窓ガラスを通して見る空は、なんだか不穏な雰囲気があります。
明け方近くまで雨が降っていたようで、空気はじめっとして朝の爽やかさはあまり感じられません。今日は外干しは難しいかな。
昨日もとても変わりやすい天気で、晴れていたかと思ったら急に顔色?が悪くなって雨が降ったり雷が鳴ったり。ゲリラ豪雨とまではいかないにしても、洗濯物や窓や雨戸の開け閉めに
追われました。台風が通過するまで、こんな天気が続くのでしょう。
さて一昨日。
約3か月ぶりにハンドルを握って、近くのドラッグストアまで買い物に行ってきました。
骨折後しばらくは運転席どころか普通に車に乗り込むことも大変だったけれど、日薬っていうものでしょう、時間の経過やリハビリの効果で思ったよりすんなりと乗り込めたし、
運転中も左脚には特に影響はありませんでした。たった10分程度なので影響も何もあったものではないけれど、さすがにサイドブレーキは踏み込めず、右足で。
そして昨日は歩いてアピタまで。ようやく歩行速度がほぼ元に戻って、途中の大きな交差点を渡る不安がなくなったので、運動を兼ねて。
買い物は相方に車で連れていってもらっているけれど、そういうことがあまり得意でない相方に長い時間付き合わせるのも申し訳なくて、食料品や生活必需品だけを急いで買って
いました。
でも、たまには服だってちらっと見てみたいじゃないですか。ちょうどTシャツが一枚、どうしようもなくくたびれてきたので、売り尽くしの中で運よく見つかれば、くらいな気持ちで
行ったけれど、やっぱり売れ残りの残念感漂うものばかり。まあこれなら、みたいなものがなかったわけじゃないものの、妥協したくなかったので来シーズンあらためて。
食料品も軽いものを少しだけ買ったつもりでしたが、それでも手ぶらとは違うわけで。なで肩で特に左の傾斜がひどいので右肩に荷物をかけて帰りましたが、五十肩にじんわりと
響いたし、左膝も少しずつ痛み始めて歩幅も往きより狭くなりました。
1時間弱歩いてこんなだもの、街なかへのお出かけはもう少し訓練?してからですね。
前々から思っていたのだけれど、暮らし方って自分が育った環境から影響をかなり受けているなと思うんです。
例えば朝食。我が家では味噌汁が欠かせなくて、それはほぼ毎日作っているわけですが、よくドラマで出てくるような、パン食ならサラダとかごはんなら干物とか、目玉焼きなり
卵焼きなりの卵料理、そういうものはほぼ出てきません。
卵はコレステロールが気になるので出来るだけ一日1個までにしていて、お弁当には必ず入れるので朝食には出さないしお弁当がないときもわざわざ作ったりしません。
鮭フレークとか、今はカルシウム摂取のためお好み焼きに入れるような小エビは出てくるけれど、前夜の残り物は出てきても味噌汁以外に何か作ることはないんです。
実家は経済的に苦しかったし、大正一桁生まれということもあって、食生活は朝だけでなく全体に貧相だったし、相方のほうは義母がずっと仕事に出ていて食事に手をかける時間が
なくて、経済的な余裕はあってもあれこれ作ることはなかったみたい。
バイトのとき、同僚がきれいに詰め込んだお弁当に必ずフルーツをつけているのを見たときも驚きかつ余裕があるなと思いましたが、これも多分彼女自身がそうした環境で育ったから
なんでしょう。
前に読んだ小川奈緒さんの本に、ご自身もきれい好きだけれど、それは一緒に暮らしていた祖父母の影響が大きいとあり、玄関の三和土まで雑巾がけをしていたとか。
してみると、私や子どもたちの生活スタイルの向上については、多くを望めないってことか(遠い目)。
でもね、同じ親から生まれた次姉は昔から片づけ上手で、家の中は常にすっきりしていて私とは真逆。
うちの娘も、こんな親=私に育てられたわりには片づけは結構得意分野で、もしかしたら次姉に似たのかな?
私は片づけ下手ですが、安い材料で適当においしいものを作る能力には、次姉や娘よりは長けているんじゃないかと思っています。それくらいしか能がないのが残念だけど。
よきにつけ悪しきにつけ、親は子の見本。出来るだけ反面教師にならないようにしたいものですが、それでも何か学べればよしとしましょう。
今日も骨折後初トライアルを何かしたいと思っています。ずっと気になっている換気扇の掃除、やってみようかな。