ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

高貴なお方たちを迎えるために・・・・・・皇太子ご夫妻安城にご来訪

2014-11-11 10:16:18 | 草花
皇太子ご夫妻は11月9日と10日に一泊で愛知県を訪問されました。
これは名古屋で国連教育科学文化機関(ユネスコ)などが主催する「持続可能な開発のための教育(ESD)」世界会議があり、これに臨席されたためでした。

そのあと足を伸ばされて、車で安城市を訪ね、県内の農工業用水「明治用水」と社会の関わりを学ぶ施設「水のかんきょう学習館」でESDの実践例として、地元の小学4年生75人が元気に環境学習に臨む様子を視察されることになっていました。

小生たち夫婦は野次馬になりきって、それを道端でお迎えする人波の一要素になりに行きました。
当初の予定では皇太子殿下がお一人で来られることになっていましたが、雅子妃殿下の体調が整い、急遽ご同伴ということになりました。
そのことまでは知りませんでしたので、沿道に並んで皆でお迎えしたときに同乗されている雅子妃殿下のお姿を見たときには温かいうれしい気持ちになりました。

ヘリコプター ↓

皇太子ご夫妻が到着される予定の「水のかんきょう学習館」の上空付近にはヘリコプターが一時間ほど前から来て、ホバーリングしていました。胴体に赤い帯が付いていますね。

出迎えの人たち ↓

沿道には思いのほかたくさんの人たちが来ています。人々を前にして警察官が三列に並ぶように・・・、お迎えするときは立ち上がっているように・・・・、列を崩さないように・・・・などといろいろの注意事項を言ってくれます。

白バイ ↓

皇太子ご夫妻の乗る車が来る前に白バイが散発的に走り抜けていきます。

お迎え ↓

「A」・「B」・「C」・「3」と記された4種類の車が間歇的に通りすぎた後にスムーズな流れの中で「御料車」(日本の天皇および皇族が乗車するための車)をお迎えします。
皇太子殿下は明るい笑顔で沿道の皆に手を振って行かれます。

雅子妃殿下 ↓

そのお隣に雅子妃殿下がお名前どおりの雅やかさで微笑んで見えました。

長い待ち時間の割にはほんの一瞬の出来事でしたが、将来の日本の象徴となられるお方を身近にお迎えすることが出来てありがたい一日でありました。

出来ることならば、いろいろな制約無しで、もっと間近にお迎えしたく思いもしましたが、警備する立場からしますと、これも致し方のないことなのでしょうね。

皇太子殿下は山歩きがお好きで、公務の合間にどうやら「深田百名山」を訪問されているようだ・・・・ということはもう20年ほど前に感じたことでした。
公務ご多忙な殿下が今でもそれを続けて見えるのかどうかは存じ上げませんが、小生としては同好の士たる殿下に勝手ながらも親近感を感じ続けてきたわけであります。

そして殿下がかつて「お守りする・・・」と誓われた、雅子妃殿下にも健康回復を希うものであります。
今度はどうかご家族で、再びご来訪していただきたいと願っています。
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11/04日 絶好の秋晴れでも遠くの山は霞んでしまう。

2014-11-07 07:12:29 | 草花
朝食後に空を見たら、澄んでいてとても良い秋空になっていましたので、用事を済ませてから、自転車で出掛けてみましたが、遠くの地際の辺りがどうも霞んでいるような感じで、肝心の山岳景観はヴェールに覆われているみたいで、不満足な状態でした。

これがほんの15年ほど前のことでしたら、抜群の眺めを得られるところですが、近年は冬晴れの空の下でも同じようにさえない見通しとなってしまいました。

恐らく支那大陸で発生した大気汚染物質が海を越えて日本にやってきているのでしょうが、なんとも迷惑な話です。
彼の国がいつか自己完結型の社会構造を創り上げてくれることを願わないわけには行きません。

木曽御嶽 ↓

ソフトで補正して山体を強調しました。噴煙を確認できます。

伊吹山 ↓

伊吹山は殆ど見えていませんが、これでも補正を重ねているのです。

恵那山 ↓

恵那山は比較的見えていました。

中央アルプス ↓

中央アルプスの峰々は薄くぼんやりと見えるかどうかの境目のところにあります。

蛇峠山 ↓

この前(11/03)日に山頂を歩いてきた蛇峠山も薄くぼんやり見えていました。(中央の背後)

本宮山 ↓

本宮山は電線の間に見えています。

桑谷山と遠望峰(とぼね) ↓

左側にレーダーのある桑谷山、右側にアンテナが何本か見える遠望峰(とぼね)があります。

ギンナン ↓

今年の収穫はこれだけになりました。

センボンヤリ ↓

まだ閉鎖花を持っています。種がたくさん飛び散ったことでしょうね。

ツメレンゲ ↓

花が下のほうから上に咲きあがってきています。この花によって寒さがこれからどんどん近づいてくることを予感させられますね。

ヤマラッキョウ ↓

野のものとは違って我が家のものはこれから本格的に花を咲かせてくるようです。

ツワブキ ↓

道路の辻でこの花を見ました。
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11/03日 治部坂峠 蛇峠山で紅葉の景色を楽しむ 帰途に月瀬の大杉 

2014-11-06 06:35:22 | 草花
この三連休の内の日曜と月曜に、二家族で秋の野山を楽しんできました。

場所は愛知県から長野県に抜ける国道153号線沿いの治部坂峠付近で、ついでに蛇峠山も歩いてきました。
治部坂峠は標高が1200mくらい有り、ここにスキー場があるくらい標高の高いところです。
そして、蛇峠山は標高1664mの二等三角点を持つ山で、山頂付近にレーダーやアンテナの立ち並ぶ山です。

子持ち桂 ↓

道筋に「子持ち桂」という看板があり、これは前々から気になっていたところでしたので、立ち寄ることにしました。心細いような山道を車で進み、たどり着いた場所の崖の下にこの木はありました。

子持ち桂 ↓

下まで降りてみると若夫婦が子授かりの祈願をしているところでした。桂の株はひこばえしていて、50株くらいがまとまっていて、樹高27m、ひこばえの外周は18mにもなるようです。
愛知県の天然記念物に指定されていました。

雨の上がった翌朝 ↓

宿舎に着くまでは雨降りでしたが、翌朝は素晴らしい上天気で、朝日を浴びた木々の葉は金色に輝いて見えました。

蛇峠山を歩く ↓

治部坂峠から蛇峠山に行ってみることにしました。
道のりは思っていたよりも長くて、未だ幼い孫を背負ってみたりして何とか蛇峠山のアンテナ群の立つ頂に着きました。 周辺にはまだマツムシソウが咲いています。

カマツカ ↓

道端にカマツカの赤い実がありました。

大川入山 ↓

9月には大川入山からこちらの蛇峠山を眺めましたが、今度は蛇峠山から大川入山を眺めます。

レーダー雨量計 ↓

山の手前の頂にこんな建物が出来ていました。以前に来たときには無かったものです。
この施設は電波を発射して、雨粒から反射された電波の強弱によって雨量を計測する装置のようです。

奥三河の山並み ↓


南アルプス ↓


白根三山と塩見岳 ↓


荒川岳(の悪沢岳)・赤石岳 ↓


山頂 ↓

少し離れた場所に二等三角点を持つ蛇峠山の山頂があります。

山頂の表示板 ↓


山頂の展望台 ↓


二等三角点 ↓


塩見岳 ↓


悪沢岳・赤石岳 ↓

この日は結局、富士山が見えませんでした。

ツツジ科の紅葉 ↓

さすがにツツジ科です。 素晴らしい紅葉を見せてくれます。

近くの山 ↓

こちらは恵那山・大川入山と地続きの山です。

電子基準点 ↓

むかし天測点のあった場所だったような気がしますが、新しい金ぴかのものが建っていました。
これは電子基準点といってGPS衛星からの電波を受信して、この場所の位置を観測するシステムのようです。

馬の背から南木曽岳 ↓

馬の背(標高1457m)という見晴らしの良いところから遠望します。

馬の背から蓼科山 ↓

ごく薄ぼんやりと蓼科山も見えていました。

月瀬の大杉 ↓

帰りの国道沿いで「月瀬の大杉」の案内が出ていました。これもかねてより気になっていたものですので、この際寄っていくことにしました。

月瀬の大杉 ↓

右脇に人が二人いますね。この樹のスケールの大きさが分かると思いますが、これは長野県では一番大きな樹木だということです。推定樹齢は1800年以上だそうです。

月瀬の大杉 ↓

1844年に江戸城の本丸が焼失したときには、この樹を使って復興しようとか、明治年間にこの樹を売却しようという話が起きたそうですが、そういうことを乗り越えて、今は国の天然記念物として地域の人たちから大切にされています。
ネットで知ったことですが全国の巨樹ランキングの三十何番目かにランクアップされていました。

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山野草から園芸種まで。 庭に見る秋の植物たち

2014-11-05 06:35:00 | 草花
11月の入りは雨でしたが、古来、やまない雨はなかったということですね。
ここに来て良い天気が再び戻ってきています。

狭くて雑な庭をチラッと眺めると、そろそろ生垣の刈り込みをせねばならない時期に来ていると感じました。

そんな中ですが、草木の花や実もささやかながら見られて、「やはり良いものだなぁ・・・」と感じている次第です。

アメジストセージ ↓

植えた始めの内は小さな塊でしたが、5年くらい経ったのでしょうか、今ではくしゃくしゃに蔓延っています。

ウマノスズクサ ↓

これもすごく蔓延りだしました。先日根を少し切りましたが、花を咲かせてきました。

カンアオイ ↓

夏の間は丸い葉をたくさんつけていましたが、急激に葉が少なくなりました。
ヨトウムシか何かの害虫にやられたのでしょうか。
そんな中でも花をたくさんつけてきました。

センボンヤリ ↓

センボンヤリは閉鎖花をたくさんつけて、その後種を飛ばしています。
このままにしておくと庭中にセンボンヤリが蔓延りそうです。

ナンテン ↓

木に力が付いてきたせいでしょうか、近年実が落ちなくなってきています。

ツメレンゲ ↓

ツメレンゲの花の穂では下のほうから花が開き始めています。

ヒゴスミレ ↓

こんな時期に一輪、花が付いていました。

ミセバヤ ↓

余所からいただいた一鉢ですが、夏の間その存在をうっかり忘れていました。
最近になってやっと気づき、日当たりの良い、風通しのある場所に持って来ました。
こんなに可愛い花を咲かせるのなら、来年はもっと身を入れてお付き合いしなければなりません。

ヤマラッキョウ ↓

東三河の地方都市郊外の休耕田で咲いていたものを頂いてきましたが、こんなに条件の悪い拙庭でも毎年花を咲かせてくれます。  あと少しで花が開きそうです。
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秋のお日和にサイクリング 自転車道路を三連水車まで周回

2014-11-04 06:47:40 | 草花
10月の最終週に小生の誕生日がありました。
その日も又と無いような好天で、71回目の”生誕祭”は自転車でプチ遠出をして一人でお祝いすることにしました。

皆さんが「それ様の」自転車に凝っているのとは対極的でありますが、小生の漕いでいるものは俗に言う”ママチャリ”ですね。
負け惜しみになりますが、こちらのほうが車体が重くて、エネルギー効率は相当に悪いようです。
同じ距離を走るのでも、相当筋力を使わされてしまうようです。
つまり、よりハードな道具であるということですね。
山歩きのために筋力強化と持久力アップを図るのにはこのほうが都合がよさそうだと強弁しておきましょう。

当地には幸いなことに近くを自転車と歩行者の専用道路が設けられています。
この道路は明治用水に沿って作られた道ですが、安城市から豊田市まで片道約36kmほどもあります。
これを「豊田・安城自転車道」または「豊田・安城サイクリングロード」と呼んでいます。

今回は昼食後の2時間くらいを目途にして、三連水車の場所を目指してそこを走ることにしました。

マートル ↓

ギンバイカ(銀梅花)とも言われ、夏におしべの目立つ花を咲かせますが、今の時期はこういう実を生らせています。この実と葉を用いてリキュールを作る地方もあるそうです。

桜並木の黄葉 ↓

桜並木の葉も色づき始めています。今のところ未だ”紅葉”ではなくて、”黄”葉のようですね。

今咲く桜 ↓

今花を見せる桜の木があり、その木の脇に「四季桜」と表示してありました。

アキグミ ↓

いつもの場所でアキグミを見上げて通ります。

トウネズミモチ ↓

トウネズミモチは”いたづらに”・・・・というほどにたくさん実をつけています。

三角点 ↓

芝生の中に四等三角点があります。

明治川神社 ↓

明治の時代に西三河の平野に用水を通すという遠大な事業を成し遂げた功労者たちが祀られています。

猿投山 ↓

安城市と豊田市の境目付近に来ていますが、見晴らしの良い場所に立ち、近くの山を見ます。
この山を猿投山といいますが、ここからですとこの山の右に木曽御嶽が見えるはずです。
目を凝らすとほんの幽かですが、噴煙が見えているのです。

本宮山 ↓

西三河と東三河の境に位置する本宮山も見えています。

西三河の山 ↓

西三河の山も近くに見えています。

恵那山 ↓

恵那山もわずかに視認出来ますが、この冬もこんな空ばかりが続くのでしょうか。
大陸から要らぬものが大気中に混入してきて、視界を著しく妨げてくれます。

トベラ ↓

トベラはまだ実が青いままですが、中には赤い実をはじけさせているものも出てきました。

雛形 ↓

昔は明治用水は地表を流れていましたが、今は暗渠化が進んで、ほとんどの場合、導水管内を流れています。 その導水管の断面のイメージがこれで、円形は実物大のようです。

三連水車 ↓

この水車はお仕事はしていなくて、観光用の風物だけになっているようです。

地蔵尊 ↓

いつもは手篤く祀られていましたが、今回は何かさびしげな装いです。

アオサギ ↓

久しぶりに近い距離で見ることができました。逆光線気味なのが残念。

帰りの道の跨線橋 ↓

跨線橋が二つ続いています。手前は国道一号を跨ぐもので、遠くは名鉄線を跨ぐ橋です。

家に着き、孫を保育園と小学校まで迎えに行き、孫たちとの時間を過ごします。
71歳の初日はこうして暮れました。
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