天気:晴れ
海況:東よりの風 やや強く 多少風波あり
気温:8℃ 水温: 水面 6.6℃ 水底 5.4℃
透明度:3~5m
今日もダンゴウオの抱卵を探しに弁天島とアゴ島で潜ってきました。透明度も徐々によくなって場所によっては、5m位は見通せる。また水温も3日前より1℃位上がってきた。
1本目は、弁天島へ。先週発見したダンゴウオの抱卵は変化なしだが、新たに2ヵ所の抱卵を発見した。(結果、弁天島でのダンゴウオの抱卵3カ所)
今日は、マボヤの上にいたダンゴウオのオスが突然移動したかと思いきや穿孔貝の穴に頭を突っ込んで巣床を確認していた。
また、体長50cm位のタケノコメバルを発見。地元では「ボイジョ」と呼び、刺身などで食べると美味しい魚だが、この魚、リュウグウハゼなどの小魚を丸呑みする。時には、クチバシカジカも捕食し、お腹の中から発見された事例もある。クチバシカジカの天敵である。
2本目は、アゴ島へ。 ダンゴウオは、5個体と抱卵も1ヵ所確認できた。卵はあるが親が隠してなかなか見せてくれない。
その他、フサギンポやシロホクヨウウミウシの青バージョンなど
今日 観察できたダンゴウオ
今日は、久しぶりに東よりの風が吹いている為、沖合の冷水塊にいるクリオネが沿岸まで流れてくる可能性が高くなってきた。