いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

不良家族 12

2012年07月30日 | 不良家族
わ~大事件が起こったよ~!

今回の重大事件はふたつ。

1.じいちゃん膵臓がん告知事件

パーティーも終わって、これは告げずにいることはできない問題です。
奥さん役の饅頭ばあさんが責任もって言わなきゃならないの。
彼女もすごくつらいよね。
でも、前の時は膵臓がんで、もう助からないって言ってなかった?
今回、手術してなおった人もいる、とかは
じいちゃんの気持ちを考えてのことなのかな。
検査入院だけど、もしかしたらこもまま病院から出られずに
亡くなってしまうんじゃ……。
なんとか元気になってほしいよ~。

じいちゃんは、この先のことを考えて、
疑似家族には何も言わずに家出しようとします。
本当の家族だって、たくさんの治療費を払い、
何年も介護することに耐えられないんだぞ!と言うのです。
それは本当にそのとおり。
しかも必ずしも治る保証はないってじいちゃんもわかっているのです。
でも、ダルゴンは
「ああ、そうさ、何年も介護なんてできるかよ!
だったら3か月でなおしゃいいじゃねえか!
俺が死なせないよ!だからおやじとしてそばにいろよ!」
とじいちゃんにむかって激をとばします。
「俺の親父だろ?!」
ふたりとも、泣いちゃって……。



前回は照れくさくて、親父と息子になるだなんて言えなかったダルゴンだけど、
心はすっかりそのつもりだったんだよね……。

うん、うん……、ダルゴンや……。
あんたが言うと本当に三か月で治るんじゃないかと思うよ。
もし、亡くなってしまう運命でも、
最後まで家族に囲まれた余命を送ってほしい。
ベタだけど、泣ける。


2.おじさん失踪事件

こ、これは一大事。
ガマ社長がカマをかけてきたのを逆手にとって、
ナリムのおじさんが反撃することにしたのです。
「ナリムをアメリカから連れてきて、韓国で治療することにした。
必ず彼女の記憶を取り戻す」
しっかりガマ社長に宣言してしまいました。

社長はまたもやトッコ兄貴に頼んで、おじさんの車を襲わせます。
トッコ兄貴は前回のことがあるので、個人的な頼みは受けないと
断りかけますが、市場潰しに反対している社員だから、と言われ仕方なく。
車のフロントガラスをたたき割るくらいの脅しですが、
おじさんは誰が黒幕なのか、見当がついています。

もしもの時のために、ナリム一家の事故の真相?をビデオに告白し、
家の鍵や金庫の鍵と一緒にダルゴンに預けるのです。
自分の身に危険がせまっていることを感じたのですね。
でも、でも、ガマ社長はわざと事故を起こしてナリム一家を
殺しちゃったわけじゃないでしょ?
さすがに自らすすんで手を下すことはないのでは?

不安に思っていると、ガマ社長がおじさんを急に出張に連れ出します。
そして夜、ホテルのバーでべろべろに酔った社長は、
おじさんにからみだします。

結構お互いの手の内をさらけ出して怒鳴りあってるよ。

おじさんは飲まない人ですから、ナリムの記憶は必ず取り戻す!と
怒って素面のまま、バーを出ていきます。
ガマ社長は本気で酔っているようにも見えるし、
わざわざ出張なんかに連れてきて、やはり何か企んでいるようにも
思えます。

そして、はっと気づくと、そこは崖の上。
もうすっかり朝になっていて、ガマ社長は警察に囲まれています。
崖の少し下った先には、ナリムのおじさんの革靴が脱ぎ捨てられ、
車が放置されていました。
ガマ社長の背広には、あたかも争ったような汚れが……。
「わ、わたしは一体?」
ガマ社長は何も覚えていない様子。ほんとかな?
ナリムのおじさんは、そのまま行方不明になってしまいました。

オットッケ~!
しかし、これは逆にナリムおじさんの策略では?
危ないと思って、わざと事故にあったふりをして姿を隠し、
あわよくば警察にいろいろ捜査してもらおうと考えたのではないかしら?
ただそうなると、出張に連れてった社長の意図がわからない。
それとも酔ったふりして本当に社長がおじさんを突き落したのか?
そうだとしても、いなくなってしまったとはどういうことなのか?

ダルゴンは残されたビデオメッセージを見るしかないですね!


そして軽めの事件がふたつ。

1.ダルゴン・ヤンア・ブギョン・テギョンのダブルデート事件

割れてしまった額を直してきたダルゴンとヤンア。
重たい額を持った帰り道、ダルゴンが差し出した手にヤンアはテレテレ。
「まだ明るいのに……」
手をつなごうって誘われたと勘違いしてるんですね。
それに気付いてチッと思ってるヤンアも面白いです。
額を持ってやろうと手を出したダルゴンは、
「礼ぐらい言えよ。言えないなら映画おごれよ。まぁ俺がおごってやってもいいけど」
と、わけのわからない流れでヤンアを映画に誘います。

面倒な大人たちですね!

キャッと口元に手をやったりして、乙女みたいに
すごく嬉しそうなヤンアですが、帰ると家にはブギョン嬢が来ております。
ダルゴンに会いたかったんだって。
豪華なお料理を作って、じいちゃんと饅頭ばあさんにふるまうブギョン。
お嫁さんとしてのアピールはばっちり!
とかいってみんな疑似家族なんで、嫁として認められるかどうかって
どうでもいい話なんですけど。

束草で借りた洋服←ヤンアがダルゴンに買ってあげた服 を
ダルゴンに返すブギョンを見て、怒り心頭のヤンア。
しかもダルゴンは、市場の商品券を買ってくれそうな人を紹介してもらうため、
ブギョンに会いにいってしまうのだ!兄貴に会うって嘘ついて。

ところが、ブギョン嬢はテギョンを呼んで、ダブルデートを画策。
嫉妬メラメラのヤンアとダルゴンは、互いの相手を負かしてやろうと、
腕相撲とバスケット、カラオケの三番勝負!
例によって例のごとく、カラオケシーンはカットですけど……。
負けたダルゴンチームの罰ゲームは、キッスですとな?
この罰ゲームを提案したのはテギョンです。
発想が子ども……。

そんな罰ゲームなら大歓迎って感じでブギョン嬢がダルゴンのほっぺにちゅ。
「なんで勝手に罰ゲーム決めちゃうのよ!」
すんごく怒っちゃうヤンア。

おいおい、小学生か!

そんなことぐらいでイラッときちゃうのか!
どんだけダルゴンのこと好きなんですか。

帰り道の言い争いは痴話げんかだし。ちぇっ、犬も喰わないよ。

2.商品券売れちゃいました事件

なんだかんだ天然だけど、仕事はできて親切なブギョン。
ちゃんと商品券のさばき先を紹介してくれました。
行った先で、花壇の手入れをしているおじさんにあったふたり。
会長とは知らず、無礼をはたらいてしまい、商品券購入は白紙撤回。

困ってしまって、なんとか考え直してもらおうと、
夜討ち朝駆けで会長を待ちます。
花壇をめちゃめちゃにしたとき、ヤンアもあんまり態度よくなかったもんね。
謝ってはいたけど、お手伝いしないでさっと行っちゃったし。
今度はちゃんと手入れのお手伝いと、注意書きの補修までして、
誠意を見せるヤンアです。

会長の好物が刺身と聞き(本人からだけど……)
おいしいところを食べてもらおうと、ヤンアは氷水で手を冷やして会長を待ちます。
でも会長は海外出張だっておじさんが教えてくれます。(本人だけど……)

おじさんは、代わりに私に食べさせてくれないか?というのですが、
さすがに高い魚だからダメですよ、というヤンア。
でもダルゴンが、お金を出すから食べさせてやれって。
おじさんとじいちゃんを重ね合わせてたみたいです。
健康な時に好きなもの食べて、長生きしなさいよって。

この、ダルゴンの意外な優しさにほだされたおじさん(実は会長)は、
商品券全部購入を決め、ふたりは大喜びするのでした。
めでたしめでたし~。



つめたーくなったヤンアの手を、カップラーメンで温めてやるダルゴン。
ぎゅっと重ねた手が、ま、下心あり、というか、
なし崩しに仲直りしようというダルゴンの思惑というか……。
「あたしの手に何かのってるかしら?」とヤンアは冷たいのよ。

もう12話だから、残り4話なんだよね。
さすがに物語が最終話にむけて動き出す感じなのかしら?
ガマおじさんのあれは演技なのかどうなのか気になるところ。
でもわざわざ自分が疑われるようなことはしないか。

やたら出てくる、温めるだけで食べられるサムゲタン。
これはスポンサーの商品なんでしょうね。
ここまであからさまだと何気にわかるなぁ。
でも親子三人のいいシーンに演出されてたから、監督えらい。
おいしそうだし。

おっとっと、そんなものに気がいっていてはいけない。
おじさーん!どこにいってしまったのさー?


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