Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

人生も折り返しを過ぎたことだし・・・

2006-03-08 15:56:17 | 
今年、年女の私、人生の折り返しはもうとっくに過ぎたはず。
残りの人生がどれくらいなのかは定かではありませんが、毎日毎日、時間の過ぎ行く速さに驚かされます。
と同時に、残された時間をなるべくなら無駄に使いたくない!と強く思ってしまいます。

そんなことを考えるともなく過ごしているわけですが、ある日、書店で一冊の本を手に取りました。
それは「聡明な女性の時間の節約生活」というもの。
ぱらぱらとめくってみて、面白そうだな、と思いはしたものの、そのときすぐには買いませんでしたが、先月になって「やっぱり気になる」のでお買い上げ。

今アマゾンで検索したら、いやだ、文庫版が出てるじゃないの!う~ん、単行本買って、ちょっと失敗、だったかな?ま、いいや。字が大きいほうが老眼に優しいもの。

著者は「時間デザイナー」というちょっと面白い肩書きの女性。
彼女は「時間簿」というものを提唱して、無駄な時間を有効に使う方法を、この本のなかで書いています。

時間簿自体については、家計簿もなかなかつけられなくって、仕事の帳簿だけで手一杯!の私向きではないと思いますが、合間の時間を使ってできることなどを「前倒し」(この言葉、最近よくニュースで聞きましたね)で片付けると、後でまとまった時間の余裕が生まれて、有効に使えるようになる、みたいなところはすぐに真似ています。

私も家にいると実感するのが、家事に仕事を中断させられてしまって、なかなか先に進めない、ということ。
今もねぇ、仕事にかかるにはちょっとお時間が足りないわ・・・だったので、こうしてひと記事書いている、というわけ。

主婦、というのは家族のマネージャー的役割なので、家族の予定に振り回される、ということも往々にしてあります。
時間簿まではいかないにしても、どうしても動かせない家族の予定を把握しながら自分のスケジュールを組み立てるのは、時間のやりくりには大切なんじゃないかしら。
お金のやりくりも下手くそな私ではありますが・・・努力努力!


やっとゴールが見えてきた

2006-03-08 06:29:57 | 
今日もぽかぽかのよいお天気になりそうです。飛ぶわね、花粉・・・
でも、今日はお布団干すぞ!

先月、久しぶりに「小説」を読みました。
そのことについては以前にも書いたわね。
藤堂志津子の「秋の猫」という短編集でしたが、30代の、独身だったり離婚したりの、「輝くことを諦めかけた女」が主人公のお話。
犬を「小道具」に使った話もありましたが、よく犬や猫をベースに、これだけいろいろの話が考えられるものだな、とつくづく感心。
女性なだけに、主人公の心理や性格描写はクールです。
読後感に嫌味は感じませんでした。タイトルじゃないけれど、秋に読むのに相応しい小説だったかもしれませんね。

タイトルに書いたのはこの「秋の猫」のことじゃなくて、去年3月からず~っと読んでいるシリーズもの「ローマ人の物語」。
文庫本で読んでいます。
なぜかこの本の読書時間は、整形外科のリハビリの待ち時間、と決めて?しまっているので、遅々として進みませんでした。「秋の猫」は2時間だったのに・・・

とても長いシリーズなので、ユリウス・カエサルを扱ったところまで、と決めて読んできました。
やっとあと1冊です。
昨日読み終えた12冊めの最後でカエサルは暗殺されました。
その具体的な描写が、次に読む13冊目に書いてあるんでしょうね。
シリーズはまだ文庫本化され続けていますが、この13冊目を読んだら一応ゴール、ということにしています。

それにしても1年で12冊、か・・・ひと月1冊のペースですね。
もちろん、最初のほうに読んだ内容は定かではありません(笑)。
私の本の読み方は、まずかなり「すっ飛ばして」全体を読み、「これは面白いゾ」と思ったときは二読三読して、じっくり味わいます。
「イマイチ・・・」のときは、人にあげるかブックオフね。
ものすごく内容がよく、マーカーでラインを入れるようなこともまれにはありますが、ほとんどの本は綺麗に読みます。

さて、本当に魅力的だったカエサル様の最期、じっくり読むことにいたしましょう。