天気:晴れ
海況:西よりの風 やや強く 風波あり (強風注意報 発令中)
気温:0℃ 水温:11.2~11.5℃
透明度:8~10m
竹浦 第3のポイントとして解放予定の「竹浦グロット」
今日は、西風が強く吹く中でアゴ島と弁天島で2ダイブした後、先週発見した伝説のトンネルの調査と潜降用ロープを設置してきました。
この海底トンネルは、現在の地元の漁師さんでも確認した人は誰もいなく、伝説となっている。詳しく聞いてみると1950年代に沖縄から来たカツオ船の漁師さんが素潜りで潜ったとのこと。この漁師さんは、竹浦に婿養子として竹浦に住み、震災後なんと102歳の長寿で亡くなったという。実に60年以上前のことだった。
この伝説のトンネルは、「竹浦グロット」と名付け、今後竹浦の第3のポイントとしてファンダイブできる。観察できた生物は、サクラミノウミウシが多く、スミゾメミノウミウシや大きなタケノコメバル、ミズダコ、キタマクラなど観察できた。
その他、弁天島やアゴ島でクチバシカジカやダンゴウオ、フサギンポなどなど・・・
(ハッチアウトしている卵塊もあるが、最近産んだ卵塊もある為、年明けまで観察できる)
今日観察したダンゴウオの一部
浅場では、トラパニア・トッドイも3個体(6mm~1.5cm)
今日調査した竹浦グッロトでは、残念ながらクチバシカジカやダンゴウオなど確認できなかったが、今後のファンダイブで多く観察できるでしょう。お楽しみに・・・・・