※全話視聴終了後の感想です。
ネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。
はいはいはい、もう本編視聴時はグクのことばっかりで、
大事なことも書けてなかった気がするので、
ドラマで描かれた友情についてちょこっと感想メモです。
やっぱり大事なのは、ヘミとベクヒの友情物語ですよね~。
一番はじめは、女王さまヘミと、お付きのベクヒって関係でした。
でも、他人に「ヘミッパ」と呼ばれるベクヒをかばってやったヘミ。
あの性格ではお友達いなさそうですから、
自分を慕ってくれるベクヒのことは大事に思っていたんでしょう。
ただ、オーディションで明らかになったように、
ベクヒを見下していたことは事実。
ベクヒの方も、自分が落ちるならヘミも一緒に……という
まことに身勝手な論法で、
真実の友情とはいえない関係性でした。
ベクヒだけが合格したことで、ヘミは初めてベクヒに嫉妬します。
なんであんな子が?なんであの子ばかり選ばれるの?
ベクヒの方も、まわりはちやほやしてくれるのに、グクだけはなびかない。
ヘミばっか見てる、ということで、
別の形での嫉妬が生まれます。
それでも、ヘミの窮状を知って、心が揺れる。
ヘミも、ベクヒが自分を心配してくれたことはわかっているのに、
悔しさや恥ずかしさでそれを拒絶してしまう。
この行き違いが、のちの鉢植え落下事件につながっていくわけで……。
人間素直が一番なんですが、思春期の女子はこじれますからね~。
「わたしたちってよく似てるね」とヘミが言ったことで、
ベクヒの気持ちも変わり出します。
ヘミの変化が、ベクヒの心も変えていく。
それぞれの心の成長があってはじめて、
ふたりは真の友情関係を結ぶことができたんだなぁ。
ヘミがベクヒのために歌うシーンは感動的でした……。
ファーストステージの時には、ふてぶてしい態度のヘミに
ベクヒがお説教したりして。
「芸能界ではわたしが先輩よ。オンニって呼びな」なんて。
そしてあの禁断のあだ名「ヘミッパ」も、
もうなんのわだかまりもなく呼ぶことができます。
うう……なんという友愛……。
恋心をこじらせていたベクヒも、グクの真心を受けて改心できた。
自分を信じ、守ってくれたグクは、ある意味最高の愛情をくれたんですもん。
「お前の味方は俺じゃない。ヘミだよ」って、感動的だったわ……。
インタビューで話していたのですが、
グクの役は当初、もっと反抗的なキャラクターだったそうです。
最終的にはグクがとても大人で、優しくて、強い人になってました。
仲間の中では、一番大人だったよね。
そんな彼を唯一子ども扱いして守ってくれたのがオヒョク先生で……。
泣きましたよ、実際。
暴行事件のあと、
みんなに落ち込む姿をけして見せず、ごはんをぱくぱく食べていたグク。
そんなグクの頭を先生はいとおしそうに、くしゃくしゃって……。
先生の気持ちが伝わってきて、感無量だったよ、わたし。
「グクなら耐えられる」って、お前が言うか!コ・ヘミ!頼りすぎなんじゃ!
それを自分でわかっていたからこその、別れの涙だと思うけどね……。
う~ん、ある意味究極の信頼関係か。
途中まではモヤモヤしていたグクとサムドンの友情関係も、
最後数話でバタバタと解決して絆が生まれて、こちらもほっとしました。
「Kがあなたをペースメーカーだと言っていますが……」
「どちらがペースメーカーなのか、まだわかりませんよ」
最終回のこの記者との会話は、ふたりが芸能界で切磋琢磨し、
今でもよい関係を続けていることの証ですね。
初めてのステージで、タイミングのキュー出しをしてあげたグク。
それをきちんと頼んだサムドン。
描写はされませんでしたが、その後の活動の中でも、こうした場面がたくさんあったことでしょう。
サムドンが最も信頼できるライバルが、グクなんだなぁ。
サムドンがつらいとき、グクは関与できなかった。
逆にグクの問題には、サムドンも直接的には助けてあげられなかった。
ふたりはヘミを通してつながっていて、
そのために友情関係を結ぶまでに時間がかかっちゃいました。
もっともっとふたりの仲良い姿を見たかったなー。
ヘミは俺の前で泣く、とか、笑う、とか言い合ってる頃が楽しかったかも。
グクが、ヘミの気持ちを察してからはちょっとつらかった。
ピュアなサムドンの言葉に、グクが素直に喜べなくなってたから。
さすがのグクも、直接敵に塩をおくることはしませんでした。
「ヘミの心にいるのは俺じゃない。お前だよ」っては、言えなかった。
この件だけは、最後までサムドンに対しては素直になれなかったね。
誕生日をふたりだけでお祝いする……みたいな感じでヘミを連れ去っちゃって。
男の子の意地かな。
オヒョク先生とジンマン先生は、こじれた仲をなんとなーく修復。
ジンマン先生が、音楽とダンスを愛してやまない人ですから。
生徒たちとオヒョク先生が頑張っているのを見ると、
そのままにはしておけないんですよね~。
どの人たちもそうですけど、
いったんこじれた間柄は、別の人間関係を介在することでしか修復できないのかもね。
最終回のフラッシュモブのシーン。
オヒョク先生が言いますね。
「この子たちはみんなヘミの友達です。
彼女は1年間、ここで素晴らしい時を過ごしてきた」
正直、ほんまかいな~とぼやいてしまいましたが……。
ヘミのがんばりに周囲がいじめをやめたり、
修学旅行先でみんなでセッションして楽しく過ごしたり、
多少のあれこれはあっても結局最後はみんな協力してくれたわけで、
キツかった思い出はみんな水に流してしまおう!というダンスシーン。
あっぱれであります。
青春って、いつでもやり直せる心を持ってるってことなんだなーと実感。
「あんなにひどいことされたのにもういいの?」
「うん、いいの!もう忘れたよ!わたしもあなたも未熟だったんだよね!」
そう言ってやり直せる強い人に、みんな成長したんだね……。
最後の方は、6人が一緒にがんばれる状況になって、本当に嬉しかった。
だっていつもオープニング映像を寂しく見てたんだよ~。
あんな風にみんなで踊れる日はいつ来るのかな、って。
サムドンがアメリカに行っちゃって、
6人でいられる期間はとても短かったんだと思うのだけど、
少しの間でも一緒にいられて本当によかった。
あの初舞台の瞬間さえあれば、他には何もいらないのかもしれないけど……。
「友情」という言葉の中に「傷つけ合うこともある関係性」が含まれている時代。
それが「青春時代」ってやつなんだな……と感じるドラマでした。
おばさんになるとね、そこには「いたわり合う関係性」だけがあるのよ。
それはそれでしあわせな「おばさん時代」ですがね。
ネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。
はいはいはい、もう本編視聴時はグクのことばっかりで、
大事なことも書けてなかった気がするので、
ドラマで描かれた友情についてちょこっと感想メモです。
やっぱり大事なのは、ヘミとベクヒの友情物語ですよね~。
一番はじめは、女王さまヘミと、お付きのベクヒって関係でした。
でも、他人に「ヘミッパ」と呼ばれるベクヒをかばってやったヘミ。
あの性格ではお友達いなさそうですから、
自分を慕ってくれるベクヒのことは大事に思っていたんでしょう。
ただ、オーディションで明らかになったように、
ベクヒを見下していたことは事実。
ベクヒの方も、自分が落ちるならヘミも一緒に……という
まことに身勝手な論法で、
真実の友情とはいえない関係性でした。
ベクヒだけが合格したことで、ヘミは初めてベクヒに嫉妬します。
なんであんな子が?なんであの子ばかり選ばれるの?
ベクヒの方も、まわりはちやほやしてくれるのに、グクだけはなびかない。
ヘミばっか見てる、ということで、
別の形での嫉妬が生まれます。
それでも、ヘミの窮状を知って、心が揺れる。
ヘミも、ベクヒが自分を心配してくれたことはわかっているのに、
悔しさや恥ずかしさでそれを拒絶してしまう。
この行き違いが、のちの鉢植え落下事件につながっていくわけで……。
人間素直が一番なんですが、思春期の女子はこじれますからね~。
「わたしたちってよく似てるね」とヘミが言ったことで、
ベクヒの気持ちも変わり出します。
ヘミの変化が、ベクヒの心も変えていく。
それぞれの心の成長があってはじめて、
ふたりは真の友情関係を結ぶことができたんだなぁ。
ヘミがベクヒのために歌うシーンは感動的でした……。
ファーストステージの時には、ふてぶてしい態度のヘミに
ベクヒがお説教したりして。
「芸能界ではわたしが先輩よ。オンニって呼びな」なんて。
そしてあの禁断のあだ名「ヘミッパ」も、
もうなんのわだかまりもなく呼ぶことができます。
うう……なんという友愛……。
恋心をこじらせていたベクヒも、グクの真心を受けて改心できた。
自分を信じ、守ってくれたグクは、ある意味最高の愛情をくれたんですもん。
「お前の味方は俺じゃない。ヘミだよ」って、感動的だったわ……。
インタビューで話していたのですが、
グクの役は当初、もっと反抗的なキャラクターだったそうです。
最終的にはグクがとても大人で、優しくて、強い人になってました。
仲間の中では、一番大人だったよね。
そんな彼を唯一子ども扱いして守ってくれたのがオヒョク先生で……。
泣きましたよ、実際。
暴行事件のあと、
みんなに落ち込む姿をけして見せず、ごはんをぱくぱく食べていたグク。
そんなグクの頭を先生はいとおしそうに、くしゃくしゃって……。
先生の気持ちが伝わってきて、感無量だったよ、わたし。
「グクなら耐えられる」って、お前が言うか!コ・ヘミ!頼りすぎなんじゃ!
それを自分でわかっていたからこその、別れの涙だと思うけどね……。
う~ん、ある意味究極の信頼関係か。
途中まではモヤモヤしていたグクとサムドンの友情関係も、
最後数話でバタバタと解決して絆が生まれて、こちらもほっとしました。
「Kがあなたをペースメーカーだと言っていますが……」
「どちらがペースメーカーなのか、まだわかりませんよ」
最終回のこの記者との会話は、ふたりが芸能界で切磋琢磨し、
今でもよい関係を続けていることの証ですね。
初めてのステージで、タイミングのキュー出しをしてあげたグク。
それをきちんと頼んだサムドン。
描写はされませんでしたが、その後の活動の中でも、こうした場面がたくさんあったことでしょう。
サムドンが最も信頼できるライバルが、グクなんだなぁ。
サムドンがつらいとき、グクは関与できなかった。
逆にグクの問題には、サムドンも直接的には助けてあげられなかった。
ふたりはヘミを通してつながっていて、
そのために友情関係を結ぶまでに時間がかかっちゃいました。
もっともっとふたりの仲良い姿を見たかったなー。
ヘミは俺の前で泣く、とか、笑う、とか言い合ってる頃が楽しかったかも。
グクが、ヘミの気持ちを察してからはちょっとつらかった。
ピュアなサムドンの言葉に、グクが素直に喜べなくなってたから。
さすがのグクも、直接敵に塩をおくることはしませんでした。
「ヘミの心にいるのは俺じゃない。お前だよ」っては、言えなかった。
この件だけは、最後までサムドンに対しては素直になれなかったね。
誕生日をふたりだけでお祝いする……みたいな感じでヘミを連れ去っちゃって。
男の子の意地かな。
オヒョク先生とジンマン先生は、こじれた仲をなんとなーく修復。
ジンマン先生が、音楽とダンスを愛してやまない人ですから。
生徒たちとオヒョク先生が頑張っているのを見ると、
そのままにはしておけないんですよね~。
どの人たちもそうですけど、
いったんこじれた間柄は、別の人間関係を介在することでしか修復できないのかもね。
最終回のフラッシュモブのシーン。
オヒョク先生が言いますね。
「この子たちはみんなヘミの友達です。
彼女は1年間、ここで素晴らしい時を過ごしてきた」
正直、ほんまかいな~とぼやいてしまいましたが……。
ヘミのがんばりに周囲がいじめをやめたり、
修学旅行先でみんなでセッションして楽しく過ごしたり、
多少のあれこれはあっても結局最後はみんな協力してくれたわけで、
キツかった思い出はみんな水に流してしまおう!というダンスシーン。
あっぱれであります。
青春って、いつでもやり直せる心を持ってるってことなんだなーと実感。
「あんなにひどいことされたのにもういいの?」
「うん、いいの!もう忘れたよ!わたしもあなたも未熟だったんだよね!」
そう言ってやり直せる強い人に、みんな成長したんだね……。
最後の方は、6人が一緒にがんばれる状況になって、本当に嬉しかった。
だっていつもオープニング映像を寂しく見てたんだよ~。
あんな風にみんなで踊れる日はいつ来るのかな、って。
サムドンがアメリカに行っちゃって、
6人でいられる期間はとても短かったんだと思うのだけど、
少しの間でも一緒にいられて本当によかった。
あの初舞台の瞬間さえあれば、他には何もいらないのかもしれないけど……。
「友情」という言葉の中に「傷つけ合うこともある関係性」が含まれている時代。
それが「青春時代」ってやつなんだな……と感じるドラマでした。
おばさんになるとね、そこには「いたわり合う関係性」だけがあるのよ。
それはそれでしあわせな「おばさん時代」ですがね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます