ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

秋晴れの一日 田畑周辺を歩く(下) :山岳景観や日没ショーほか

2014-11-03 06:58:26 | 草花
外を出歩く楽しみは、スケールの大小こそ違いがありますが、基本は同じことなのかもしれません。
つまり、身の回りの日常からの変化を求めているのかもしれないと思います。
これは小生だけのことかもしれませんが、毎日同じ道ばかりを歩いているとすぐに飽きてしまうのです。
そこで、いつも違う方向を歩くようにしていますし、違う風物に出会うとやはり嬉しいものです。

植物との出会いという点では季節変化があってそれなりに楽しめるのですが、足しげく通ううちに、どこに行けば何が見られるかということが予め分かってしまい、興趣を殺がれることにもなります。

今回のように絶好の秋日和ともなりますと、山岳景観を眺める楽しみが一つ加わるわけですから、心沸き立つものがあります。

ピラカンサス ↓

JRの線路沿いで、派手に実をつけていました。

ルコウソウ ↓

これもJRの線路沿いで、フェンスに絡んで咲いていました。

ガガイモ ↓

同じフェンスに絡んで、刈り取られずに奇跡的に残っていました。

ガガイモ ↓

その実の莢を持ち帰り、カッターナイフで切り開くと、美しい綿毛に包まれた種が出てきました。

ツメレンゲ ↓

ツメレンゲの花の塔が立ち上がってきています。

木曽御嶽 ↓

山の夕景色を見るために高楼に上がり、木曽御嶽方面を注視します。
前山の背後に、ボーっと霞んだ山体が僅かにあって、そこから噴煙が立ち上っているのが見えますね。

西三河の山 ↓

こちらは小生には馴染みの西三河の山です。

恵那山 ↓

恵那山も霞んでいます。

中央アルプス ↓

中央アルプスの連嶺も霞の彼方にあって、ほんの少しだけですが見えるような気がしますね。

鎌ヶ岳・御在所岳 ↓

鈴鹿の鎌ヶ岳と御在所岳は日の沈む方角のためにシルエットとなります。

伊吹山 ↓

伊吹山ももう少しすっきりと眺めたいところですね。

日没ショー① ↓

これから始まる日没ショーをじっくり眺めさせてもらいます。

日没ショー② ↓

山に半分入り、確かに日”没”という表現どおりになってきました。

日没ショー③ ↓

こうなると名残惜しくなってきます。

夕焼けの空 ↓

太陽が山の端に沈み、日暮れの最後の情景を飾っています。

空に月と飛行機雲 ↓

飛行機雲にも夕焼けが見られます。
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秋晴れの一日 田畑周辺を歩く(中):秋の花や紅葉、草木の稔りなど 

2014-11-02 07:15:12 | 草花
懸念されていたお天気はこの三連休中雨を食らわし続けてくれるのでしょうか。
お昼過ぎから泊まりで、家族旅行に出掛けるところですが、この分ですと旅館でピンポンをするしかないのかもしれませんね。

ところで健康維持のためにウォーキングを日課にされている方は多いことと思います。
現にわが山の神様は、それを精力的に取り入れているようです。

小生の場合はと言いますと、趣を少々異にしているようです。
山歩きが趣味の小生は、それに役立つように、少し、きつめに、多めに歩きますので、家に着いたときは汗をびっしょり掻いているような歩き方になってしまいます。

そんな中ではありますが、昼間ならばカメラを持って、何か「獲物」はないかとアンテナを張って歩いています。
それが夜間ですとウォーキング中にカメラを持つことがありませんから、運動密度はよりいっそう濃くなり、汗の出かたも相当量ということになります。

しかし、夜間に出歩くのは傍から見るとどこか不審者じみているようで、あまりやらないほうが良いのかもしれません。

今回は飛び切り良い秋空の下での散策であり、身も心も晴れ晴れとしています。

大豆畑 ↓

畑の大豆はしっかり実が入っているようです。

コスモス ↓

近頃はこのかわいい花で埋められた一面のコスモス畑をあまり見かけなくなりました。

ガマ ↓

畑の一角に木道が敷かれていて、自由に入って良い旨の看板が立っていました。
そこはミニ・ビオトープ風にしつらえてあり、水も引いてあるようです。
湿生植物もありましたが、このガマは努力して増やしているようです。

キカタバミ ↓

これはキカタバミでしょうか? それともオキザリスの変種かな?

タイワンフウの紅葉 ↓

端のほうから紅葉が始まりました。

マメアサガオ ↓

田んぼのあぜ道には朝顔の仲間がいろいろと有り、判別に苦労します。

ウチワサボテン ↓

大きくなるサボテンは、生垣代わりに使えるのでしょうか、門のところでこういう姿をたまに見ますね。  「うちわのようなもの」の先には実がついています。
辞めた女性大臣もこれを配っていたら、ノー・プロブレムだったかもですね。

イタビカズラ ↓

民家の邸内でこれが生えていて、市の天然記念物扱いされていました。
民家ですので立ち入りできず、近寄れません。

昔からある神明社 ↓

参道沿いに大きなヤマザクラの木が見えています。

堤防沿い ↓

この堤防沿いは春には、セイヨウカラシナが咲いて黄色く染まる場所だと思います。

ムラサキツメクサ ↓

ひとつだけポツンと咲いていました。

公共施設 ↓

人里から外れた場所にできた煙突付きの公共建物といえば廃棄物の焼却場となります。

JRの鉄橋 ↓

先ほどの堤防沿いの少しだけ下流で、ここにJR東海道本線の鉄橋が架かっています。

イチジク ↓

田んぼの端にイチジクの木がありました。ナイロン製の網を掛けた痕跡もあり、この実をアテにしている人があるようですが、小生も好奇心があり、どのくらいの美味さがあるのか試してみたくなり、一つ失敬しましたが、甘くもなくて、実が硬くてとても野鳥がついばんではくれそうにありませんでしたね。

排水機場 ↓

これは大雨で田んぼが冠水する前に、水を汲みだして川の本流に逃がす施設のように思いました。

コブシ ↓

奇妙な形の莢がはじけて、赤い種子が露出していました。
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秋晴れの一日 田畑周辺を歩く(上) 

2014-11-01 06:41:43 | 草花
11月の初日は雨で始まりましたが、十月末の週は願っても滅多にないような素晴らしい秋晴れの日が続きました。
これなら遠くの山岳景観も見えてくるに違いないと、思い込んで、付近の県営住宅の高楼に登ってみました。

14階建て ↓

このときは健康のために歩いていくことにしました。
建物に近づいて見上げます。

ハナミズキ ↓

建物の基部は公園になっており、その周辺にハナミズキが植えられています。季節ゆえに紅葉が見られます。

猿投山 ↓

地上から最上階まで階段が212段ありますが、別にエレベーターも付いています。
小生は山登りのつもりで外部階段をゆっくりと登っていきます。
登りついてから遠くを見ると、残念ながら毎度のことですが、霞んでしまっていて、近くの猿投山ですらもこんな有様です。
左側の尾根の中間点辺りから木曽御嶽が顔を出すのですが、最近はそれが見えなくなっています。

コサギ ↓

川沿いを歩いていると、コサギを見つけました。水面に集中していますね。小魚狙いのようです。

鯉 ↓

一尺を優に超すビッグサイズの鯉が悠然と泳いでいます。 このくらい大きくなるとサギが狙ってはこないようです。

エノキ ↓

道端のエノキには赤く色づいた実がなっています。

ダイサギか? ↓

こちらはダイサギでしょうかそれともチュウサギ?  区別が良くわかりません。

アキノノゲシ ↓

土砂の堆積地ではアキノノゲシが咲いています。

マルバアサガオか? ↓

区別の難しい朝顔が出てきました。マルバアサガオでしょうか? それとも庭から逃げ出した普通の朝顔なのでしょうか。

ホシアサガオ ↓

これはホシアサガオのようです。

マルバルコウ ↓

ヒルガオ科サツマイモ属のこの草はマルバルコウソウとも呼ばれていますね。

ノゲシ ↓

似たものが二つ続きます。こちらはノゲシ(ハルノノゲシ)で、

オニノゲシ ↓

こちらはオニノゲシのようです。

ローゼル ↓

ローゼルはアオイ科フヨウ属の西アフリカ原産の亜低木で、多分に熱帯性のものです。
萼と苞が肥厚して赤熟し、生食できます。 味は酸味があって、ジャムや酒、ハーブティー
などに利用されるようです。
葉は野菜として、茎は繊維として利用されるそうです。

ローゼル ↓

こちらは肥厚した萼と苞の部分です。

ホトケノザ ↓

まるで春のような景色ですね。
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