ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/30日 八ヶ岳北部の8つの峰を訪問 その3:三ッ岳で岩のⅠ峰・Ⅱ峰・Ⅲ峰を歩く。

2018-07-05 07:01:42 | 草花
今回の山歩きで、始めに八ヶ岳の北側の八つの峰を歩いたとしましたが、この岩山の三つの峰(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ峰)も一つずつを数のうちに入れました。
この3つの頂きを持つ岩山は縞枯れ山の下り道でチラリと見た時に実に素晴らしい、胸のすくようなフォルムを見せてくれました。

その時に写真を撮っておけばよかったのですが、手前の木の枝が邪魔していたので、もっと良く見える場所があるに違いないと勝手に決め込んで、写真に収めなかったのは残念の極みでした。
その後は、三つの岩峰を、纏めて写真に収めることのできる場所に恵まれませんでした。

この岩山を三つこなせば、今回の山歩きの8座のうちの、6座までが完了したことになります。

天池山の池 ↓

三ッ岳に取付いてある程度の高さになった時、後ろを振り返ると、池が見えています。あの高さにあるので、あれが天池山の池だと思います。
天池山の山頂からでは、木が邪魔をして行くことができませんでしたが、そうと分かった今は、次なる機会があれば、あのそばに行って見たいと思いました。



稲含山(いなふくみやま=1370m) ↓

この山も秀でた姿を見せていました。あれは西上州の群馬百名山の一つだそうで、高さこそ大したものではありませんが、そこからの展望は素晴らしいものがあるようです。 



岩場の道 ↓

三ッ岳Ⅰ峰への登りが始まり、このあたりからは、大岩を捕まえてよじ登るようになってきます。



ハクサンシャクナゲ ↓

”シャクナゲ”の花が、時々咲いた姿を見せて来ます。



三ッ岳Ⅰ峰 ↓

岩を攀じて、大岩の間の道を詰めると、まずはⅠ峰に着きます。 次なるⅡ峰目指して精力的に歩きます。



ハイマツ ↓

雄花が咲いています。


こちらはハイマツの球果です。



岩を攀じる ↓

鎖場が何度か出てきますが、鎖を使うことなく歩こうと決めています。



イワヒゲ ↓

岩に着いたこんな小さな”樹木”もあります。
Ⅰ峰からⅡ峰まで大岩がごろごろ転がった、実に歩きにくい通り道となっています。(これは道なんかではありませんよね)



これ見よがしに ↓

岩がこれ見よがしに招き寄せています。
このあたりで足を滑らせ、大岩にゴツンコして、顔面打撲します。



コメバツガザクラ ↓

コメバツガザクラは、雪が融けると、一番先に花を咲かせる高山植物かもしれません。雪が解けて、もうだいぶ日にちが経っていますが、花が残っていてくれました。



三ッ岳Ⅱ峰 ↓

Ⅱ峰に着きました。これで8つの峰のうちの5つを歩いて来たことになります。



Ⅲ峰を望む ↓

ズームアップするとⅢ峰の頂上標示が見えています。そこまでも大岩がごろごろした、実に歩きにくいルートを進んでいきます。危険は感じないのですが、一歩一歩の歩運びに気を遣い、煩わしく感じます。



天の鉾 ↓

来た道を振り返るときりっとした岩の鉾がありました。高さは5メートルくらいあったように見ました。



鎖場 ↓

ここでは通り道の岩という岩にアイゼンのひっかき傷が無数についています。
冬山で人気のコースなのでしょうね。冬晴れの日の岩稜上からの絶景はさぞかしと推測します。



ツガザクラ ↓

この極小低木にも優雅に花がついています。



コケモモ ↓

この花を見て、秋の実りを想像してワクワクします。



三ッ岳Ⅲ峰 ↓

ここまで来ると、あとは岩峰から注意深く下ることになります。



岩のヘツリ ↓

鎖やロープに触れずにこの岩山を歩こうと思いましたが、このヘツリだけはそれに頼ろうかという気持ちが一瞬だけ湧いてきました。



ハクサンシャクナゲ ↓

こういう花が出てくると、気持ちが随分落ち着きます。



イワヒゲ ↓

これが最後に見たイワヒゲとなりました。これからは岩場はなくなります。



三ツ岳と坪庭の分岐点 ↓

ここを直進して、北横岳の南峰と北峰を歩き、再びこちらに戻ってきます。





コメント (4)
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