ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

夜の月と朝の月 今の時期は昇って来た時は上弦で、沈むときに下弦

2022-12-17 04:11:25 | 草花
(コメント欄は20日頃に開けます。)

上弦の月・下弦の月と呼びますが、「弦」とは弓にあっては、その両端を結ぶ糸のこと。(つる・弓づる)
また、数学で「 弦」とは 弧の両端を結ぶ (直)線分を指す 。

つまり今の時期に見る「下弦の月」とは弦が下になっている状態の月の筈。

なのに、月が東の空から昇ってきたときは明らかに「上弦」になっている。
14日晩の東の空に昇った月 ↓

月齢20.8。

15日晩に東の空に昇った月 ↓

月齢21.7。
上の二つはみな、「弦が上を向いている」(=上弦)が、時季的に今は「下弦の月」の筈。



時間が経って、西の空に傾いた月は自身が時計回りに回転して弦を下に向ける。
15日朝の西空の月 ↓

月齢21.1。

16日朝西空の月 ↓

月齢22.0。
弦が下を向いている。 「下弦の月」とは西空に月が沈むときの状態を指すのではないかと判断した次第。
恐らく「上弦の月」はこの逆になるのであろうか。
コメント
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