生まれ故郷最大の「けんか祭り」。
「灘祭り」というと、神戸の灘と間違えられることもありますが、
「けんか祭り」と言えば、この播磨随一の祭り。
私にとっては「これぞ祭り!」(笑)。
というわけで、昨日(15日)は祭りに集中すること5時間。
夢中で写真を撮ったのですが、何と100枚近くも!
(ブログに載せる写真を選ぶのにもかなり時間がかかりました。笑)
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私の住まいからは山電で片道30分の近さ。
途中「大塩」駅辺りまで来るとすでに祭りの雰囲気が。。
「白浜の宮」駅に着くともう満員の人、人、人。
コロナで祭りも中止が続き、今年は何せ3年ぶりですから!
町のあちこちには幟(のぼり)というか、
「シデ」の飾りが立っていました。
旧7ヶ村それぞれの七色です。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8a/fbaabf2b8a421b56bca8fbdb817c8744.jpg)
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ここは元実家だったところです。
(今は銀行)
母校の小学校の前にも小さな屋台?神輿?
のような曳き車が。。
(私はこれは初めて見たので、ハテナ?)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/00/c8901f50defb7c046c1d43bb131020b2.jpg)
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私が小学校に通っていた昭和30年代には木造校舎で
校庭の前には松林と砂浜が広がっていました。
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さて、まずは「松原八幡宮」にお参りを・・と思って
境内に入り、本殿の方に向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f2/e60b24d1ba68953597bf4b289628f69b.jpg)
↑ 白い衣装の人は神職の方々です。
その後ろ、本殿前に御神輿が三台置かれています。
これが御旅所まで運ばれ「神輿合わせ」というか、
「ぶっつけ合い」をするので、「けんか祭り」と
呼ばれているのです。
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さあ、いよいよ屋台が境内に「宮入り」して来ました。
これが私の生まれた旧宇佐崎村の屋台です。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/16/5d7bcf7457315012ef22e7fac5bca955.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/82/a7b1751b5fc272b8e72a1f92b37ff7f1.jpg)
太鼓を叩いている人が被っている帽子には
「宇」という文字が。。
屋台の垂れ幕の飾りや屋根の擬宝珠の意匠、
担ぐ人の鉢巻きなどの色もそれぞれの村で
決まっています。
この宇佐崎の屋台は「龍」、そして黄色は
黄金色のイメージがします。
(これは私の勝手な想像ですが 笑)
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屋台を本殿前で担いで神さまにご挨拶。
狛犬も屋台を眺めて?います♪
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しゃがんで中から写真を撮っているのは
神社関係者の方?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/78/4e1e14c28ee9c6819ec3a22acb9a2c9c.jpg)
実はこの狛犬を彫ったのは私の父方の祖父なのです♪
(私が生まれた頃には祖父はもう亡くなってましたが、
ちょっぴり自慢させてくださいね 笑)
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台座の一番下に石工 〇〇幸吉とあります。
真ん中の石に大きく書かれているのは
狛犬の寄進者名です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/03/aa47cc640cd9ad2b1e182cd969b8c8c0.jpg)
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屋台は本殿の周りをぐるっと廻ってから、
他の屋台が入って来るまで裏手の方で
しばらく休みます。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/59/cbdefcea0fcfedb01f197f4ef4cd45f5.jpg)
↑ご神木の銀杏の巨木
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旧中村の屋台も立派です。
こちらは「青」がメインです。
地下足袋姿もカッコいいですね♪
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2c/72bf5a0bdec71961b6bd1a9cebcee6fd.jpg)
ヨイヤサー、ヨッソイ!と
みんなの力で見事に担ぎ上げられた屋台
↓
観衆からも熱い拍手が。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1f/1960decee9d13bdd56c9357d129b9c63.jpg)
こんな大きな重い屋台を担いでお宮から
御旅所まで行くのです!
境内での二台の屋台の練り合わせも
とっても感動的でした。
まさに屋台が身を震わせて人と一体となり、
まるで生き物のようでした!
(練り合わせの写真がうまく撮れ無くて残念ですが)
最後にリンクしている神戸新聞社のニュースの
迫力ある「動画」でぜひこの熱気を味わってください♪
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さて、さて、
朝から待ちくたびれた?三台の御神輿もやっと出番となり
「境内での神輿のぶつけ合い」を静かに見守っている
神職の方々と巫女さんたち。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8d/4f82f21fc99f37b04df59db12d781070.jpg)
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このあと、御神輿と共に出かけた先の御旅所でも
御神事をされるようです。
楼門を出る前の狭い境内での「御神輿のぶつけ合い」は激しく、
とても動きが速いため、「危ないので離れてください!」という
警備の警告が何度も・・
私も1、2度注意されてしまいました(汗)。
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予定よりも全体の進行が遅く、この時点でもう午後3時頃でした。
ずっと立ち放しで疲れ、御旅所まで行かずに帰宅することにしました。
夕刻に灯りのついた屋台が村々に帰って来るのを眺めるのが
何より風情があると亡父は言ってましたが。。
16日は亡父の祥月命日のため、余力があれば墓参もしたかったのですが、
祭りだけで力が尽き果ててしまいました(笑)。
最後におまけの写真♪
子どもだけでなく大人も喜びそうな
精巧な手作りのミニ屋台
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b3/e4e6a9209e92d4230f16c01f316bc5cb.jpg)
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長文を最後までご覧くださってありがとうございます。
来年はぜひ皆さまもいらしてくださいね♪