吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク:頭と首と骨盤:姿勢7

2020-07-05 17:24:10 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク:頭と首と骨盤:姿勢7

前回の背中と肩甲骨の関係性をさらに発展させていきましょう。かなりテクニカルです。自分が今までやっていた動きとはまったく異なることにビックリするでしょう。「こんな気がする」だとか「こうだと思う」そして「そう感じる」とか誰もがよくありますが、実際にやってみると、多くは間違いなのです。そしてその間違った思いから今の自分が出来上がっていることをお忘れなく。

今回は左手の親指を左側の肩甲骨の下部突起に触れます。そして右手の甲を左側の肋骨に触れます。

1)左手で左の肩甲骨を右方向、同時に右手で右肋骨上の皮下組織を右に動かします。

2)すると胴体は右スパイラルでひねられて、背中は絞り上げられながら反り返ります。目線は上に向かいますね。

3)このとき左右の手の方向性は背中で右斜め下に向かいます。これはスパイラル筋膜の一部です。(写真は丸まって見えますが、錯覚です。背中はひねり上げられて反り返っています。)

4)次に左手で左肩甲骨を左、同時に右手で右肋骨の皮下組織を左方向に動かします。

5)すると今度は胴体がスパイラルでひねられて背中は丸まります。目線は左の床を向きます。

6)このとき左右の手の方向性は背中で右斜め上に向かいます。このスパイラルの動きを繰り返しましょう。

7)胸椎のが解放されて背中の流れがスーッと通ります。これがニュートラルです。

スパイラルの流れを理解して、今日もまた元気にパワーヨガやりましょう。もっと良い体にしましょう!

【アレクサンダーパワーヨガ Part-64】

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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク:頭と首と骨盤:姿勢6

2020-07-04 15:58:12 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク:頭と首と骨盤:姿勢6

みんなの大好きなアレクサンダーテクニークのお勉強です。姿勢1~5までは、そろそろ消化できたころだと思います。今回のを初めて見たという人は、慌てて6月25日のブログを見てください。また、これまでのものは著書「首からユルめる!」に豊富なイラストで、たっぷりと書いてありますので、ぜひ読んでください。

それで今回の「姿勢6」ですが、かなりテクニカルな操作です。頭の中がグチャグチャになる人もいるかもしれません。また指が肩甲骨に届かない人は、残念ですが体感できません。無理矢理やってもまったく無意味です。でもできる人は、不思議な体の世界に一歩踏み入れます。一度入ったら二度と抜け出ることはできません。さあ、どうしましょう?

1)左右の手の甲を背中の肋骨につけます。そして親指で肩甲骨の下部の突起に触れてください。このように手を配置すると肩甲骨が背中から浮き上がってスペースができますね。触ればすぐにわかるでしょう。

2)それでは第1操作の開始です。左右の手の甲で背中の皮下組織を左右に開くように動かします。そして同時に親指で左右の肩甲骨を背骨に向かって寄せ集めるように動かします。つまり手の甲と親指の動きが反対になるわけです。

ここですごく重要なことなんですけど、肩甲骨は背中じゃないんです。腕の一部なんです!驚いたでしょ?だから肋骨の動きと同じではなく逆方向に動くんです。

3)さてこのように手の操作をすると、胴体は丸まりますか?それとも反り返りますか?きわどいですねえ。答えは反り返ります。目線を上にして胸を開いてください。

4)次に第2の操作です。手の甲で左右の肋骨上の皮下組織を背骨に向かって寄せ集めます。同時に親指で肩甲骨を左右に開くように動かします。すると背中はどう動くでしょうか?賢いあなたなら、もうわかっていますよね?答えは目線が下に向かって丸まります。

もしも反り返ってしまったという人がいたら、それは操作方法を間違えているのです。きっと肩甲骨を中心に寄せ集めているはずです。あとは私に前世からの恨みがあって、何が何でも反対意見を言いたがる人でしょう。

背中が反り返るときには肩甲骨は中心に寄せ集まる。

背中が丸まるときには肩甲骨は左右に広がっていく。

5)そしてその中間がニュートラルです。

こうした体の気づきを理解して、今日も元気にパワーヨガやりましょう。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-63】

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アレクサンダーパワーヨガ講座:第387回目「バッダコーナ・アサナ」

2020-07-03 15:47:09 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第387回目「バッダコーナ・アサナ」7月3日

東京じゃ再び感染者が増えているけど、他国に比べたら全然マシですね。まあこれからも当分は気をゆるめないで、うっかり間違えたフリをして、夜の場所とかには行かないようにしましょう。

かわりに自宅でパワーヨガやりましょう。「疲れているのにそれどころじゃない」という人こそやるべきなのです。ヨガはそういう人のためにあるんです。やったらすぐに気分爽快で元気になりますからね。怠け脳にはスパルタで自分の背中をひっ叩いてでも、やらせるのです。甘やかしてはいけません。

1日最低7種類のアサナを実践しましょう。自分の好きなのを選んでやるといいです。そのうち一つはやったことないポーズにチャレンジします。足が上がらなかったらそれでもOKです。とにかくできるとこまでやれば十分以上に効果は出ます。

それで今回は、バッダコーナアサナです。シンプルながら骨盤底をかなり引き上げてくれます。

1)左右の足の裏どうしを合わせて、両手で持ちます。

2)足の裏どうしをお互い押し付け合ってください。そして目線を上にして反り返ります。第5腰椎(ボトムジョイント)をできるだけ引っ張り上げましょう。木の根っこを引き出す感じです。

3)次に頭を下げていきます。両手で足を股間に引き寄せてください。

4)両手を前に伸ばしましょう。

5)最後にナマステーで愛と平和の人になってください。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-62】

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アレクサンダーパワーヨガ講座:第386回目「バラドヴァージャ・アサナ」

2020-07-02 17:02:44 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第386回目「バラドヴァージャ・アサナ」7月2日

最近、外で歩きタバコ吸う人をよく見かけます。日本人です。コロナでフラストレーションが溜まると、わざとマナー違反や迷惑行為、不平不満を連発したがるみたいです。自ら災難を呼ぶようなものです。運も逃げていきますね。

7月の暑い日差しに当たって汗ダクダクのパワーヨガで鍛えると楽しくなりますよ。「幸運なんかいらん」と言っても勝手にやってきてしまいます。仕事が終わって自宅に帰ったら、ビール飲む前に、まず20分間パワーヨガをやりましょう。

バドラヴァージャアサナです。片足のパドマアサナで手を背中側から足をつかみます。私も昔はできなかったんですけど、今はそれなりになんとか、足をつかめるようになりました。

「健康には興味あるけど、何もそこまでしなくてもいいんじゃあないの?」という人がいますが、それだとたいていは三日坊主で終わってしまいます。

毎日続けることに意味があります。それにはチャレンジ意欲を出してアドレナリン中毒になる必要があります。たまに本当の中毒になってしまって、命がけの冒険スポーツまで行きつく人もいますが、パワーヨガで十分満足します。お金もマット買う程度ですむし自宅でスーパースリリングな体験ができます。

今回のバドラヴァージャは、スリリングというわけではありませんが、こういうのもやってみると、バラエティーに富んで飽きがきません。いつも新鮮な感じになりますね。

1)右足の半分だけのパドマアサナになります。

2)右手を背中に回して右足をつかみます。このとき届かない場合は左腕をつかんでください。

3)そして体を右にひねります。

4)左足を伸ばして前屈すると、アルダバッタ・パドマ・パスチモッターナアサナという、長ったらしい名前のポーズになります。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-61】Mayurasana

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アレクサンダーパワーヨガ講座:第385回目「パリヤンカ・アサナ」

2020-07-01 17:59:57 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第385回目「パリヤンカ・アサナ」7月1日

パリヤンカというのは、カウチ、ソファのことです。体が固い人がいきなりやると体を壊しますので、ヴィーラアサナからゆっくりと順番にできるとこまでやりましょう。ただしあんまり手ぬるすぎると体を鍛えることはできなくなりますので、チャレンジ意欲はやはり一番大切ですね。

人生の苦しみは治しても、またやってきます。時々「受け入れなさい。そうすれば楽になりますよ」という人もいますが、私はその路線にはまだ行きたくありません。だから治すことよりも鍛えて克服する。または新たな道を切り開くことに目を向けましょう。

1)女の子がよくやる足を外に出す正座をします。手で膝裏のふくらはぎを外に引き出してお尻を下げます。この時点でギブアップする人もいるかと思います。無理矢理我慢してもいいことはありません。そういう場合は他のアサナをやりましょう。体の応用力がついてから、再びチャレンジしてください。

2)楽に座れたら背中でナマステー、胸椎を上に送り出して胸を開きます。目線は天井です。

3)左右の肘をサポート用のマットにつけて仰向けになっていきます。いきなり仰向けになると危険ですので、少しづつやりましょう。

4)そして手を伸ばしたのが、スプラ・ヴィーラアサナです。

5)気持ちよくできたら、背中のサポートマットの高さを低くしていきます。

6)なんでもなかったら、サポートマットを全部抜き取ってしまいましょう。

7)手で足首をつかんで頭頂支点で反り返ります。これがパリヤンカアサナ。

8)余裕があったら、両手をマットについて頭を上げてブリッジになります。この先はカポタアサナになるのですが、まあ頑張ってできるもんじゃありませんので、今回はここまでです。

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