお楽しみに~♡
ご愛読ありがとうございます。
前回のブログにご紹介したように、たまたたま「ガイドの絵」に身体が蛇になったガイドさんが登場し、その説明を書く折りにはその意味が私にはわからなかったのですが、そのすぐ後に朝日新聞の4月16日付(土)Be版に、下記のような記事が掲載されているのを見つけました。
私は普段は新聞を購読していず土曜日だけコンビニで時々買っていますが、売り切れの時もあり、また買い忘れる時もあって、毎週必ず読むとは限らないのでこの時は運好く見つけた!というわけです。
(こういうのを「共時性」と言うのかもしれません)
「古都さんぽ」というコーナーの中の「夢枕貘が歩く」というシリーズの3回目、『長建寺』(京都市伏見区)を紹介した記事に、この「宇賀神」の話が偶然掲載されていたのです。
下記はその記事からの書き写しです。(長文です。行替えなどは原文とは少し違っています)
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宇賀神ってどんな神?
宇賀神(うがじん)という奇妙な神がいるのである。
頭部が人で、身体が蛇。
辨才天(弁財天 べんざいてん)とセットになっていて、よくその頭に鎮座しておられたりする。
おおむねとぐろを巻いたお姿をしているので、三角形ー富士山の形をしたその上に、中国系の顔をした頭がのっている。
奇妙なのは、その姿ばかりではなく、その出自がよくわかっていないところである。
弁財天が仏教系の神であるから、宇賀神もそのルーツは、おそらくインドあたりであろうと想像はしてみるのだが、でははたしてどういう神であるのかというのがよくわからない。
仏教の神というのは、もともとはインドのヒンドゥー教の神である。
例えば、帝釈天はインドラ神であり、大黒天はあちらではシヴァ神。梵天(ぼんてん)はブラフマンと、だいたいそのもとのお名前がわかっている。
しかし、宇賀神のもとの名前はとなると、これが見当がつかないのである。
この宇賀神が、何体か、いずれも小さいお姿ながら京都は伏見の長建寺に安置されているのである。
どうしてこの奇妙な神が、何体も長建寺にいらっしゃるのかというと、おそらく長建寺のご本尊が、八臂(はっぴ)弁財天であるからであろう。
八臂の臂は腕のことだから、腕が8本ある弁財天といういうことになる。
弁財天、インドでのお名前はサラスヴァティーといって、4本の腕があり、そのうちの2本の腕で、ヴィーナと呼ばれる琵琶に似た楽器を持っている。
学芸の神であり、サンスクリット語で、水を持つ者という意味の言葉になる。
だから弁財天は水に縁が深く、池の近くの堂などに安置されたりすることが多い。
そう言えば、琵琶湖の竹生島(ちくぶしま)にも、弁財天がいらっしゃるではないか。
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※ 日本の弁財天の4大聖地は 江島(えのしま 神奈川県)、竹生島(滋賀県)、天川(奈良県)、厳島(広島県)という。
☆ 長建寺(京都市伏見区)は真言宗醍醐派。平安時代中期に興された即成院(そくじょういん)をルーツとする。1699(元禄12)年に、伏見奉行所の建部政宇が現在地に移し、辨才天(べんざいてん)をまつった。
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というわけで、さらにこの記事の続きがあるのですが、長くなるので次回に掲載しますね。
私の描いた「ガイドメッセージアート」(ガイドの絵)に出て来たそのガイドさんが、この記事で紹介されている「宇賀神」と果たして同一の神さま!?かどうかは定かでは無いのですが、ともかくとっても珍しかったので、何かの参考になればとご紹介させていただきました。
この絵の中では、そのガイドさんは「白蛇」になっていて、なぜか錦帯橋の袂に居るらしいのです。
(確かその辺りに「白蛇」さんが神さまとして祀られている神社があったような?氣がするのですが、、、)
そして顔は半分「仮面」を付けている(頭に被り物を付けている)ようで?本体というか、ほんとうのお姿を隠しておられるということなのかどうか? 真実のその正体は謎めいていて不明です。
けれども画面には同時に「紫水晶」やグリーンの勾玉も描かれていて、この場所は素晴らしい光とエネルギーに溢れた聖地にもなっているようです。
「錦帯橋」として私の感じた橋も、もしかしたら宇治川とか、長建寺の側を流れる川に架かる橋とも重なっているのかも?しれません。
私は未だ一度も長建寺にも宇治方面にも行ったことが無いので、そこに果たしてどんな橋が架かっているのかもよく知らないのですが、いつかぜひこの目で確かめたいです♪
この絵のお客さまやご縁の深い方々もご一緒に、みんなでワイワイ訪れるとなおさら面白く興味深いことでしょうね☆
それでは、またの続きをお楽しみに~♡
ご愛読ありがとうございます。