「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2016年12月19日(月)  漁業支援活動最終日 in 江ノ島(27)

2016-12-20 08:18:48 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

    江ノ島から昇る朝日

 11月1日から始まった江ノ島支部の漁業支援活動も27日目を迎えて今日で終了しました。

 早朝の女川港を出港して約25分で江ノ島港に到着するが、航行中江ノ島列島からの昇る朝日を見る日も多い。沖合の海況は、透明度が10m以上あるのだが常にうねりや風波があり、ベタ凪になることはなかった。また、水温も16℃台から始まって10℃台まで下がってきたが水中での寒さはほとんどない。しかし、12月になってからは、船上にいる時がかなり寒い日が多かった。潜水作業は午前中だけで毎回200~230分、ナイトロックス(NX32)でのダイビングで無事終了しました。

 また、来年4月1日から江ノ島の漁業支援活動を再開します。

一方、繁殖期を迎えた竹浦の海は、18日にはアリエルの小玉さんが今季初となるクチバシカジカの抱卵を確認した。また、フサギンポの抱卵も複数、アイナメの抱卵もハッチアウト進んでいる個所も多いという。

 これから女川湾の水温も10℃を下回ってくるが、生きものたちの生態観察できる最高の季節となる。