天気:晴れ
海況:西よりの風が強く 風波あり (強風注意報発令中)
気温:17~20℃ 水温:8.7~9.3℃
透明度:7~8m
2匹目のメスの卵を守る ダンゴウオのオス(竹浦グロット)
今日は、アリエルチームとハイブリッジチームと合同で竹浦のグロットと弁天島で潜ってきました。西よりの風が強く吹く中でのダイビングとなったが、その影響で透明度が回復してきた。
今日の目的は、ダンゴウオの抱卵や稚魚たち、そしてクチバシカジカの幼魚などの撮影と観察だが、今年もまた2匹目の卵を守るダンゴウオが観察された。このオスは、3月中旬に抱卵を開始し、ハッチアウトが完了したが、上記の写真のように新たな卵を守っていた。卵は、まだ新しく産んでから1週間程度のようだ。
お腹の大きなダンゴウオのメスが、まだまだ多くダンゴウオの抱卵は6月中旬まで観察できるでしょう。また、「天使の輪」を持つ稚魚たちも様々な環境下で数多く観察できた。
一方、クチバシカジカは、成魚や若魚、そして今年生まれた幼魚たちも各ポイントで複数個体観察できるようになってきた。
口元が損傷したクチバシカジカの成魚も元気!!
クチバシカジカの幼魚(着底してから約1ヵ月 1.5cmまで成長)
その他、オコゼカジカ、ヒメフタスジカジカの抱卵、ウミウシ各種、ミズダコなどなど・・・
今日は久しぶりに竹浦でダイビングを楽しんできましたが、また明日から江ノ島へ行ってきます。