天候:うす曇り
海況:南南西の風弱く 凪
気温:16℃ 水温: 水面 9.5~11.2℃ 水底 8.2~9.4℃
透明度:4~5m
今日は、6名のダイバーでアゴ島から弁天島へダンゴウオの探索と撮影記録をしてきました。アゴ島では、水深5~6m付近の白い岩肌や海藻(スジメ)に付着している個体が、10個体以上観察され、これから抱卵をする赤系のオス1個体とお腹の大きなメスの個体が3個体観察された。
3番目に発見された抱卵(水深6m付近。巣穴径は、約1.6cm)
吸盤状の腹ビレで岩肌に吸付き、尻尾でバランスをとって流されないように餌を探す
弁天島では、水深3~6m付近の岩肌に10個体以上の稚魚と先週発見したオデブなダンゴウオは定位置に、また、先日から観察している2か所の抱卵も順調で目がハッキリと見えるようになってきた。(6月中旬にハッチアウト?)その他、メスが3個体など。
体長2.5cmの大きなメス (通常のメスは、体長1.8~2.0cm程度)
その他、久しぶりに体長1cm位のスナビクニンの幼魚や大きなミズダコと遭遇した。
これから6月下旬にかけ、ダンゴウオも数多く生まれてくるが、天敵のアナハゼの仲間に捕食される為、観察できる数がだんだん少なくなる。