犬山成田山から見た景色。
木曽川のほとりにそびえる国宝犬山城。奥には雪をいただいた伊吹山がかすかに見えています。
この景色を見るのは久しぶりだなと、ちょっと感慨にふけりました。前回はコロナ期間に入る前で多分5年ほど前。その間にいろいろなことがあったっけ。
駐車場から166段の石段を登って心臓バクバク&ぜいぜい言っていたんですが、この景色を見たらすぐ忘れました。最初登り切れるかちょっと心配だったんですけど、最後のほうで
ちょっと一呼吸おいたくらいで登り切れてよかったです。
この犬山成田山の豆まきは元気に威勢よく豆をまけるところが気に入っています。
最初に紙袋を渡されますが、その中に5合升が入っていて炒り大豆とお札があり、中の豆は全部まき切るのが習わし。
まずは大太鼓の音と読経が鳴り響いて迫力満点。それが終わると音頭取りの男性の元気な声に合わせて、まず御本尊の不動明王様に向かって、その後左右に向かって3回ずつ豆を
思いっきり投げつけます。当然自分の頭にも誰かがまいた豆があたることにはなりますが。
そして三本締めをして豆まき終了。終わるとご本尊の後ろを通って、空になった升にお土産の豆をどっさり!と入れてもらいます。
私のところに入れてくれたおじさんは、よく給食で汁ものをよそうような大きな柄杓?でどさっ!と入れてくれたので、升から溢れました。
その後福引きをすると、協賛会社から提供されたものが外れなく当たることになっています。今年相方が当たったのは相方の大好きな甘い調味みそ。小ぶりなものがふたつで、
我が家のような小人数家族にはちょうどよいサイズ感。こんな大きさのがあるなんて知らなかったわ。
私の方はというと、缶に入った水ようかん。ふたつひと箱のものがふた箱。福井では冬に水ようかんを食べると聞いたことがあるけれど、畑の家で薪ストーブをたいた暖かい部屋で
食べるとよさそう。次回忘れずに持っていかなくちゃ。
そういえばコロナ禍前まで行われていたお雑煮の接待。以前はお雑煮をいただくか餅だけ持ち帰る(なんか洒落みたい)かを選べていましたが、豆まき券を買うときにはじめは
ふたりで5千円と聞こえたんです。ひとり3千円じゃなかったのかなと思っていたところ「お雑煮は食べていかれますか?」と尋ねられました。
あれ?こんなこと訊かれたっけ?と思いつつ相方にどうするか尋ねると「食べる」という返事。そこで再度値段を確かめたら6千円。やっぱり私の聞き間違いだったんだなと思ったら
相方が後になって「お雑煮のあるなしで金額が変わるんだな」と言ったのです。あら、前と違う。
去年豆まきに行った娘に確認すると、去年はお雑煮の接待はなく(コロナのため)餅だけ持ち帰りだったそう。今年から食べるか食べないか選択できるようになったみたいです。
その後ランチに行ったので、お雑煮はやめておけばよかったなと軽く後悔。来年も行くとしたらお雑煮はカットだな。
その娘からLINEで、ランチするならおいしいイタリアンのお店が近くにあるという話を聞いて出かけてみることに。
橋を渡るとそこは隣の岐阜県。その橋の近くのイタリアンでパスタランチをいただきました。お雑煮を食べた後だったので、デザートとかメインのついたランチはちょっと無理そうと
いうことでパスタにミニサラダ、バゲットとドリンクという一番軽いランチに。
相方とふたり、迷うことなく選んだアサリと小柱と水菜の白ワインソースのパスタ。ソースはトマトソースも選べましたが、これは白ワイン一択でしょう。ニンニクと唐辛子が効いた
ペペロンチーノ風な味つけでおいしかったです。
ですが、パスタの温度に比べるとアサリと小柱が少し冷めたような温度感。どうしてこうなったのかな。少し冷めかけた具とソースに茹で上がったパスタを絡めた、ということかも。
食後のコーヒーも私の好みとはちょっと違うな、という感じ。
娘に率直な感想を話すと「ずいぶん辛口だねぇ」と言われました。まあでもロケーションはよかったですよ。犬山城が目の前だもの。
実はこのお店に入るとき少し道に迷ってしまったのですが、川沿いに別のパスタのお店を発見。そこもちょっと気になります。
さて、大量にいただいた福豆。
本当は今日豆まきに行く予定だった娘一家だったのですが、先週末は娘が、そして今週は婿さんが発熱。それもかなり高熱でもしやコロナかインフルかと思われたもののふたりとも
陰性。ようやく熱は下がった婿さんですが、さすがに今日行くのははばかられそうなので、よかったら福豆をおすそ分けしようかと提案。
すると炒り大豆だけ少し欲しいという回答が。婿さん、落花生というかナッツ類は食べないんだそうです。
どうも彼は私の好きなものが嫌いな傾向があるんですよね。椎茸と言いナッツと言い。だから熱が上がるんだ、と言ったら飛躍し過ぎだけど。
そんなわけで写真の小さい袋から落花生を出して大豆を増やしておきました。それでもまだこの大袋分ある・・・・・・
毎年炒り大豆を炊き込んだ福豆ごはんを作りますが、何回分になることやら。別の消費方法も考えておかなくてはいけませんね。
その福豆ごはん、我が家では大豆を入れた炊いたごはんに塩昆布を混ぜます。前は梅干しを刻んだものも混ぜましたが最近は塩昆布のみ。でもこれだけあるので味変として梅干しを
混ぜたものも久しぶりにやってみようかな。