ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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最近、講演で質問を受けることの2つ目なんですが、
「脱・構造化をどうのように進めますか?」と言うもの。

私はいつも、「なんのことだか?」と戸惑います。

「それは、構造化をゼロにするということだろうか?」と考えます。
それならば答えは簡単「構造化はなくなりませんし、なくなる必要はない」です。

聴覚障害の方の手話は一生を豊かにするコミュニケーションの方法です。
身体の障害方が利用される車椅子も、人生を豊かに歩いていく足です。
視覚障害の方の白い杖も同じです。

それらを無くすという発想は少ないはずです。
構造化も同じです。
構造化によって、質の高い、自立的な生活があれば良いのではないでしょうか?

もちろん構造化のレベル(例えば仕切りの高さ)を少なくすることは私もします。
構造化のタイプを変えることもします。
変化したり、微調整することがあっても、無くす発想は私にはありません。


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今日は、私が勤務しているS作業所の保護者会がありました。
S作業所の保護者会は、殆どが近くのレストランでの井戸端会っぽいもので、
お母さん方のパワー炸裂の会で私は少し押され気味なんです。

本当に色々な話が聞けます。笑い話もあれば、小さい時の辛かった話とか、
色々な話をいつも笑顔で私に伝えてくれるお母さん達を見ていつも「たくましか!!」
と思うのです。

私を含め、私の部下との共通認識はこうです。
私たちスタッフは保護者に提供できる様々な情報をもつ
(だから日ごろから研修を続ける)
お母さん方の中には、私たちが参考にすべき情報がある

自閉症の方は般化の問題がありますので、
作業所では見られないことを、家でしています。
また、作業所で出来てなくて、家で出来てることがあります。
それは有効な情報源です。だから親との連携を重要視しています。

これからも、あのお母さん方の笑顔を自分のご褒美に頑張りたいです。

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