師走に入って、それでなくても気忙しいところに、まずやってきたのが税務署からの修正申告についての書類。
え?と思ったら、フリーターの息子の収入が微妙に多かったようで、扶養控除が出来ないとのこと。
まぁそれだけ彼の収入が多かったことを喜ぶことにして、修正申告に応じることにしましたが、送られた書類の内容に特に問題がなくても連絡を、と書いてあったので税務署へ電話。
最初に電話に出た女性職員はまだよかったのだけれど、担当の男性職員がそれはもうすごい早口!
何言ってるんだか、わからへんがな~(呆れ)
なんとか大事なところは聞き取れたのでよかったものの、あれなら私のほうが電話対応が少しはまし、だと思う。普通の会社員ならNGなんじゃないかな。
その後書類に住所氏名など記入して、あとは修正分を明日にでも払いに行こう・・・などと思っていると、インターフォンが鳴り、見ると小柄な老婦人が。
家のモミジが大きくなってしまって、今まではご主人が切っていたけれどとても危ないし、さりとて隣に葉が落ちるので剪定をしてもらえないか、とのこと。
わざわざお越しいただいたものの、とてもじゃないけど新規のお客様まで対処出来ない状態なんですよね、相方。
それでなくても今年はめまいで仕事が出来なかった期間もあったし、義母のことで仕事を休むこともしばしば。それプラス畑もある。
基本相方ひとりでやっているので、手は2本しかないし、だんだん歳をとって動きも若い頃のようなわけにはいかない。人は衰えていくけれど、木のほうはどんどんと成長していくんだもの。仕事が捗らなくて当然。
そんなわけで、とても申し訳ないとは思うけれど、丁重にお断りしました。でもまた言ってくるかもしれないな。
昨日は昨日で、別の依頼の電話があったのをお断りしたんです。それなどはただの剪定だけではなく、竹の伐根もあったから、話を聞いた途端却下を判断しました。
どちらも私が対応したのでよかったかもしれません。相方が対応したら、無理しちゃうかもしれないもの(いい人なので:笑)。ない袖は振れない、って正にこのこと。
最近では植栽のない家も多くなっていますが、それでもお庭のある家もまだまだあって、庭師の需要自体は減ってもまだあるわけですが、職人のほうはというともっと減り方が激しいように思います。
相方だって若くありませんが、もっと年配の庭師さんがどんどんと引退していけば、当然別の庭師さんを探す必要が出てきます。
広報誌などの広告に、庭木一本いくらから、などという広告も見かけますが、仕事ぶりについてはどんなものなのか。相方のお客さんの中にも一旦うちから離れてシルバーさんか何か、別のところに頼んでみたものの
納得いく仕事ではなかったのか、再びうちへ頼んでくることもありました。
相方もいつまで仕事を続けられるかわかりませんけど、お客さんのほうもお歳を重ねるわけで。相方の引退が先か、仕事先がなくなるのが先か。これ、なかなかのデッドヒートかもしれない。
さっきも電話したら、お昼を食べたら早々に作業再開しないと間に合わない!と言っていました。あんまり忙しく仕事をこなしていくと、まためまいが復活するんじゃないかって心配です。