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俳優の「育休宣言」をヒモ呼ばわり…「働く男」へのまなざしは変わらないのか?

2015-05-26 18:02:18 | 日常。
 表題のニュースを見ての感想。(こちら→
俳優の「育休宣言」をヒモ呼ばわり…「働く男」へのまなざしは変わらないのか?


 子供がいての育休というのとは違うと思うんだけど、うち、今単身赴任で。

 帯同できるかも、と言ってて、制度もあったんだけど、結局ダメだったんですよね。女性だったら普通なんだけどな、子供なしで帯同する人。まぁ、仕事休んで、というのは確かに珍しいので、最終的にどうなのかわかりませんが―
 やっぱり世間のとらえ方は男女で違うよね、という話。

 なかなか、プライベートと仕事のバランス、というのは理解されにくいですね。私は帰れるもんなら早く帰りたい人なので、そんなこと思ってもみない人たちからは目の敵にされたことも。

 
 言っても公務員ですから、一般の民間に比べて女性活用には積極的だし、その分男性も比較的家庭を言い訳にはできてると思うんだけど。たとえば、「子供寝かしつけないといけないので、今日はすみませんが自分の仕事をできるだけ早く終わらせて急いで帰ります」というのは全然普通。

 でも、それを理由に残業全部ダメ―とか、時短取ってまーすという男性はほとんど見かけないですね。。。

 今の40代くらいより下は比較的その辺フラットというか、おおそりゃ急いで帰れーみたいなところあるんだけど。バブル入社前後の人たちとは価値観が全然違うと思うなぁ。

 一生懸命仕事をする時期というのはあっていいと思うんですよ。きつかったし、辛かったけど、深夜まで必死に仕事をする経験というのは無駄にはなってない。若い時の苦労は買ってもせよというけど、そうやって100時間近く残業し続けたっていう経験は、自分の限界をある程度知るという意味で、ある意味正しいことだと思うわけです。

 ただね、例えば、妊娠してお腹大きくなってるのに深夜1時2時まで仕事してたりね。お子さん居るのに両親ともに連日タクシー帰りとかね。そういうのってどうにかならないんかなぁと思う。余計な仕事増やさなければなんとかなることって多いと思うんだけどなぁ。

 最初に子供が出来て、手がかからなくなって、熟とか行きはじめて、夜も子供だけで留守番できるようになるまでざっと15年くらいかかるとして。

 その間、男女ともにある程度仕事をセーブすることが出来る状態には、ならないんだろうか。

 たとえばだけど、23歳で社会人になって、5,6年で結婚して30手前で子供が出来て、40歳までは原則として最低週三日は定時でぴったり帰って必要に応じて在宅で対応、月一で有休をとる、という感じなら、そこまで会社に迷惑かけずに済むんじゃないだろうか。
 実際の会社は年齢構成が違うけど、仮にすべての世代が同じくらいいる職場だとすると、23歳~60歳までのうち、子育て世代は全体の40%強。そのうち7割くらいが結婚してるとして、そのひとたちが全員週3日定時で帰ったとしても、全体のうち残業が原則としてできなくなっちゃう人というのは、だいたい17,8%しかいないんですよね。決して大多数ではない。

 まぁ、その世代はイコール働き盛りの世代で、若手に預けてられない仕事を持ってたりとか、歳食うと無理が聞かないとか、色々あるので一言で数字だけでどうこうできる話ではないんだけど。

 ここ一年は踏ん張りどきだから悪いけど帰れなくなるからパートナーの仕事をセーブしてもらう、とか、決算期は2か月くらい夫婦二人とも深夜になっちゃうから祖父母に助けてもらう、とか、色々イレギュラーはあると思うけど、全体としての原則がそうなれば心身ともにだいぶ楽になると思うんだけどなぁ。

 もっと進んで、みんながそうなるといいですけどね。子供がいないならいないでやりたいことはたくさんあるし、プライベートは大事にしたい。100かゼロかで考えるから辛くなるんで、まぁ若手の皆さんには頑張っていただくとして、30位(社会人6から7年目)をめどに、せめて週2、3回は誰もが定時に帰るぞー、という。それで毎日9時に帰ってたのが残りの2日3日は終電になっちゃってもいいじゃない。そういう時間の使い方、できないものですかしらね。
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