Belleの着物生活

いつもはジーンズ、時々きもの。
Belle(ベル)きものサロンの着付師が
日常をお伝えします。

染めの結城紬

2011-11-16 | 本日の着物
レッスンの時の着物です。


またまた母からの着物のため詳細はわかりませんが、後染めの結城紬ということです。
白生地を染め屋さんが型染めにしたのだと思います。柄はおまかせだったと聞きました。写っていませんが、八掛けは濃紺で地味目にまとめています。

結城らしい、ガーゼのようなふんわりとした手触りがとても優しい、好きな着物のひとつです。白地の帯と合わせることが多いのですけど、今日は茶の八寸帯にしてみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帯結びあれこれ

2011-11-14 | 着つけスクール
Kさんは帯結びで試行錯誤した結果、お太鼓を先に作って締めてから、手を巻いていく方法を選択しました。この方法だと、確かに確実にお太鼓の形がきれいに作れます。
着物初心者の方たちには、この方法も良いのかもしれません。

いつもは、先にお太鼓の形を作るのに、クリップを使うのですが
こんな感じです


今日は改良枕という道具を使ってもらいました。
これが改良枕

改良枕を使用して作ったお太鼓。


改良枕を使ったお太鼓は、
①カチッと四角いお太鼓になりすぎる
②お太鼓にふくらみがない

といった欠点もありますが、

①いつでもきちんとしたお太鼓の形になる
②短い帯でも結ぶことができる
③手が後ろに回しにくい人でも大丈夫

という良い点もあります。
いつかは手結びできっちり結べるようになると良いとは思いますが、
とりあえず早く着付けを習得してお出かけできるようになることも、やる気を出す上で大切なことです。便利な道具があれば使ってみるのもいいかも知れませんね。



Hさんの方は、地道に練習。
今日は大島紬に八寸帯で練習しました。


1回目、手持ちの帯揚げが綸子の絞り、という少々大げさなもので、いまひとつですね。色も白なのでぼんやりした感じがします。


次に八掛けの赤に合わせて、赤の縮緬の帯揚げにしてみました。秋らしくほっこりとした雰囲気が出たように思いませんか?帯揚げひとつでずいぶん変わるものです。
今は赤の八掛けはあまり使いませんけど、こうして他の小物とコラボして昭和のイメージで着てしまうのも、かえって新鮮なように思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紬に八寸帯

2011-11-12 | 本日の着物
レッスンの時の着物です。
再び緑の格子の紬。素朴なクリーム色の八寸帯を合わせてみました。


帯揚げに黒の縮緬、帯締めは濃い紫にして、全体をきりっと締めました。


今日はデジカメ&三脚で撮影したので、ついでに横姿も

着物の衿を汚したくないので、いつも私は首を長ーく伸ばし(もともと長くないので、けっこう大変)、肩を下げて、首が衿に触れないように気をつけています。衿汚れは見た目にもよくないし、しみ抜き代もかかります。汚さないのがいちばんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さらに美しい着つけをめざして

2011-11-11 | 着つけスクール
継続的に通ってくださって、地道に練習を重ねているKさんは、今日は小紋の着つけです。
最近ずっと紬を着ることが多かったので、いわゆる「たれもの」は少々着にくかったようですね。

お休みが多かったHさんは久しぶりのレッスンでしたが、意外にもスムーズに着つけされていました。



Kさんはもう一人で着物を着て出かけることができるレベルです。これからは、さらに上の段階へ進んでほしいものです。

まずは着つけがスムーズにできているかどうか。
着つけが上手な人は、無駄な動きをほとんどしません。何度も引っ張ったり鏡ばかり見ていては、時間がかかってしまいます。
鏡を見るのは要所要所にとどめ、できる限り手の感覚をたよりに着ていくのが良いのです。
Kさんは最初のころ首をひねって鏡ばかり見ていて、首が痛くなってしまいました。これでは着物を着るのがおっくうになってしまいます。
今日はこの辺に気をつけてもらいました。
さらに、胴まわりのしわ取りを重点的に習いました。いつもに比べて、胸元もすっきりしましたね。ただ着るだけではなく、細かいところまで気をつけてさらに美しい着つけを目指してほしいと思います。
さて、今日のKさんの着つけはいかがでしょうか。とてもきれいでしょう?


次は久しぶりのHさん。今日は今まで練習に使っていた単衣の小紋に替えて、大島紬で練習しました。小紋にくらべてずっと着易いことに驚いていたHさん、慣れるまでしばらくは紬で練習すると良いと思います。
着物までの手順をゆっくりおさらいしながら、着てもらいました。帯はお太鼓を先に作って締めるやり方を選択されたので、こちらも復習しながらです。帯揚げ・帯締めのきれいなまとめ方も習いました。
ちゃんと覚えていてくださって、嬉しい思いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ11月、羽織です

2011-11-08 | 本日の着物
今日は某着つけ教室のレッスンの日です。さらに着つけの技をブラッシュアップするため、継続的に通っているのですが、朝から一日中着物を着たり縫いだり着せつけたり、めちゃくちゃ疲れました

さて11月ですから、そろそろ帯だけの姿で外出するには肌寒い季節、ということになってますね、着物の世界では。でも実際にはそれほど寒いわけではないので、今日はデニムの着物を着て、上は羽織にしてみました。



出かける前に写真を撮る時間がなかったので、夜帰って来てからの撮影です。最近携帯のカメラでは暗いとうまく撮れないので、デジカメ&三脚で撮影しました。なーんかポーズが変ですねえ・・・。当然顔はカット。だって笑えるんですよ

この羽織、縮緬地の小紋柄です。長さは短くもなく長くもなくってところでしょうか。今の流行はもう少し長いのでしょうが、このくらいの丈も使いやすくてなかなかいいものです。小紋の羽織は着る機会も多いし、おすすめですよ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする