Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

グラッサー博士の選択理論

2009-07-04 20:04:53 | おすすめBooks
私は、今、メンターとしてのトレーニングを受けていて、今日は心理療法の1つ「現実療法」のもとになっている「選択理論」を学んできました。

人は内側から動機付けられ、外的なコントロールでは変わらないってことは、以前からわかっていたものの、その理論が、具体的に選択理論から来るものであったことを知ったのは、今年に入ってからです。

ずっと学ぶ機会を探していました。

現実療法は、未来志向の心理療法です。

過去志向気味の交流分析に慣れた自分にとっては、未来志向のものに触れ、バランスを取るのはとても大事なことと考えています。

今、読んでいる本は、この本です。

グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くために
ウイリアム・グラッサー
アチーブメント出版

このアイテムの詳細を見る


分厚い本なのですが、短時間でも時間をとってはこの本を読み進めることが、目下の楽しみです。

ブログ読者の方が、選択理論を手っ取り早く知るために、10の原則を記します。

1.私たちのコントロールできる行動は、自分の行動だけである。
2.私たちが与えることができるもの、他の人から受け取るものは全て「情報」である。
3.長期にわたる全ての心理的な問題は、人間関係の問題である。
4.現在の人間関係に焦点をあてる。
5.過去に戻ることは、現在の人間関係を改善するには、全く貢献できない。
6.私たちは遺伝子に組み込まれた5つの欲求によって駆り立てられている。
7.私たちは、上質世界に入っているイメージ写真を満足させることによってのみ欲求を満たすことができる。
8.私たちができることは、行動することである。
9.全ての行動や、動詞、あるいは不定詞や動名詞によって表現することが重要である。
10.私たちが直接コントロールできる要素は行為と思考だけである。

次に続く言葉も、端的に多くの悩める人たちを、振り返らせることができる言葉だと思うのです。

「変えられること」と「変えられないこと」を見分ける力をつけ、
「変えられること」を変える力を持ち、
「変えられないこと」を受け入れる勇気を持つ。

最近の私は、

「変えられないこと」を変えようとすることよりも、実際に「変えられること」に自分の力を注いでいるだろうか?

「変えられること」と「変えられないこと」の見極めを誤って、「変えられること」も「変えられない」と諦めてしまって、戦わずして敗北者になっていないだろうか?

と、私は自分に問うのです。

もちろん、「これは、変えられるかどうか?」って、手にとって冷静に考える必要がありましょう。

自分が特定の感情に流されている時は、それは難しく、交流分析的には、成人(A)の状態を自分自身が作って吟味する必要があろうかと。

本当の癒しも、内側から沸いてくるように感じる最近の私です。

少しづつ復活中。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ