少し前、何か面白そうな本はないかな、とAmazonを覗いてみました。
閲覧履歴などから好みを察知していろいろとオススメして販売につなげよう、という魂胆からでしょうけど、思いっきり的外れなものもたまにはあるものの、好みのジャンルの本をあれこれ
紹介してくれるのは結構役に立っています。書店で自分の好きなジャンルの棚を見るのと同じようなものですよね。
そんなオススメのなかに、気になるものを見つけました。
表紙のイラストと手書きのタイトル文字がまず気になりました。なんだかいい雰囲気。
本の顔とも言える装丁、表紙のイラストやロゴって本当に大事だなと思います。見た目で人を判断しちゃいけないけれど、見た目もその人の一部であるように、本の面構えも重要。
この本では、うまくいっている14のお店について紹介していて、いつか自分の店を持ちたいという人のためになりそうな経営の仕方やお金の話など、なかなかお店の人に直接訊くのは
難しいことをわりと詳しく取材しています。
わりと、と少々辛口気味に書いたのは、ひとによっては本には載っていない「ここが訊きたかったのに」ということもあるだろうから。
私などは相方の仕事の経理事務を担当しているので、そういうことはどうしているんだろうかとかなり気になりましたけど、資金に関する話はあったりしましたが、経理事務については
特になかったように思います。
今どきだなと感じたのは、リモート経営をしていたり、オンラインショップ1本で実店舗を持たないひともいるところ。
雑貨屋さんが多かったけれど、家具などのちょっと大きなものを扱っているお店もあって、価格は100円程度のものから万単位のものまで幅広い。
女のひとってほぼ誰でも雑貨屋さんを覗くのが好きなんじゃないでしょうか。かく言う私もそのひとりで、特にほしいものがなくてもついふらふらとお店に立ち寄ったりします。
名古屋あたりではショッピングモールの中に入っている雑貨屋さんがほとんどで、単独の店舗は場所柄にもよるでしょうけれどあまり見たことがありません。
小さい頃にお店屋さんごっこをしたけれど、そんなころは雑貨屋さんなんてなかったと思います。今お店屋さんごっこをするなら、食べ物屋さんか雑貨屋さんを選ぶでしょうね。
私の年齢に近い人でも、新たにお店などを始めようという方もいらっしゃいますが、資金面や先々のことを考えたらとてもやってみようとは思えません。
始めるのも大変でしょうけど、やめるのも大変なんですよね。本のなかにも一度店を閉めた方がいて、閉めようと思ってから実際に完了するのに2年かかったとか。
〇〇を始めよう、なんてタイトルの本もありますけど、やめ方については見かけたことがありません。店の経営ではありませんが、以前投資信託を短期間だけやったときも、始め方に
ついてはこと細かく説明があるのに、やめ方については何も書いてありませんでした。
始めるのと同じくらい、やめ方についても教えてもらいたいものです。ちなみに私は投資信託をやめるとき、ネットで検索して情報を得ました。
畑に家を持った初期の頃、ここでカフェなんか出来たらいいなぁ・・・と思ったことがありましたっけ。
私の性格ではとても実現出来そうにないと早々に諦めましたが、いろいろと妄想しましたね。こんなカップを使って、メニューは・・・などなど。
本の中にも出てきましたが、雑貨屋さんや文房具屋さんはやってみたいなと思うジャンル。自分でやるならこんなものを置きたいなと、つい妄想しながら読みました。
自分でお店をやることはなくても、それぞれのお店のオーナーが頑張っているのを読むのはとても楽しかった。今2読めですが、お店のHPも後でゆっくり覗くつもりです。