前に整理収納アドバイザーの水谷妙子さんの本について書きましたが、非常にうらやましく思ったのが、夫の家事の貢献度の大きさでした。
コラムにも書いてありましたが、なんでも夫と妻で6:4の割合で家事を負担しているとのこと。うちじゃ絶対あり得ない・・・・・・
夫婦どちらかが体調を崩したりしても家の中が回せるというのは、生活していく上ですごく安心感がありますよね。
振り返って、我が家の場合。
相方が倒れたりすると収入が途絶えるので、それはそれで問題ですが、もし私が急に病に倒れたりとか事故に遭ったりして家のことが出来なくなると、はたして相方は
生きていけるんだろうか?と、大げさではなく思います。
それくらい家の中のことがわからないし、ものを探すのも下手。もしかすると緑内障で見えにくいところもあるかもしれないのだけれど、口頭で説明して
ものを探しあてたりすることが本当に苦手です。
もしかすると、これもある意味大人の発達障害なのかもしれないと思ったりしますね。
それを感じたのが、新聞のサンデー版にあるクイズというか頭の体操的なものの説明文の意味が、すぐに理解出来なかったこと。国語力がないと言えば
そうなのかもしれませんが。
話を戻して、家の中のものの在処について、自分に関するもの以外は全く知らない&気にもとめない相方。その自分に関するものについてだって、在庫が
すっかり無くなってからしか伝えてくれないので、ちょっとしたもめ事の種になってしまうことも。
なんでも無くなる前に補充したりするのが当たり前みたいにしてきたことが、かえってよくなかったのかもしれません。
そこで少しずつ、相方ばかりではなく誰にでもある程度ものの在処がわかるようにしていこう、と考えて、まずはと始めたのがラベリング。
でも引き出しなどはそれが出来ても、扉で隠れているところのものを、どうやってわかりやすくするかで行き詰っています。
それから私がパソコンでつけている相方の仕事の帳簿。前年度まではプリントアウトしてありますが、当年度はまだパソコンの中だし、一番の難点は相方が
この手の機械ものに疎いこと。スマホはなんとかいじっていますが、人に訊かずにやれているのは馬券を買うことくらいかも。
結婚して37年と4か月ほど。もっと早くから相方の家事能力を上げておけばよかったよな・・・と思っても、お世話好きの義母がいましたからね。なんでも
やってあげちゃう。いつも相方がその辺に置き去りにしたものを、きちんとそろえたりしていましたっけ。
我が息子も相方と同じような傾向にありましたが、数年前に家を出てからは相方よりかなりましになっているはず。行ってみたことがないので知らないけど、
少なくとも料理の腕は上がったみたいです。
ぼやいていても事は解決しないので、ちょっとずつ相方に家の中のことを教え込んでいかなくてはと思います。犬のしつけのほうがうんと楽かもしれませんが。