ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

月がとっても細いから

2022-12-21 04:21:52 | 草花
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月の出るのがどんどん遅くなり、三河地方では今朝の月の出時刻は午前4時頃となってしまった。
それとともに月の身もどんどん細り、昼間に見つけることが困難になっている。

12/20日朝10時頃にやっと見つけた月 ↓

月齢26.1のこの月は「眉月」・「有明の月」・「二十六夜の月」とも呼ばれるそうだが、眉月の”眉毛”も21日の明るい日の中で見つけることは困難となっていることだろう。



雀 ↓

今のところこの4羽だけが常連となっている模様。


以下は18日に撮った星たち:

木星 ↓

衛星が4つ見えている。
♪麗しや天の河といひ木星といひ ♪  京極杞陽 
木星を詠んだ句は少ない。

すばる座 ↓

♪寒昴迷ひし時は歩き出す♪   高平乃布子   荒野に向かう道より 他に見えるものが無ければ、蒼白い頬っぺたのままに進んで行くのみか?


火星 ↓

赤い星が明るく輝き、今の星空で存在感抜群。

カシオペア ↓

目を凝らすと北寄りの空で星座として見ることが出来ます。ただしここからは弱弱しい光量である。
♪大吉のやうに懸りしカシオペア♪   佐藤守
カシオペアの句作も極めて少ない。


冬の大三角 ↓

正三角形に近い、冬の定番の美しい眺め。
この形状を詠んだ句は皆無であった。そこで小生が「はじめの一歩」を
♪色三様冬の大三角人の世も♪  亭主駄句   (小生のカメラ技術ではとても星の色を活写できない。)

そして明日は冬至。
♪教はりて若妻の買ふ冬至柚子♪   阪口良子
「冬至には柚子湯に入るもんだ」と八百屋のおっさんに教わり、義理買いした駆け出しの若奥さん。


♪小さきを選び冬至のカボチャ買ふ♪   戸田冨美子
お子達がとうに巣立った、老夫婦だけの家庭であろうか。


♪かち割りて冬至南瓜の鬱金かな♪   小林京子
まさかり南瓜とか言うのかこの南瓜は身が甘そう。


♪回想の柚子を撫でおる冬至の湯♪  駄句亭主

暖かくしてお過ごしください。
コメント
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