だいありぃ。

くろねこのつれづれなるにちじょう。

たまには役人ぽいことも書いてみる

2024-05-09 21:31:00 | 日常。
環境省の懇談会で発言者の発言ぶった切った(マイクオフにした)事案。

私だったらどうするかなー、、

とりあえずおしりとして大臣の新幹線があったということですね。これは絶対厳守であると。

あとの前提としては、毎年やってるということ(=発言が延びる可能性が高いことは経験則でわかるだろと)。

そういう前提でいえば、時間超過することは想定外なんて言い訳は論外で、そもそも普通に時間制限に慣れてる人達と会議やってても多少は延びるし。

大臣の時間のバッファが全くないなら、たとえば局長なり課長なり連れてきておいて、大臣は時間の許す限りはいますが新幹線の都合があるので場合により先に退出いたします、あとは事務方でお伺いしてしっかり持ち帰ります、とかじゃないかなぁ。よくあるパターンだと思うけどな。

あとはまぁ、時間厳守なら3分過ぎたらベルを頻繁に鳴らすとか、まとまらないならまとめてから後でお伺いしますので他の方を先にとか、3分のところたとえば10分過ぎても終わる気配がなくてどうしても遮らなければいけないなら申し訳ありませんが会場等の制限時間がございまして本日はそこまででお願いいたします、後日別途お話をお伺いしますとか、それなりに方法はあるけど。

まぁ、運営側としては、会議として押しちゃうと他の参加者の持ち時間減らし目でお願いしますとかアナウンスせざるをえないので、原則として持ち時間は守ってほしいです💧
↑これも事前調整してなかったとかの報道も見たんで、そういうことならロジが悪いとしか言えない。真面目に仕事しろ。

まぁ、国としていわば謝罪にいった場で、一応お話しお伺いしますが一人3分ね、過ぎたらマイクオフするから、話すチャンスはあげたでしょ?ってのはまぁアレだ、私から見ても誠意がないな。

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関係ないけど、最近役所用語って分かりづらいなーーーと自分でも思う場面があったのでメモ。✍

①「ご主張は承ったので内部で共有し、必要に応じ今後検討する」…一応言われたことは担当部局内で共有するけど、外圧なければたぶんそれで終わり

②「慎重な検討が必要」…いまのところ全くもって実現できる環境にないので、世の中や環境が変われば可能性は否定しないけどいま実現できるとは到底言えない。

③「持ち帰って検討する」…自分では判断できないので上司と(部下と)相談するが、感覚的にはできなくもないと思う。保証はできないけど。

④「〇〇の方向で検討している」…実現する方向で実務的な調整を行っている

こんなん分かるか!ってのもわかるんだけど、よく言われている「役所の「検討する」はやる気ない」といわれるのは前2者で、だいたいそれまでの間にできない理由は縷々説明したうえで、もうお互い納得はできないよね、というまとめの言葉としてこういう言い方をしますので、文脈で察してほしいなあ。。っていう。。

あと、絶対やらないとは言わないのは、条件や環境が変われば何事もやらないとは限らないからです💧

たとえば日本電電や国鉄、郵便局の民営化も、その10年20年前に言ってもかと慎重な検討が…だと思うし。

だから、「現段階では慎重な検討が必要と認識」とかいうわけで、「やらないということですね」と念押しする方もそこそこの割合でいますが、「やらないとは断言できない」ので、「はい」とも言えず、「慎重に検討が必要ということです」とオウム返しするしかないという。

意外と正直ベースで話してるんですよねぇ、話せないことはあるにせよ。。

嘘付いてるんでしょ!と言われることも多々あるんですが、嘘をつくのはものすごいコストなので(何万人も関係者がいるので、よほどうまくやらない限りバレる。そしてバレたら最後信用を失う)嘘を言う、つまり事実と反することを故意に言うって例は私は知らないなぁ。。

言い回しがわかりにくいのはそうかも💧

嘘をつかないで、各業界なり関係者に迷惑をかけないで、中身を正確に示して、ほかと紛れがないようにすると、役所用語になるんですよねぇ😥
コメント
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