吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第109回目「ガルーダ鷲のポーズ」

2019-10-30 11:14:17 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第109回目
「ガルーダ鷲のポーズ」10月30日



ガルーダというのは鷲です。鷲といっても神様の乗る鷲です。
インドネシアで航空会社やレストランの名前によく使われています。

ここでよくフェニックスと混同されるようですが、違うみたいです。
ガルーダは火の鳥ではなくて、金の鳥だからです。

このポーズは初心者用ですが、肩が固い人は苦手なのです。
酢を飲んで体質改善しましょう。
1週間ほど飲み続けるならば、だいぶ柔らかくなります。

もちろんスプーン一杯くらいじゃあ効果は期待できません。
量には個人差がありますので、自分で実践して決めてもらうしかありません。
でも原液をそのまま飲んだりはしないでくださいね。
私は毎晩、焼酎に黒酢を入れて飲んでいます。別の意味で飲みすぎ注意です。

1)両手を前に差し出します。


2)交差します。


3)前腕を立てます。手の甲が内、手のひらは外を向かせます。ややこしいでね。


4)合掌するかのように手を合わせます。


5)そうしたら足も組みます。ひざを重ねてつま先をふくらはぎに引っ掛けます。

つま先はうまく引っ掛かりますか?左右やりやすい足がありますので、試してください。

6)腕と足を組んだら、全身を収縮するように縮めます。


7)つぼみが開いて花が咲くように伸び上がりましょう。
バランスがたいへん難しいのです。


●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第108回目「信念を崩壊させる片足鶴」

2019-10-29 12:33:36 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第108回目
「信念を崩壊させる片足鶴」10月29日



信念を崩壊させる?
良い意味にも悪い意味にも、とらえることができます。
ここでいう信念崩壊は、当然良い意味です。
脳のリミッターを外すということですね。すると眠っていた力や才能が開花します。

片足鶴のポーズで、なんでそんなことが可能なのかというと、
だって見るからに難しそうじゃあないですか。
簡単だという人は、既に達人の域にある人でしょう。

私も初めてチャレンジしたときには、こりゃダメだと思いました。
でも孔雀ポーズなんかで浮上感に慣れてしまうと、何としてでもやりたくなるもんです。
あとは毎日ちょこちょこ繰り返していると、ある日フワーッと浮上します。

その時、私の信念は崩壊しました。
すると今まで目に見えていなかったものが、見えるようになりました。
聞こえていなかったものが聞こえるようになりました。
幻覚や幻聴のことではありません。
中心が安定して高密度になると、物事のしくみが直感的に分かるようになります。

片足鶴はアレキサンダーテクニックのプライマリーコントロールを強力に働かせることが可能になります。
プライマリーコントロールは内に秘めた調整作用で、ヨガでいうクンダリニーです。

クンダリニーは下手に扱うと暴れてたいへんなことになります。
なぜ暴れるのかというと、
気道がふさがっているので、頭に向かってうまく流れることができないからです。
そうなると電気のショートが起きて厄介なことになるわけです。

長期間の瞑想だけでクンダリニーを起こした人は、おかしくなることがあります。
だからハタヨガはアサナで体をまず鍛えて、気道を開いておくのです。
すると陰と陽、静と動のバランスが乱れずに、クンダリニーを昇華できます。

1)片足鶴の手のポジション。

いくぶん逆ハの字に置くとよいです。手のひらは大きく開きましょう。
手の間隔もあまり広すぎないで、頭をマットにつけて三角形を作るようにします。

2)これが片足鶴のスタンバイです。
初心者の人がぶつかる最初の難関ですね。片足鶴をやるには、横足鶴が気軽にできることが最低スペックです。


3)頭を持ち上げたらアレキサンダーテクニックのダイレクションを思い出します。
「頭がリードして体が追従する」


4)ダイレクションのタイミングがうまく合うと、
プライマリーコントロールは発動して、インターナルアクションが起こります。

すると
「力なんかいらないもんね~何もしないのがコツなのさあ~」
と涼しい顔して言うことができます。
そうするとまたあいつは悔しがって、地団駄の踊りをするわけです。

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アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第107回目「横足鶴で中心エネルギー高密度化」

2019-10-29 11:17:07 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第107回目
「横足鶴で中心エネルギー高密度化」10月29日



横足の鶴はパールシュヴァバカアサナといいます。
浮上系ポーズの中では、比較的、取り組みやすい、
そして練習するだけでも丹田強化が即座に起こるので、
週末ワークショップや個人レッスンでもおこなっています。

疲れたときや元気が出ないときにやると、
瞬時に心変わりしてエネルギーアップします。

初めて体験する人は、あまりの急激な変化に、逆に怖くなってしまうこともあります。
面白いのが
「私はそういうのはへっちゃら。ぜんぜん大丈夫だよ」
という人が、いざ高密度なエネルギーに直面すると、おののいてしまうことがよくあります。

それでも数回やれば、すぐに効果を実感して、
完成ポーズまで一気にできちゃうと、中毒になります。
毎日やらずにはいられなくなります。
そして次から次へと難易度の高いアサナにチャレンジしていくんです。
ここまで来ると体も心も無敵といった感じになります。

1)両脚を左腕の外側に並べます。
そして片足を上げたり下げたりしてバランスを体に馴染ませます。小脳がやってくれるんです。


2)両足あげましょう。
ここまでやるだけでも十分にエネルギーが体の中心、丹田に集まってきます。
チャクラで言うと、マニプーラカとスヴァディシュターナの連携作用が出てきます。

エネルギー密度が高くなると、体温があがり発汗作用が出ます。
サウナに入って汗流すのとは、ぜんぜん違います。
外側を温めるのではなくて、体の芯から熱を出すんです。

3)両足を持ち上げた状態が、平気で楽しくできるようになったら、
頭を持ち上げるのも、もうそんなに難しくはありません。
背中の詰まりや、邪気・病気は吹き飛ばしましょう。空間も浄化されます。

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アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第106回目「シールシャアサナの変形」

2019-10-28 17:18:56 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第106回目
「シールシャアサナの変形」10月28日



シールシャアサナは頭頂をマットで支える逆立ちで、
ヨガには複数の変形ポーズがあります。

今回はバッダハスタ・シールシャアサナです。
腕を組むようにしてバランスします。

三転倒立ができれば、特に問題なくできますが、
手の置き方が変わると、バランス的にちょっと怖いです。
その怖さ、スリリング体験がアドレナリンを出して、体のエネルギーは高まるわけです。

スリリングな体験なら、どんな事でもアドレナリンは出ます。
だからギャンブルで巨額なお金をかけた勝敗ドキドキは、
外野で見ているだけでもアドレナリンは出ますが、そういうやり方では体は強くなりません。

また医療薬品のアドレナリン投与しても、やはり体は強くなりません。逆に副作用で危険です。

自分の体を積極的に動かしてこそ、有益なアドレナリンになります。

1)腕を組んで基本姿勢になります。


2)頭と首、背中に連続性を作ると、足は簡単に浮上できます。このバランス状態が最も大切です。

このとき額をマットにつけて支える人がいますが、お勧めできません。
アレキサンダーヨガでは頭頂を使います。

3)バランスがとれたら、もうこっちのもんです。開脚しましょう。


4)あとは自動的に足が上がっちゃいます。
腕の組み方が慣れないと、やっぱりちょっと怖い。
慎重にハラハラ感を楽しみましょう。(ドキドキはしません)


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アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第105回目「片足鶴で舞い上がろう!」

2019-10-28 11:08:44 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第105回目
「片足鶴で舞い上がろう!」10月28日



片足鶴のように難易度の高いアサナは、腕力だけではうまくいきません。
たとえ持ち上がっても苦しくなるので、せっかくの鶴がだいなしになってしまうのです。

片足鶴をはじめ、他の浮上系ポーズにも言えることですが、
「身軽さ」「上に行く」「舞い上がる」といったイメージ感が重要になります。

アレキサンダーテクニックでは、それを“Think UP”といって、
「やらないで思う」と教えています。エネルギーを上昇させるんです。

パワーヨガでもこうした教え方をしていたのですが、
残念なことに一時期、脱落者が続出してしまったのです。エネルギー負けです。
内気な人が、いきなり圧倒的なパワーのエネルギーに直面すると、おじけづいてしまうのです。

内気な原因は、丹田がスカスカなので、
大腰筋を鍛えるアサナをどんどん練習すれば、すぐに陽気になって元気になります。
怖いかもしれないけど、勇気を出して一歩踏み込みましょう。誰も襲ったりしませんから。

それで、舞い上がる秘訣として、片足鶴をやる前にピョンピョン飛び跳ねてください。
ピョンピョンというよりも、フワーン、フワーンという感じで舞いがるわけです。
ちょっとやってみると、これだけでもリフレッシュ効果はありますね。オフィスワークの人にも良いです。


そうしたら片足鶴です。

1)基本姿勢からスタンバイになります。


2)しばらくこの姿勢で安定。呼吸を整えましょう。


3)そこで息を吸ってグッととめて、クンバカします。全身全霊で両手でマットを押しつけます。
そこで“Think UP”舞い上がってください。


4)無重力状態をイメージするとうまくいきます。


5)さらに前腕を前に傾斜させながら、両肘を伸ばしていくと、ポーズ完成です!


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