天気:くもり時々小雨
海況:東よりの風 多少うねり
気温:17~19℃ 水温:20℃前後
透明度:5~8m
卵を抱えるニホンウミシダのメス
アリエルチームに便乗して久しぶりに竹浦のグロットとアゴ島にKAZUが潜ってきました。
多少うねりがあったが、この日、ニホンウミシダのメスが卵を抱える個体を初観察した。
また、女川湾では、北の生きものと南の生きものたちを同時に観察できる時期でもある。
クチバシカジカやダンゴウオをはじめ、人気者のハコフグ類の幼魚やイセエビなども観察された。
ハコフグの幼魚
ミナミハコフグの幼魚
その他、マダコの抱卵、マダラギンポ、マダイ、ソラスズメダイなど・・・
そして、特別な許可をいただき、湾内限定のナイトダイビングに私も参加してきました。
ナイトダイビングの準備(参加7名)
ナイトダイビングでは、岸壁の街頭の明かりに誘われて今年6~7月に生まれたジンドウイカの幼体が複数集っていた。その中にイワシを捕食した個体もあり、また、ダンゴイカやハオコゼなどの夜行性の生きものたちも観察できた。
イワシを捕食するジンドウイカの幼体(大きさ 5cm程度)
砂に潜るダンゴイカ(大きさ 2cm)
*一方、女川町江ノ島の夏の漁業支援活動も今月で終了するが、相次ぐ台風の影響もあり、潜水作業ができない状態が続いている。
生きものたちは、ソラスズメダイ、ツノダシ、オヤビチャ、ハコフグの幼魚、イシダイなどの小型魚から、大きなマダイ、コブダイ、ウミガメなども多く確認できている。