昨夜はプロ野球日本シリーズをときどき見ていました。どちらも贔屓チームではないのでどっちが勝ってもいいけれど、3位からのし上がってきたDeNAがよく
頑張ったな、という印象。
なにしろ日本シリーズでずっと負けがなかったソフトバンクに黒星を献上したんだもの。仮に日本一になれなかったとしても立派なものだと私は思う。
それにしても毎回思うけれど、どちらかというとパリーグの選手のほうが全体的にかっこいいような気がするんです。もちろん個人差はありますが。
地元贔屓の私はもちろんドラゴンズファンなのだけど、どうも見た目に地味な選手が多いような気がします。そう!パリーグの選手は(時に監督も)派手な
選手が多い、のでは?
そして夕方のローカルニュースで、ドラゴンズの井上新監督のインタビューを見ました。ドラゴンズ一筋20年、立浪前監督のようなエリートタイプとは全く違って
いるところに好感が持てます。
そうなんですよ、立浪さんは自分が出来過ぎて、そうでない選手の取り扱いがうまくなかったのが低迷の理由なのではないかと、ずっと思っていたんです。
なにしろ3年連続最下位という不名誉な状態で、順位としてはもうこれ以上落ちる心配?はないわけだもの。最下位連続記録の更新の不安はないわけでは
ないけれど、なんだか明るい兆しが見えてきている感じがしています。来シーズンが楽しみ。
片やワールドシリーズですが、大谷選手の肩が気になります。
少し前に新聞でだったか、彼の盗塁スタイルに警鐘を鳴らしていたものがあったんです。左手でブレーキをかけるようなあのやり方は怪我を招きかねない、
というもので、その通りになってしまったことになります。
レギュラーシーズン中なら多分離脱するとは思うのですが、そこは世界一を決める戦いなのでそうもいかないのかな。たとえ怪我をしていても、大谷選手が
打席に入るのと入らないのでは相手に与えるプレッシャーが違うのでしょうね。
落語ではありませんが、野球の話はいわゆる「まくら」くらいのつもりだったのに、なんだか長々書いてしまったわ。
さて読書週間中ではありますが、このところ読書らしい読書をしておりません。我ながら情けない。そんな中最近買ったのがこれ。
本、とは言えないけれど、読むところは結構ありました。
タイトルにある「あの人」は当然一般人とは言えない方々ばかり。仕事もしていて、経済的にも自立しているような、憧れの対象になり得る人。
そんな方々のような素敵な家に住むことは叶わないけれど、を覗き見させてもらえるのはなかなか楽しいものがあるな、と買ってしまいました。ページ数が
かなりあるところも決め手だったかもしれません。
読んでいくうち、自分が今後どんな家に住むのだろうかと考えていました。
前にも書いた下水の詰まりばかりではなく、あちこちが傷んできているこの古家。40年以上も住んでいればそれなりに愛着がないわけではないけれど、年齢を
重ねれば重ねるほど使いづらいところが数多くあります。
ならば、どんな家に住みたいのか。いわゆる、終の棲家。
一番重視したいのが、水まわりかもしれません。今は外に置いてある洗濯機を家の中に置きたいとか、お風呂の脱衣所や洗面所を広めにとか。
窓の外には緑が見える、という今の家で気に入っているところはもちろん外せない。自然災害のリスクが出来るだけ低いところであることも重要だし、
子どもたちが住んでいるすぐそば、でなくても行き来が簡単に出来ることとか。家自体だけでなく、住む地域も大事ですよね。
この本に出ている人で葉山に住み替えた人が結構多かったのですが、東京中心で仕事をしている人は自然とそんな感じになるのでしょう。二拠点生活をしている
方の中で東京からかなり離れていると感じたのは京都と蓼科だったけれど、交通の便はそれほど悪くはないし、相方と私のように多くても月に2度、それも
一泊二日の頻度ではなくもっと長期滞在するのであれば問題はなさそうでした。ヤマザキマリさんなんか国をまたいで、ですもんね。
どのお宅を見ても、その人らしい個性があってとても素敵でした。すっきり整えられた家もあれば、狭い中で工夫して家族3人で暮らしているところもあって。
どの家からも住んでいる人が暮らしを楽しんでいる感じが伝わってきましたね。
私もいずれはこの家から引っ越したいと思っています。地域の環境は悪くなくむしろよいほうだけれど、さすがにこの家をリノベーションしてまで住み続け
ようとは思いません。
その日がいつ来るかわかりませんが、自分が住みたい家についてあれこれ考えておかなければ、と読んでいて思いました。そしてちゃんと書いておかないと!
畑の家だって書いておいたから叶ったと言えるんだもの。書き文字の力は侮れませんよ。