Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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21人の弁護団と

2008-04-22 17:29:33 | 自分のおかたづけ
時事ネタはあまり書かないようにしています。

今日は、光市の母子殺害事件の判決の日でした。

自宅で、会計ソフトと格闘しておりましたところ、昼過ぎに判決が出て、原告の本村洋さんが、少しだけすっきりとした表情で記者会見に臨んでいました。

事件から9年経って32歳。

記者からの質問に対して、やり取りを聞いていると、深々と頭を下げ、理路整然とし、しかも世論に対しても慎重に発言する態度は本当に神々しさを覚えるほどだったと思います。

犯罪被害者の権利を確立する為にも、強く戦ってきた長い9年間だったと思います。

同志とともに声を届けた犯罪被害者等基本法

自分の大切に思う人が、あのように命を絶たれたら、奪った命を命で償ってほしい、いや償わせてやろう・・・・そんな復讐の念が先立つものだと思います。

若い頃の本村さんにもそのような思いはあったかもしれない。しかし、記者会見を聞いていて思ったのは、真に犯罪のない社会を願ってのことだったと思うのでした。

事件当時、18歳と1ヶ月の未熟な若者の過ちの情状酌量の余地と、被告の供述と弁護団の主張が一切認められなかったことを不服として、3時ごろワイドショーが弁護団が上告を報じていました。

また、3年ぐらいかかるのか??

この事件は、これで落着したと思っていただけに耳を疑ってしまったと同時に、裁判員制度のことが頭をかすめました。

「えっ、私も死刑でいいのかと思っていた・・・・・」

幼少期の愛情の欠落は、成長に何らかの影響を与える可能性があるが、不遇な生い立ちの人が未熟で犯罪を犯すのではないだろうし、強く生きている人はたくさんいると思う。

家族とともに経済的に豊かに暮らしていても精神的な未熟さから、罪を犯した事件も、頻発しています。

事件が起きてから、加害者がどんな環境に育ったかということを外野が親の養育態度などのせいにしても意味がなくって。

類似の事件として比較されている永山事件の時とは、被告が育ってきている「私たちが一員になっている社会生活環境」も違ってきているのも確かです。

被告の少年が、死刑になりたくない、終身刑で免じて欲しい思う気持ちがあるなら、このような前例を作ってしまったことに対する申し訳なさかもしれないです。

それにしても、判例として、このケースの死刑を認められることになったら、自分は裁判員になった時に、やはり同様なケースで死刑を選ぶのだろうか・・・・。

「死刑」を選択する裁判員になるよりも、何かできる自分でありたいと思いました。

1日1回押していただけると何事も頑張ります。



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