Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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ロルフィングを終えて

2014-10-27 20:47:40 | 心身一如な日々
先日、5月から継続的に行っていたロルフィングの最終セッションが終わりました。

少し、時間がかかったかなとも思うのですが、自分ではそれもよかったなと思っています。

8月の実家への帰省で、引っ越し手伝い中にぎっくり腰になり、この間少し時間を置いたのですが、
これもまた心理的に自分を観る深い時間をもたらしてくれたからです。

その間にやったことは表現アートセラピーでの「インナーチャイルドセラピー」と「大相撲」のマインドフルネス観点での観察です!

そもそも、私がこの5ヶ月間やったことというのは、
大筋群中心で反射的になっている動きを、本来動きに参画できるはずのインナーマッスルを機能させながら、
自然な骨格が維持できるように身体の使い方を取り戻したということなのだと思います。

その結果、固着した動きからの自由度が高まり、自分が使っていなかった方向への身体の使い方が可能になったということ。

などなど、なんだろうと思います。

しかし、私の最もネックになっていたのは、
「はやる」「いきり立つ」「戦う」「練習を好む」そういう心や身体のあり方です。

何が問題なのかと言うと、これらは全て「今ここ」ではなく、過去に成功した行動パターンに
紐づいているということなのです。

悲しいかな、めっちゃ体育会系の反射的な行動やん。。。

身体の反射は、思考で言えば自動思考ですから、全く知的ではない動作であります。
そして、マインドフルネスでもありません。

そういうことがだんだんと明確になるうちに、
少しづつ自分の身体や行動の観察が細かくなっていったように思います。

インナーチャイルドセラピーは、表現アートセラピーで取り組んだんのですが、
自分の家族の中で起きていた出来事と、それを自分がどう見ていたのか、そこで自分が果たしていた役割などを
溯ってきたことから自分の身体が溜め込んでいる感情に直面しました。

具体的に言うなら、何かと対立の多い家庭の中で、幼い私が苛まれていたのは「恐怖」です。
おそらく今もそれを手放せないのでしょうね。

このことは、交流分析に慣れ親しんでいた自分であっても「ふた」をしていたことです。
結局、自分の親のことは嫌いになりたくないから、あるがままの感情に向き合えなかったのです。

人に何かを委ねにくいことも、自分のことは自分でやるべしという親の強力な躾による影響と
思いますが、身体も委ねにくかったです(汗)

手放せない感、ハンパないっす。。。

脳で言えば、扁桃体は非常に活性しているのだと思います。

だから、瞑想や呼吸法、本格的に自己洞察瞑想療法に行き着いたのだと思います。

それにしても、こんなガチガチな身体でよくもまあ幼い頃から「運動神経のよい子」のポジションを
得てきたもんだなと思うと本当に、自分の身体の潜在能力に感謝します。

もうすこし、今ここでの気づきを大事にし、自分の身体を慈しみ、感情解放をすれば
きっと残りの人生を健やかに過ごせることでしょうね。

ロルフィングは、筋膜に働きかけ、時にこのはがす手技に特徴があるように思われますが、
ロルファーに依存しすぎることなく信頼関係をしっかり作り、さらに自分の身体に責任を持てば、
生き方を学んでいくことになるんだろうなと思います。

私に限って言えば
・外側に引っ張られる身体→特に内転筋の衰え
・反り腰→大腰筋の衰え

は、他者評価を気にするが故に、内的な価値基準が弱った状態だったとも言えるし

・太ももの発達

は、身体の後ろ側を信じられずに踏ん張りすぎた自分の囚われだったと思うのです。

今は、太ももの形が変わってきたように感じます。

・内側に巻き込まれた肩

これも現代社会ではしょうがないのかもしれませんが、腕やローテーターカフの筋肉を独立させることで
本来の動きを取り戻していったり

いやはや、本当にこの身体の変化におつきあいいただいたロルファーの星野あつこさんには言い尽くせぬ感謝です。

いやはやプロフェッショナルなお仕事で終始サポートしていただきました「神の手」です。
そして、腰痛を起こした時も、いち早くカウンセリングしてくだりケアもしてくださり、本当にありがたかったです。

もともと鍼灸師でもあられ、東西両方の施術に長けていることもあり、
本当に身体のことを良くわかっているなぁと信頼を寄せていましたが、
最後の最後に「相撲」の話で盛り上がれたのは、本当に身体が好きなんだろうなと思わずには
いられません。

ロルフィングのセッションは卒業となりましたが、
四股は最高のエクササイズであるという意見の一致により、呼吸や瞑想と合わせて腰割り(スクワット)を行っています。

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股関節を動かして一生元気な体をつくる
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これも練習好きのサガか?

でも、1回3分を1日に2~3回、股関節の柔軟性の為に始めたわりに、
マインドフルネス的に身体の反応を確認しながらやると身体の感覚の冴えにもつながっていて
いい感じで続けています。

最近、相撲女子化している私ですが、
こうして身体は予測ができているというか、引き寄せ合っていくというか。

好きなことの1つ1つのつながりが新しい自分を作っているなと思う日々です。

非常に有意義な時間でした。
多分、これが終わりではなくまたはじまりであることも知りつつ。

星野さんありがとうございました!
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本格的にマインドフルネス

2014-10-27 20:14:22 | マインドフルな日々
年明けから自分の身体を使って、マインドフルネスとは一体どういうことなのかを試してきましたが、
いよいよ本格的にこちらの方向を深耕することに心が動いています。

日本でもマインドフルネスは、臨床で取り入れられてきていますが、
アメリカではもう一歩も二歩も前に社会的に大ブレイクで、グーグルの社内研修プログラムの「Search Inside Yourself」が
日本でも大々的に紹介されてから、人財育成業界でも興味が高まっています。

サーチ! 富と幸福を高める自己探索メソッド
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私自身の動機としては、「人の行動変容には身体の気づきの影響が大きい」というもはや信念ができてしまい
これも自分のキャリアや自分の苦悩が活かせる分野として相当熱中できる領域になっています。

今は、大田健次郎先生について「自己洞察瞑想法(SIMT)」の心理相談員の勉強をしています。
この数ヶ月実践してきたことってこういうことだったんだなと、本を読んで納得しています。

うつ・不安障害を治すマインドフルネス―ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」
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佼成出版社



不安、ストレスが消える心の鍛え方 マインドフルネス入門
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清流出版


ただ、やっぱり瞑想だけでは行動変容、人間としての成長にはあまり意味がないので、
そこに価値実現まで加えたセッションを支援できるようになるというのがこの1年ぐらいの目標に
なります。

もともと私自身が「うつ気質」なので、このSIMTの実践は私自身の心身を柔軟にすることにつながると
思っているので、ただひたすら実践中です。

昨日は、マインドフルネス学会第1回大会に参加しました。



ポスターセッションもパネルディスカッションについても非常に有意義。

人財育成やメンタルヘルスに日頃関わる仕事をしているだけに、
今後の人材育成の向う方向性や、臨床でマインドフルネスがいかに人のWell-beingを取り戻す上で
貢献しているのかが手に取るようにわかりました。

ただ、仏教や瞑想の背景についてはまだまだ知識も関心も弱いなということで学習が必要かなと思いました。

別冊サンガジャパン 1 実践! 仏教瞑想ガイドブック
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サンガ


自分のワクワクが心身一如の学=ソマティック心理学にあることも最近明確になってきました。

これからの学びと実践が楽しみになってきました。
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