ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



今、八戸のコンサルテーションから帰ってきました。

久々のコンサルテーションで、熱いコンサルテーションになりました。

施設は本当に地域で自閉症支援のリーダーシップをとっている施設です。

コンサルテーションは2年目ですが、本当に良い変化を見せてくれてます。(それは後半に・・・)

でも、さらに何がコンサルテーションができるのか。

今回コンサルテーション中の発言から、BLOGをみている皆さんにも参考になる部分を抜粋します。(結構、手厳しい発言です。でもこの施設は前向きに、すでにスタートしています。)


「なんで、(まだやってもいないで)もう支援のイメージがあるの?まだ特性しかわかってない。アセスメントからはじまるんだよ。まずはアセスメント。支援のイメージはその後。」

「アセスメントは特性だけじゃない。現場で、活動の中で、特性と環境の相互作用からの実態を見ることが重要。」

「個々の特性をもつ自閉症の方が、外部の環境、刺激、情報が入った時の反応をみるのが現場のアセスメント。」



これが本当に実践できれば、全体良い一歩ができる。
今回は、いくつかのフレームワークを伝えて、一貫した視点のアセスメントも課題になりました。


でも、本当に良い施設に進化しています。私の感動の発言もついでに。


「すごい。本当によくがんばってる。アイデア主義じゃない。過剰支援じゃない。」

「シンプル。ベッタベタのゴッチャゴチャの構造化ではなくシンプル。でも必要な構造化はしっかり個別化して実施している。それは利用者の動きを見ればわかる。」


コラボレーションも本当に広がってきているようですし。

何よりも、様々な移行のためのプランもかなり具体化されていました。


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あ~楽しい。充実した毎日。

1つ1つが意味深い出来事。(※1)

うまくいっている実践も。うまくいかない実践も。(※2)

見通しのある自分の中で整理されたプロセスも。整理しているプロセスも。(※2)

自分に刺激と学びをくれる先輩たちとのコラボレーション。(※3)

自分に勇気と気づきをくれる後輩とのコラボレーション。(※3)

自分にチャレンジする機会をくれる人たち。(※4)

気がつけばグッぐぐっ~と音を立てて広がるネットワーク。(※4)

こんなに充実していいのだろうか。

どうやったら、みんなが楽しく充実できるのだろうか。

そんなことばかり考える。

でも、それはよけないお世話だということも知ってる。

私にできるのは?

「自分は楽しい」と言う。

時には寄り添って、悩む。

機会や場面を準備する。(※5)

情報を提供する

環境をととのえる

みまもる…だけかな?


充実してますか?

はい。充実してますが。だから・・・感謝です。


※1:昨日、なんだか楽しくてコンサルティの前で「あ~楽しすぎる」とトレーニング中に叫んでしまった。小さな出来事も。小さな学びも。新鮮で豊かな意味に変わる。

※2:調整しながらすすめたり、プロセスで考えられなかったりすることは不幸だ。できないことで悩み行き詰まるのも不幸だ。次のアクションを起す。次のアクションが見つからなければ、基本や目的にかえって考えるそれは後退ではなく前向きなプロセスだ。


※3:自分が働きかけたのに、いつのまにか自分が学ばせてもらうことが多い。特にここ数ヶ月、スタッフや後輩からの学びは専門家として大きな一歩となるくらい影響があった。すごいのはそれを知る数人の後輩たちが自分との仕事や学びを楽しんでくれたり、埃に思ってくれる。

※4:本当にきっかけは小さな出来事。例えば、偶然にも同僚になるとか、偶然にも何かのプロジェクトメンバーになるとか、偶然にも同じセミナーを受けたとか。様々な機会で終わるのはもったいない。瞬時に相手に興味をもつ。瞬時に自分は何が貢献できるか考える。

※5:仲間たちに機会をつくることは私の大きな生きがいだ。理屈はない。私が今があるのは、周囲から機会を与えてもらったから。バトンみたいなものだ。


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