いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

製パン王キム・タック 第18話

2011年08月17日 | 製パン王キム・タック
2年ぶりにユギョンと会って、うかれるタック。
インスクに侮辱され、傷ついたユギョンの心も癒される。

第2試験の課題は「世界一面白いパン」
パン作りに欠かせないと思う材料を使わずに、パンを作ること。
ミスンは小麦粉、タックとマジュンはイーストを除いた材料で
パンを作らなくてはならない。

タックが、パルボンBで出会った青年だと
思い至ったイルチュン。
それを隠していたマジュンに静かな怒りを向ける。
マジュンは会社にまで出向き、必死で父に許しを請うが、
受け入れてはもらえない。
失意のマジュンは、閑職に追いやられたユギョンに言う。
「お前を貶めたやつらを許すな。僕を利用しろ」
同じ目的のために、手を組もうと提案するマジュン。
泣きながら訴えるマジュンの抱擁を振り払えないユギョン。

パンを届けにきたタックは、
タクシーから降りてくるふたりを物陰から見てしまう。
タックに気付いたマジュンは、キスをしているかのように
ユギョンに耳打ちし、タックに見せつける。
「お前は、世界の誰からも求められてはいない。
父も、シン・ユギョンも、お前の帰りを望んではいない」

マジュンの言葉に打ちのめされ、雨の中帰ってきたタック。
待っていた会長に、麦飯パンを作って差し出す。
イルチュンは、ひとくちほおばって、滂沱の涙を流す。
「タックや」

抱きあい、涙を流し再会を喜ぶ父と息子。
14年前の真相を知るジングは、階下で静かに立っていた。

雨の中、製パン室の明かりを見上げてたたずむマジュン。


(つづく)

マジュンが求めても、得られなかったものをタックが得た回だね。
どうしても超えられない、実父と息子の血のえにしを見た思いのマジュンだね。
だから余計にユギョンを自分のものにしたいんだね。
わかるよ、わかるんだけど……

絶対だめだからー!!



そんな顔してもだめだからー!

もうユギョンを不幸の道に引きずり込まないでよ。
タックと幸せになれるんだからほっといて!

しかしさすがにマジュンが不憫だったわ。
苦労知らずのぼんぼんですけどね。
タックと比べたら、食べ物や寝る場所の心配がなかった分、
やっぱりぬくぬくと暮らしていたわけだけどね。
そうは言っても、出生の秘密を知ってしまって、
苦悩してきた少年ですから。
本当は自分こそいらない子じゃん……とわかってしまった子ですからね。
無碍にはできませんぜ。
しかし嫌な母子だね。
人の傷つくツボを心得ていて、
しかもためらいなく突いてくるからね。
お前たちの苦悩はある意味自業自得だよ。

なんかイベントいっぱいで、
放送では第2の試験についてはカットされまくり。
イースト使わないパンねー。
今でこそ天然酵母はもてはやされてるけど、
当時はどうだったんだろうね?
でも大昔は天然酵母でパンを作ってたわけでしょ?
パンの歴史も勉強しないとバックグラウンドがわからん……。



ユギョンとうまくいってうかれまくってるタックを見て
ケロッピは寂しそうだね。
列車についてはどーでもいーじゃないか……。
タックを好きになったって気付いているかなぁ。

会長室で土下座をしても許してもらえないマジュン。
そんな息子を慰めようと肩に手を置くものの、
完璧に拒絶されるハン室長もやっぱり気の毒。
ユギョンの優秀さは認めて、推薦状まで書いてくれた人だけどね。
自分も不幸な生い立ちから努力した人だから
インスクとは違って、苦労人にも情がないわけじゃない。
野心さえなければ、インスクさえ愛さなければ、
イルチュンに嫉妬さえしなければ、よい片腕となって活躍できたのに。

随分前のパルボン先生の言葉が思い出される今日この頃。
縁があれば、人は出会ってしまうのね。
それが悪縁であっても避けることはできないのさー。

ボンパンレシピのことも言ってたね。
それを手に入れるのは
真に望む者か、夢を抱く者か、だって。
本当に紅天女を求めるマヤと亜弓さんみたいになってきた。
タックはいまのところボンパンレシピに興味なさそうだけど。

しかし、



はぁああああ、結局純情すぎるキムタック。
時代かのう。

とりあえず、お父さんと会えてよかった。
まだ……18話?
このあと会長の過去の仕業を知って憎んだりとか……ないよね?



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